みちくさおじさん山を歩く

2014年 07月 31日 ( 1 )

No355奥飛騨の名峰位山~川上岳(かおれだけ)位山は断念

川上岳(1625・5m)岐阜県下呂市・高山市 2014・7:23(水) 天気・晴れ メンバー・2人

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何年も前から予定していた川上岳ですが、私からすれば距離的・日程的にも中途半端な山。同じ行くならすぐ近くの位山にも登りたいし・・・ということでなかなか機会がありませんでした。

しかしいつまでも迷っていたらそのうち行けなくなる、と決心、2日間の予定で出発することにしました。
ところが直前にヤボ用が発生。1日だけとなり、川上岳か位山にするか・・となれば川上岳です。

という事で23日の16時出発、東海北陸道の飛騨清見から工事中の中部縦貫道に入り、現在の最終IC高山で下車、21時に高山の宿に到着しました。川上岳はアクセスの悪い位置にあります。

[中部縦貫自動車道は福井北ICから松本の長野道までを結びますが、現在は福井県の一部と、この高山・清見道路、そして安房峠道路(安房トンネル)のみ開通]

翌日宿で朝食をのんびりいただき6:50に出発します。高山からR41を南下、飛騨一宮から県道98へ入ります。最初は直線の2車線道路ですが、途中から苅安峠に向かってヘアピンカーブの登りになり、やがて広い駐車場を持つ道の駅(モンデウス飛騨位山)に着きます。
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モンデウス飛騨位山スキー場のリフトが伸びていますが、位山登山口はずっと右にあり、このリフト終点1160mあたりに至るようです。もちろん位山ははるか彼方でここからは見えません。
この駐車場は位山登山者がよく仮眠されているようです。
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位山は叉の機会として98を南下します。高山・下呂市境にある(あららぎ湖)。
一周2キロの遊歩道をはじめ、諸設備完備の観光スポットだそうすです。バックの山は位山?
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道幅は狭くなり、位山峠を越えるとつづら折れになって山を下りますが、走行車両はほとんどありません。
人家が現れやがて山之口の集落になります。このあたりで右折するのですが・・・道標がないかウロウロします。すると、ありました。
案内標識は南方を向いているので、下呂方面から来ると一目でわかりますが、私は高山方面から、道路の上側から下ってきたのでわかりませんでした。
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最初は数軒の民家がありますが、やがて舗装は切れ、山之口川沿いをどんどん山の中に入っていきます。
各地の林道はよく走りますが、結構舗装されています。しかし5・5キロのこの林道はかなりの悪路で数回おなかをガリガリ。
普通車の場合よほど慎重に走らないといけません。どちらかというと四駆用の道ですね。
宿を出てから1時間10分かけた8時ジャスト、広い登山者用の駐車場に着きました。車は2台停まっています。
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登山口を飾る雑多な道標類。
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矢印の注意書きには「滑落事故発生」と書かれてありますが、この事故は山渓7月号にも掲載されていました。

