みちくさおじさん山を歩く

2012年 05月 21日 ( 1 )

No216 若狭富士の青葉山・西峰から東峰へ

青葉山(693m) 福井県高浜町 2012.5.8 (火)天気・晴れ メンバー・4人 


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一年ぶりの青葉山だ。今回は登ったことがないというメンバーの案内である。
一昨日広島の恐羅漢山から帰ったばかりなので、このところ山通いだ。
しかし「山は逃げないが歳は逃げる」、こう自分に言ってきかせている昨今だ。

6時姫路出発。播但・中国から舞鶴若狭道に入り西紀SAで朝食。
舞鶴東で降りてR27の関屋交差点を左折、1.3キロほど走った所の 迷惑にならない道路のふくらみに8:00駐車する。
もう少し走れば広い駐車場があるが、帰りの事を考えると都合がいいのだ。
8:10出発。すぐ先の下山道との分岐に、松尾寺へのの上に「山菜採り厳禁」の注意書きがある。とにかく山菜が多い地だ。
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登り坂の舗装道路を道なりに行くと道沿いの斜面で山菜を採っている女性が。田畑でないので文句を言う人はいないだろう。
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800mほど行くと今寺集落の手前で左松尾寺の道標がある。地形図では破線だが、車が通れる舗装道だ。
しかし400mほど先の谷で行き止まりになっている。昨年は行き止まりからあぜ道を通り、上の広い道に出たが、今年も同じルートをとる。
さてどの田圃の畦を歩くと一番早く上の道路に出るか、思案中だ。田植えが終わったばかりのあぜ道でウロウロしていると,叱られそうである。
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結局広い車道を今寺経由で松尾寺に向かった方が早いようだ。
上の舗装道路に出た。地形図は破線だが、広い道路に変わっている。先年は4月末に訪れており、道路両側はトキワイカリソウが多く見られたが、今年はもう咲き終わっているようだ。これは?
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途中みちくさしながら松尾寺に近づくと、なにかザワザワした雰囲気が流れてきた。屋台も見える。この銀杏の大木は1119年鳥羽天皇が手植されたとかで、舞鶴市の文化戝に指定されているそうだ。
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正面参道ではなく、横から境内へ入る。松尾寺は西国三十三ヵ所第29番札所だ。
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松尾寺本堂。二重屋根の特異な形状をした宝形作りだ。今日は何かの行事がある日のようだが、まだ時間が早く参拝者はまばら。手持無沙汰の屋台でたいやき2ケ購入、半分づつ分けて食べる。売上に協力しよう。
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本堂と右手にある大師堂を結ぶ渡り廊下をくぐった所に、登山口がある。
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廊下をくぐると、賑やかなカエルの合唱が聞こえてきた。小さな流れの中を覗くと数匹のカエルがいる。近くの人の話ではここのカエルは有名らしい。近づいても逃げようともしないので、頭を触って見ても平気である。
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登山口は階段からスタートだ。
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階段を上がると竹林になるが,いたるところでお辞儀をしているのにビックリ。
4月3日、猛烈に発達しながら日本海を東進した爆弾低気圧のせいだろう。
爆弾低気圧とは、24時間に16hpa以上気圧が低下する低気圧をいうが、あの時は実に42hpaも急降下、超特大の爆弾低気圧だった。
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広い道から途中で右の登山道に入るのだが、倒れた木が道標を隠しており、注意しないと直進してしまいそうだ。
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登山道は至る所で倒木でふさがれており、石の鳥居も無残な状態になっている。
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ここまではほとんど起伏のない道だったが鳥居を過ぎると急な登りになり、植生もがらりと変わって美しい自然林の中を歩くようになる。道端にはトキワイカリソウが急に多くなってきた。
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何箇所も激登りにはロープが設置されている。
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教えてもらったが、すぐに「忘れた草」になってしまう。
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新緑が目に優しい。
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始めての皆さん、結構面白い山やな~
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トキワイカリソウは多いが、はじめて目が覚めるほどのきれいなイカリソウに出会えた。
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ちょっと私は色が濃すぎるかな?
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やっぱり清楚な白が一番だよ。
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いやいや何といってもピンクの方がキレイに決まっている。
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花は小粒だが、私だって負けないわよ
