みちくさおじさん山を歩く

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No482新居浜市ツナクリ山 今年も早かったアケボノツツジ

ツナクリ山(1466m) 愛媛県新居浜市 2018・4・21(土)天気・晴れ メンバー・5人

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県道47大永山トンネル入り口手前から見上げるツナクリ山北面のアケボノツツジ(上の写真)と下の写真はちち山分れからのアップ。いずれも2013・5・12撮影。

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今年は桜をはじめ1週間以上も早い春の訪れです。アケボノツツジもそろそろ咲き始めたのでは・・・
と下調べもせずに出発です。

自宅を5:40出発、山友とは途中で待ち合わせ山陽道に入ります。
松山道を新居浜でおり、これまでは右折して新居浜市内に入っていましたが、左折して市内をカットする道ができており、新田橋で市内からの道と合流しますが、この道を走ると時間・距離とも短縮され便利になりました。
新田橋から県道47に入り山間部に入っていきます。マイントピア別子を右に見送り、鹿森ダムを過ぎ清滝トンネルを出てすぐの所を左折、舗装されていますが狭いつづら折れの道をどんどん登って行きます。
やがて右手に銅山の里自然の家や東平歴史資料館などの建物が現れ、少し開けたところに出ます。
このあたり東平(とうなる)は(天空の歴史遺産・東洋のマチュピチュ)と呼ばれ、かって栄えた住友鉱山の遺構があちこちに残されています。

広い駐車場がありますが、登山者用駐車場はその先少し下った所に設けられています。
到着時刻は8:30、広いスペースに5~6台が止まっているだけの閑散とした空気は、アケボノツツジがまだ見頃ではないことを物語っています。残念!


駐車場脇のミツバツツジと桜は満開です。
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この駐車場は西赤石登山登山によく使われる駐車場で、ずいぶん前に一度来ましたが全く記憶に残っていません。
8:45出発します。登山口は今車で走ってきた道をさらに登ります。
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舗装された車道はすぐに終わり登山道に変わります。はるか下にはに小女郎川が流れています。
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子供広場に出ました。

石垣の上に変電所跡の建物が見えます。この階段は西赤石山の登山口になります。
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広場の先の小橋を渡ると第三通洞で、登山道はトンネル手前を左に曲がります。
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トンネルをそっと覗くと、レールが残されています。
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以下は「新居浜市観光サイト」から抜粋させていただきました。

マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。
最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました。
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。

トンネル手前から道標に従い左へ。
9:20分岐です。左は柳谷コースで柳谷川に沿って登り、右は馬の背コースとあります。こちらの方が名前から展望が良さそうなので右を選びます。
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よく手入れされた道ですがあちこち石畳のところがあり、結構疲れます。しかし展望は期待外れでした。
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10:00分岐です。右大平抗・左銅山峰ヒュッテとあります。地形図を見るとヒュッテは銅山越へのルートから2~300m左に入った所にありますが、時間があれば帰りに寄るとして先を急ぎます。
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道標は大平抗方面とヒュッテの二方向しか書いてないので大平抗方面に入りましたが、少し歩いてからおかしいな、と気が付きました。
地形図では分岐からすぐ南に向かって急な尾根に取り付いていますが、今歩いているのはほぼ等高線に沿った平坦な道でしかも西に向かっています。

縮尺のかげんでよくわからなかったけど、よ~く地形図を見るとの、道標の立つ分岐のすぐ南に尾根に取り付く破線が記入されているではないですか。大失敗です。分岐まで戻りヒュッテ方面に数歩歩くと道標がありますした。角石原方面は急な尾根を指していますが、この道標反対方向を向いているので,下から登ってきた場合は裏側で見えません。
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急登で踏み跡は薄いですがこれが正解で、往復15分ほどのロスです。
高度50mほどの急登でしたが鉄塔の下の先で広い登山道に出ました。この道は?
あらためて地形図を見ると、少し遠回りになりますがこの道が記入されています。こちらを歩いたほうが急登はなく楽だったようです。