それによると、3人PTのうちの65歳i男性が下山中、標高980m付近でガケから足を滑らせ70m滑落、頚椎損傷等で死亡とありました。山は全体が危険地帯です。他人事とは思わずに心して歩きましょう。
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8:10スタートです。ほぼ平坦な広い道を少し歩くと、大足谷に架かる丸太橋に着きます。以前は橋がなく渡渉で、増水時は裸足で渡渉していたそうです。
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橋を渡ると自然林の中のジグザグ道で高度を稼ぎます。
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かなり傷んだ鉄製の橋を渡ります。
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ここが滑落場所?テープが張ってありますが、すぐ右下に登ってきたジグザグ道が見えます。その下は急斜面ですが樹木が点在、どこにでもある山道です。こんな所で滑落?標高980mと言う事なのでこのあたりになりますが・・・
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その少し先、ジグザグ道の角にもテープがあります。覗きに行くと鋭いガケになっていますが、わざわざ覗きにいかない限り、普通は手前を歩くので滑落は考えられません。どちらが現場何だろう・・・
おっと 現場確認に来たのではないので推測はやめて先を急ぎましょう。
9:45 1430mあたりの尾根の小ピークに着きました。小休止します。ここからは傾斜も緩くなり、気持ちのいい道に変わります。
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途中樹間から川上岳がチラリと顔をのぞかせました。直進すればすぐですが、間を流れる大足谷の源頭部までほぼ平行に歩きます。
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登山口近くの丸太橋では轟音を立てて流れ落ちていますが,チョロチョロ程度の源頭部近くを渡ります。
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渡渉部からは少し急なジグザグ道に変わります。
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三差路に支柱から落ちた道標が草にまみれています。間違った道標で遭難騒ぎになった例もあるので、方向を確認し立てかけておきましょう。
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P1617あたりの分岐に着きました。
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分岐を右折少し歩くと、やっと見えてきました。素晴らしい草原の川上岳です。
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頂上とP1617の間にはドウダンツツジが密生しています。
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あとわずかです。
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10:55 川上岳頂上着です。ほとんど休憩なしで2時間45分、予定より少し早く着きました。
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一等三角点川上岳。
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そしてあたりを見渡して・・・ なんと360度の大展望は全て雲の中ではありませんか。白山、北アルプス、乗鞍、御嶽、・・・・残念!
この方向に乗鞍から北アルプスの峰々が見えるはずですが・・・すごく楽しみにしていただけに、悔しいですが、こればかりはどうしょうもありません。
ここから位山までは尾根上約8キロ、天空の遊歩道として整備され、人気のコースだそうです。また川上岳・位山・船山を位山三山とよばれているそうです。
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そのうち晴れてくれるのでは、と期待しお昼にします。しかし何時まで待っても雲はとれません。
樹木がなく、陽射しを遮るものがないので展望は諦め、下山しましょう。
時刻は11:20です。
右前方、日が陰っている1617峰に向かって出発します。北アルプスの大展望台には嫌われましたが、位山と川上岳を回遊するコースがあるので、機会があれば挑戦したいと思います。
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同じ道を黙々と引き返し、13:35、ようやく丸太橋が見えてきました。
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13:45 駐車場に帰ってきました。なんと下山に2時間25分もかかっており、登りより10分短いだけでした。
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13:55 出発。慎重に窪地を避けて下りますが、帰りもお腹をガリガリやってしまいました。県道98に出ると、
悪路のうっぷんを晴らすように快調に南下します。県道88に合流すると左折して少し走ると、(飛騨川温泉・しみずの湯)があります。
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行く先々で温泉に浸かるのも、楽しみのひとつ。静かな山峡の温泉で、今歩いてきた景色を反芻します。
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帰りは飛騨川の対岸を走るR41に出て、先週のように下呂の先から中津川に出て中央道に乗れば早く帰れますが、未知の山の中を走るのが楽しみの一つで、またまた走ってみたい道を用意してます。

温泉の後ろを流れる飛騨川を挟んで左岸がR41、右岸が県道88ですが88を南下、途中からR257に入り10キロほど走り、八幡・高山大規模林道に入ります。新しい大規模林道は古い国道顔負けで、2車線の立派な道路で通行車両も少なく快適です。

馬瀬トンネルで下呂市から郡上市へ抜け、ほとんど車が走らない県道86を郡上八幡に向かって走ります。
そして標高850mの小川峠から郡上八幡の標高500mまで、極細のヘアピンカーブで一気に下ります。

道路地図を見て、ものすごいつづら折れのこの県道86を一度走って見たかっただけに、大満足です。
郡上八幡からは東海北陸道に乗り21時、無事帰ってきました。

私は始めての山に行く時は道路地図を眺め、少々の遠回りでも走って見たいな、と想像をかきたてる道を探します。
但し快くお付き合いしてくれる人は限られますが・・・


[データー]

高山6:50⇒R41⇒県道98⇒山之口から林道へ入り終点登山口駐車場8:00

出発8:10→P1430尾根小広場9:45→大足谷源頭部渡渉10:15→P1617分岐10:45→川上岳10:55~11:20→渡渉地点12:00→尾根小広場12:30→駐車場13:45

出発13:55⇒林道・県道98・88⇒しみずの湯14:35~15:25⇒県道88⇒R257⇒八幡・高山大規模林道⇒県道86⇒R472⇒R256⇒郡上八幡IC(東海北陸・名神・中国・山陽)姫路東IC⇒自宅21:00

(走行距離 約850キロ 歩行キョリ 約9キロ 累積標高差 約870m)

by hotaka443 | 2014-07-31 16:03 | Comments(0)