みちくさおじさん山を歩く

2014年 10月 20日 ( 1 )

No361-2 中央アルプス 伊奈川ダムより空木岳~越百山縦走

空木岳(2864m)~越百山(2163.6m) 長野県大桑村・飯島町・宮田村 2014・9・8(月)~11(水)
メンバー・4人


2日目・木曽殿山荘~越百小屋・・3日目・下山

b0185573_8335739.jpg


5時から朝食をいただき、5:30出発。いきなり空木まで高度差約360mはちょっぴりしんどいな~。
空木まで途中に二つのピークがあり、これは第一ピークです。
b0185573_8425557.jpg

45分ほどの急登で第一ピークに着きました。前には第二ピークが立ちはだかっています。
b0185573_8452631.jpg

第二ピークとその向こうに空木岳本峰、右は南駒ケ岳です。
b0185573_85416100.jpg

振り返ると、木曽駒と手前の小さなピークが宝剣岳。
b0185573_10442135.jpg

アップしてみます。
b0185573_1181891.jpg

第二ピークに登ります。巨大な花崗岩の間を縫って登ります。
b0185573_11151254.jpg

ガスの中から現れた巨岩。
b0185573_1117489.jpg
b0185573_1116514.jpg

第二ピークを目指して。右斜面の人影は米粒のよう。
b0185573_11175696.jpg

b0185573_11195676.jpg

あれが空木岳山頂かな
b0185573_1122557.jpg

7時ジャスト、空木岳山頂です。山小屋から1時間半かかりました。あいにくのガスです。
三角点は二等で点名は駒ケ岳です。
b0185573_1125594.jpg
b0185573_11244669.jpg

南駒ケ岳まで3キロ標示。
b0185573_11325259.jpg

中央アルプスも空木岳から南は登山者は激減、ほとんどの人は空木岳から東へ、この池山尾根を駒ケ根高原に下りられます。私も前回はこの尾根を登ってきて木曽駒の方に縦走しました。尾根上に無人の駒峰ヒュッテが見えます。
b0185573_16321774.jpg

これから南に向かって歩く縦走路。岩場のアップダウンが続きます。
b0185573_13424972.jpg

b0185573_13471349.jpg

始めて逆コースの若者に出合ました。昨夜は擂鉢漥避難小屋泊まりだったそうです。
b0185573_16261633.jpg

西の空にボンヤリと御嶽山が見えます。右端は乗鞍岳。
b0185573_16371770.jpg

振り返ると、ピークの連続。空木はどれ・・・?
b0185573_16422778.jpg

待ち受ける山々。越百山は仙涯嶺のまだ向こうで、ここからは見えません。
b0185573_170275.jpg

b0185573_2053579.jpg
b0185573_2054472.jpg

8:15狭い頂上の赤梛岳。
b0185573_2056105.jpg

歩いてきた方向を振り返ります。二つ目ノピークが空木岳。その左に宝剣岳と木曽駒ケ岳が見えます。
b0185573_2105338.jpg

左の谷底に赤い屋根の小屋が見えていますが、擂鉢漥避難小屋です。小屋のすぐ下はガケになっており、今も崩壊が続いている百間ナギで、狭いですがこのあたりは擂鉢漥カールと言われています。
b0185573_20261696.jpg

擂鉢漥避難小屋分岐です。避難小屋まで高低差150mあります。
b0185573_20281981.jpg

白い花崗岩と緑のハイマツそして青い空、コントラストがとっても美しいです。
b0185573_20291490.jpg

南駒ケ岳が近づいてきました。
b0185573_20295076.jpg

9:10南駒ケ岳山頂です。三角点はありません。
b0185573_2031388.jpg

深田久弥氏が中央アルプスから百名山を二座選ぶにあたって、空木か南駒のどちらにするか迷われたとか。結局20mあまり高く名前の響きがいいので空木を選ばれたそうです。
b0185573_20413412.jpg

b0185573_2124757.jpg

木曽駒・宝剣・伊那前岳をアップ。
b0185573_2184114.jpg

ここまでくると越百山は目の前です。左から二つ目のピークで、張り出す尾根を右に下ったコルに、赤い建物
の越百小屋が見えます。(矢印)
b0185573_14523483.jpg

小屋をアップで。
b0185573_14553973.jpg

越百山からさらに南に奥念丈岳、安平路山、摺古木山と続きますが、越百山以南は登山者が少なく、一部ヤ
ブ山になっているそうです。摺古木山には一度登って見たいのですが、林道が相当な悪路とか。

南アルプス方面は雲が多く、一部しか見えません。北アルプスからボンヤリ見えていた乗鞍や御嶽も見えなくなってしまいました。
b0185573_16213637.jpg