馬の背コースはその名前から展望を期待していましたが、ここに来てやっと狭い範囲の東側がのぞきました。中央が西赤石山で、その左がアケボノツツジで有名な兜岩のようです。
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十字路になっている銅山越に着きました。10:40です。ロスタイム込みで約2時間かかりました。
シーズン中なら登山者で賑わう銅山越ですが、人の気配もなく静まり返っています。反対側のメインルート日浦からの登山者の声も全く聞こえてきません。
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ここから西に向かい、まず西山に登ります。
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道標は西山を経て笹ケ峰約5時間とあります。
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今まで樹林帯の中だったので開放的な気分になりますね。この辺りは有名なツガザクラの群生地で登山道脇にはロープが張ってあります。満開になるのは5月中下旬あたりでしょうか。
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左前山の道標がありますが、通過します。
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前方に西山にが見えてきました。高度差80mほどですが、しんどそう・・・
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11:10西山に着きましたが、展望はありません。
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三角点は三等、点名は西山です。
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右は地図では登山道の記入がありませんが三の森で、ざっと1.7~8キロ、展望は良さそうです。ツナクリ山は左を取ります。
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西山から少し西に進むとガケの上に出て、西側の大展望が開けました。目的の目の前のツナクリ山の北斜面は・・・残念無念!登山者がいないのでまだ早いことはわかっていましたが、ピンクがポツポツと散らばっている程度です。すべての花が早い今年の春ですが、開花状況を確認すべきでした。
後方は冠山で左ツナクリ山の頂上に隠れているのが平家平です。
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少し位置を変えてみましょう。
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もう一度アップしてピンク色を探しますが・・・とにかくツナクリ山の頂上を踏んでおきましょう。
ただ直登の道が見えますが、きつそう。高度差110mほどの直登です。
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一度コルまで下りますが急斜面の滑りやすい道、逆方向の登りが大変です。
ポツポツと咲いているアケボノツツジ。
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分岐です。右は銅山越となっていますが、地形図を見ると一度谷に下り、途中からほぼ等高線に沿うように直接銅山越に出ます。帰り道に予定していましたが、西山の裾を巻くので大助かりです。
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途中からのぞく平家平とアケボノツツジ。
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南東方面の山。ブナの大木の大座礼山と激登の東光森山。すっきりとしたキレイな山容です。
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ツナクリ山の急登。この辺りのアケボノツツジはまだ冬枯れ状態です。
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11:55ようやくツナクリ山の頂上にたどり着きました。
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これといったピークもなく尾根上の通過点で、三角点もありません。また地形図では無名峰です。
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登山道から少し南に下がった所に一本のアケボノツツジが満開です。ちょうどお昼なので花の下でお弁当をいただきましょう。バックは三ツ森山と大座礼山。
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この木を目当てに降りてくる人が多いらしく、簡単な道ができています。
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12:25食事が終わったのでそろそろ下山しましょう。登ってきた東方面の展望です。西赤石から東赤石までキレイな山容が青空に浮かんでいます。
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一旦分岐まで戻り右へ、最初は涸沢沿いの道ですがやがて沢から離れます。
西山の裾を巻く道はほぼ等高線に沿っているので歩きやすいです。
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やがて分岐に出ました。牛車道かな?
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銅山越すぐ下の分岐です。
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13:10銅山越まで戻ってきました。家族連れ5名が休憩されています。西赤石に登ってこられたそうです。少しお話をして登ってきた道を引き返します。途中からちょっと寄り道をして銅山峰ヒュッテに寄ってみましょう。15分ほどでヒュッテ到着です。
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ここはかっての東平索道の終点角石原停車場跡で、ヒュッテは通年営業一泊二食¥6000で定員50名だそうです。

馬の背コースを下り、第三通洞に14:20に着きます。
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その先は子供広場です。数人が石段を下ってきました。西赤石の登山口ですが、変電所跡を見学されていた観光客のようです。
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14:30駐車場に帰ってきました。この東平の銅山跡の遺構は一度時間をかけてゆっくり見学したいものです。
14:50スタート、帰りは途中のマイントピア別子の温泉に入ります。道の駅になっていますが一部鉱山跡の施設を利用したレジャーランドになっており、温泉も併設、いついっても大勢の人で賑わっています。温泉はシルバー¥400と安いのも魅力です。
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季節先取りの今年の春ですが、アケボノツツジに関してはやはり5月に入ってからのようです。

駐車場スタート8:45→第三通洞9:00→馬の背分岐9:20→銅山越10:35→西山11:10→ツナクリ山11:55~12:25→銅山越13:10→銅山越ヒュッテ13:30→第三通洞14:20→駐車場14:30

(走行距離 約460キロ 歩行距離 約8.5キロ 累積標高差 約990m)

by hotaka443 | 2018-04-30 06:15

No481兵庫県多可町の妙見山(妙見富士)