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私だって真っ白だよ
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なんといっても 目に優しいのは緑に決まっている!
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頂上手前の祠を通過
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11:00西峰に着いた。社の後ろの大岩が最高峰だが 三角点はない。
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日本海を見下ろす大パノラマが広がっているのだが、あいにくモヤっており、遠望はきかない。
越前岬や白山、遠く能登半島まで見えるのだが、湿気の多い今頃は無理のようだ。
右側の木の枝に隠されているが、高浜原発がある。
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南側を見ると、一昨年登った三国岳から養老山がかすんで見える。
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食事をしていると、大勢の地元の小学生のグループが、先生に引率されて登ってきたので、押し出されるように東峰に向かって出発する。
相変わらず白と紅紫というか、2種類のイカリソウが登山道に彩りを添えている。イワカガミもまだ元気だ。
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大師洞を通る。泰澄大師の修行場だったとか。
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見事なスミレ山
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東西の間は岩場が続く。かっては満足なハシゴやロープがなく、通過に苦労したものだ。
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12:30東峰に着いた。西峰より1m高いが、東西とも三角点はない。狭い山頂には祠がある。
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少し下った所に広場があり、ベンチが置いてある。少し先は崖になっており、展望はいいが危険なため柵がしてある。
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西峰を見る。
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東峰より15分ほどで馬の背の岩場に着いた。気持ちのいい風が吹き上げてくる。おやつタイムの小休止しよう。
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馬の背から5~6分下ると、金毘羅大権現が祀られている広場がある
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さらに少し下ると展望台に出た。相変わらずもやって視界はよくない。
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青少年旅行村と高野登山口の分岐に着く。
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東峰の下の斜面巻いてどんどん下ると、登山口手前の竹林に入る。
と、登山道のあちこちに、ニョキニョキとたけのこが頭をもたげている。
このままほおっておくと、登山道が竹に占領されて歩けなくなる。
善意の気持ちでと道の真ん中の一本を足で4~5回蹴飛ばすと、ポッキリ折れた。
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「もったいないからもらって帰ったら?」竹ヤブの中に投げ込む寸前にTさんの声。
今年は嫌になるほど たけのこ をいただいたが、捨てられるより私の胃袋に入れた方がたけのこも本望だかもわからない・・・なんちゃってザックに。
よく見ると、あちこちに たけのこ を剝いだ皮が散乱している。登山者が持ち帰ったのだ。
持ち主さん失礼します。
登山口に降りてきた。14時ちょうどになっている。
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高野の集落にはいると、最初の家に大きな文字で登山口の案内が書かれている。
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集落の中の細い道を歩いて行くと、ちょうど駐車地点の近くに出た。
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あぜ道のヤマブキを少し採りたい、との声に車を走らす。あちこちに「山菜採り禁止」の立て札があるが、田畑の山菜という意味だろう、と都合よく解釈し、土手の斜面に降りてフキを採っていると、上にパトカーが停まった。
う~ん、まいったな。”職務質問”されたらどう答えよう・・・しかしここは公道だから文句を言われる筋合いではないはずだ。
覚悟を決めて恐る恐る立ちあがって上を見ると、何のことはない、狭い道に私の車が邪魔をしているので、対向車を待っているだけだった。
あ~ ヤレヤレ、冷や汗ものだった。

山の汗と今の冷や汗を流すため温泉だ。青葉山の場合は舞鶴西IC近くの(たかお温泉・光の湯)が近い。
一区間だけ高速に乗り舞鶴西で降りる。
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[参考データー]

姫路6:00⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)舞鶴東IC⇒R27⇒関屋交差点左折、8:00高野集落手前駐車
出発8:10→松尾寺8:55~10:05→西峰11:00~11:55→東峰12:30→展望台13:15→分岐13:35
→高野登山口14:00→駐車地点14:10
出発14:40⇒高尾温泉15:05~16:10⇒姫路17:45

(走行距離310キロ  歩行距離 約7.3キロ 累積標高差 約750m)

by hotaka443 | 2012-05-21 09:37 | Comments(0)