10分ほど休んで出発しましょう。岩場は続きます。
b0185573_154524.jpg

振り返る南駒ケ岳、赤梛岳、空木岳、木曽駒ケ岳などはっきり見えます。
b0185573_15171918.jpg

始めてみるチングルマの果実。
b0185573_15193380.jpg

女性が大半の12人のグループとすれ違います。昨夜は越百小屋泊まりで、団体の宿泊者がいるので無理、と断られたメンバーさん達です。
b0185573_1520361.jpg

b0185573_152329.jpg

断崖絶壁を通過。
b0185573_15241712.jpg

これを登りきると仙涯嶺か。
b0185573_1525475.jpg

10:30小広場になっている仙涯嶺に着きました。バックは南駒。
b0185573_15272569.jpg

中央のピークが越百山です。あと一息、と言いたいところですが、遠いなあ・・・・
b0185573_15342625.jpg

仙涯嶺が終わると岩場はほぼ終わりました。さてそろそろ越百山でしょうか。
b0185573_16293349.jpg

越百小屋がすぐ下に見えます。
b0185573_16413184.jpg

頂上が見えてきました。
b0185573_16303476.jpg

11:50越百山山頂着です。三角点は三等、点名は越百です。木曽殿山荘出発から実に6時間20分、ようやく縦走は終わりました。
かるくみていた空木以南ですが、岩場も多く、なかなかどうして結構厳しい、そして楽しめた縦走路でした。
b0185573_1634303.jpg

しばらく休憩していよいよ下山します。樹林帯に入り展望のない道をひたすら下り、12:40小さな越百小屋に着きました。
b0185573_16464341.jpg


申込み時に「必ず着替えを持参のこと」と念をおされましたが、なるほど、到着と同時に着替えさせられました。シュラフ使用のため、汗の匂いを残さないためだそうです。
定員30人となっていますが、ちいさな小屋だけに30名はどうかな・・・・

管理人はコーヒーにはうるさく、さっそく無料でなんとかの美味しいコーヒーを入れていただきました。

夕食はなんと木曽殿山荘と同じ おでん です。他にてんぷらで、通常は管理人一人でやりくりされているとのこと。仕入れはヘリは使わずボッカで、登山口のある林道まで標高差約1000m。2時間程で下りられるそうです。
b0185573_17165499.jpg

食後は何もすることがなく、シュラフにもぐって早々と眠りにつきました。

なお小屋到着の時間が早かったので下山してもよかったのですが、せっかく予約しているのだからキャンセルはまずいだろう・・・でお世話になることにしました。

3日目・下山

管理人は仕入れに下りられるのでバタバタされています。朝食を早目にいただき6時に出発します。
夜なかに雨が降ったらしく下が濡れています。薄暗い林の中をどんどん下ります。
b0185573_117318.jpg

途中で管理人に追い越されますが、さすが長年のボッカ、足の速い事はやいい事、あっという間に姿が見えなくなってしまいました。

入山者の少ないこのコース、たまにある道標も朽ちかけて文字もはっきり読めません。
b0185573_11115696.jpg

深い樹林帯の中をひたすら歩いて、ようやく林道沿いの福トチ沢に下りてきました。8時40分です。
b0185573_1113268.jpg

道標には越百山へ4時間、直接南駒ケ岳に登る道がありますが、5時間半とあります。
b0185573_1122673.jpg

林道はすぐに福栃橋を渡ります。ここからダムまで4.2キロ。ダムから駐車場までの1.5キロを引くと駐車場までの林道歩きは2.7キロ、登りの6.5キロにくらべるとラクチンです。

福栃沢はすぐに今朝沢に合流、美しい流れの渓谷に沿って下ると、やがて登りに歩いた林道に合流して今朝沢橋を渡ります。
すぐにゲートがありますが、ちょうど工事関係の車が入り、ゲートを締められるところです。
b0185573_11441588.jpg

9時ジャスト駐車場に着きました。
b0185573_11473547.jpg

9時30分駐車場を後にします。小さな伊奈川ダム。地形図によると、駐車場の下あたりに伊奈川第二地下発電所と記入されていますが、どのようなものか見てみたいですね。
b0185573_11501027.jpg

帰路はR256沿いの(あららぎ湯)で汗を流し、16:30に帰宅しました。

[参考データー]

9月10日
木曽殿山荘5:30→第一ピーク6:15→空木岳7:00~7:10→赤梛岳8:15→南駒ケ岳9:10~9:20→仙涯嶺10:30→越百山11:50~12:00→越百小屋12:40

9月11日
越百小屋6:00→登山口8:40→駐車場9:00

駐車場9:30⇒R19・256⇒あららぎ湯11:15~12:25⇒R256・19⇒中津川IC(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅16:35

(走行距離合計 約850キロ  歩行距離 約25.4  累積標高差 約2810m)





by hotaka443 | 2014-10-20 20:44 | Comments(0)