妙見山(692.4m)兵庫県多可町 2018・3・11(日)天気・晴れ メンバー・4人

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6:30姫路出発、今日は岡山県の櫃ケ山に登る予定でしたが、播但道走行中に気が変わり、妙見山に登ることになりました。今日のメンバーさんはその時の気分で時々行先変更をする事があります。

妙見山は兵庫県に確か四座ありますが、今日は兵庫県中部に位置する多可町の妙見山です。
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R427高岸交差点から望む妙見山

高岸交差点を左折してすぐの三叉路を右折して直進、集落を過ぎたところに立派な(那珂ふれあい館)の建物があり、手前に広い駐車場があります。右の山がこれから登る妙見山です。
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途中で道を間違えロスがありましたが8時ジャスト着、準備を済ませ8:10出発します。駐車場の右側一帯は東山古墳群がありますが全くのNO知識.帰りに寄ってみましょう。
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山に向かう遊歩道を進みます。
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獣除けフエンスの扉を開け中に入ります。舗装された道がまっすぐ伸びています。
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駐車場から15分ほどで東山コース登山口です。
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階段を登ると広い登山です。
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5分足らずで1合目で、桜橋と書かれた古びた小橋を渡ります。
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視界のきかない雑木林の中ですが、登山道はよく整備されています。合目表示は奇数ごとに立てられています。
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7合目には(あまんじゃこの忘れ石)の説明文が。その石はどこにあった?
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9合目通過。
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大岩を過ぎると中町ネットワークと書かれた古びたログハウスが現れます。隙間からのぞくと屋根は崩れ落ち、室内は荒れ放題。倒壊して景観を損ねる事態にならないうちに対策を願いたいものです。
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山頂が見えてきました。
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9:55妙見山頂上です。三角点は二等、点名は妙見山です。
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展望は西側が開けています。右のマタニ山から左へ,笠形山までのパノラマを撮ったつもりが、途中笠形方面が切れていました。
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左千ケ峰と右マタニ山アップ。
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笠形方面です。
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時刻はまだ10時ですが、狭い山頂で早めの昼食にしましょう。
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のんびりと1時間ほど休憩、出発します。コースは引き返してもいいのですが、せっかくですから牧野コースで下山、回遊コースを歩きます。但し2キロ余りの苦手な林道歩きがありますが・・・・
頂上直下には救急箱が設置されています。親切ですね。
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東山コースに比べこちらのコースはあまり整備されていないようです。徐々に傾斜がきつくなってきました。
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逆コースの場合は結構しんどい登りです。
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5合目を過ぎると傾斜もゆるくなりヤレヤレ。
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3合目は林道終点になっています。時刻は11:45、山頂から50分で下りてきました。
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ここから正面の登山道を20分ほど歩くと牧野登山口、牧野大池と牧野キャンプ場がありますが、このまま林道を歩きます。しかし林道は曲がりくねっているので300mほどの近道になるだけです。
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林道脇の松が無残にもすべて枯れてしまっています。
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10分ほど歩くと牧野大池からの広い林道に出ました。
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ブラブラと歩くこと50分、東山登山口を通過、やがて獣除けフエンスまで帰ってきました。
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12:30駐車場に無事帰着,荷物を置いて古墳群を見学します。
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那珂ふれあい館で頂いたパンフレッドによると、妙見山一帯に200基以上の古墳があり、特に大規模な6~7世紀中頃に築造された16基のいち部を復元・修復、石室内部も見学できる、とあります。
残念ながらあまり古墳には関心がない方ですが、内部をのぞいてみます。

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入口に立つと古墳内部に照明が点くようになっています。
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古墳の入口脇の解説文。
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古墳見学を終え帰途に着きますが、ここまでくると美味しいアイスクリームの店に足が向ききます。
R427千ケ峰登山口に入る交差点の反対側にあるお店です。まわりに何もない田んぼに囲まれた小さなお店ですが、今日も大勢のお客さんです。冬場でも暖房の効いた店内で食べるアイスクリームはまた格別、遠方から来店される人が多いそうです。

岡山櫃ケ山に登る予定で朝早くでたので、15時過ぎには姫路に帰ってきました。下山後立ち寄る温泉も今日はカットします。

 駐車場出発8:10→東山登山口8:25→1合目8:30→5合目9:00→山頂9:55~10:55→5合目11:25→3合目林道終点11:45→東山登山口12:30→駐車場12:40  (歩行距離 約7・7キロ  累積標高差 約680m)
by hotaka443 | 2018-04-02 12:03