みちくさおじさん山を歩く

2012年 05月 04日 ( 1 )

No212 四国寒風山から笹ケ峰へ 伊予富士・瓶ケ森は雨中止

寒風山(1763m)~笹ケ峰(1859.5m) 高知県いの町・愛媛県西条市 2012・4・29(日)
 天気・晴れのち曇り メンバー8人



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ゴールデンウイーク前半の29~30日は山仲間と四国行きだ。
29日は寒風山から笹ケ峰往復、30日は伊予富士と瓶ケ森の予定で5時に車2台で姫路を出発した。
30日の天気は?なので、どちらを先に登か・・・メンバーさんは始めてなのでどちらでもいいとのことなので、私にとっては7年ぶりになる笹ケ峰を先に登ることにした。他の3山は最近では昨年と一昨年に登っている。

吉備SAで朝食休憩をとり、R194旧寒風山隧道南出口の駐車場に9時ちょうどに着いた。しかし30台ちかく停められる駐車場はすでに満車。瓶ケ森林道に少し入った所に広場があるので そこに駐車する。
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9:25支度を済ませスタート。

石鎚山系元気ウオーキング大会による通行規制の案内が、冬期閉鎖用のゲートに取り付けられている。
ここから土小屋まで約26キロ、展望抜群の舗装林道だ。
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駐車場の端に登山口がある。
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最初はいきなりの急登だが、少しすると低木とササの快適な道に変わる。
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植生がササに変わると、右前方に冠山が独特の姿を現した。昨年5月に登ったが、素晴らしいあけぼのつつじの歓迎を受けた記憶が甦る。
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10:10一面ササ原の桑瀬峠に着いた。昔の土佐から伊予に抜ける峠で、登山道も北が寒風山、南が伊予富士とに分かれる。
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寒風山前衛の懸崖の絶壁が見える。
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10分ほど休憩して出発、ササ原を行く。振り返ると伊予富士が大きい。
ただ北東方面から見るとコブが並びどうしてこれが富士?といいたくなる。
一番高いピークが伊予富士で、南側から眺めるとコブが隠れ富士山らしく見える。
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懸崖が立ちはだかる。その向こうはP1630、寒風山は→のピークになる。
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懸崖はすそを巻くが,一帯は岩場でハシゴやロープが続く。
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この標識から一度下るが、コース唯一の要注意個所になる。
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最近では昨年の残雪期に登ったが、ロープ位置が高くて手が届かず、雪で滑りやすい狭い足場はノーアイゼンでヒヤヒヤものだった。
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岩場を無事通過、ヤレヤレと立ち止まり一息つき、雄大な景色に見とれる。バックは伊予富士。
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冠山がだいぶ近くなる。その右奥にモヤって見えにくいが、丸い形の平家平がのぞく。
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背の低い四国ザサの快適な道。
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11:20 大勢の登山者で賑わう寒風山に着いた。
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腹へった~の声があがるが、8人座って食事する場所がない。笹ケ峰ははるか彼方だし、途中のどこか適当な場所まで食事はおあずけで、出発だ。

左が笹ケ峰だが、その手前に深いコルがあり、まだまだ遠いな~ 右はちち山。その右で霞んでいる山は東赤石山のようだ。
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地形図では寒風山から一度1620mほどのコルまで下り、コルから笹ケ峰まで240mほどの登りになる。結構キツそうだ。目の前にそのコルが迫ってくる。
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コルへの下り
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間違って降りないようにステンレス製の通行止標識。以前はステンレス素材のままだったように記憶しているが・・・コルへの下りはササ原から一転、ゴツゴツ下岩場に変わる。
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ロープで最低鞍部に降り、再び登りになる。
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結構歩いたつもりなのに、まだ50分もかかるのか・・・急に南寄りの風がきつくなってきた。
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12:10寒風山から45分、もうアカン お昼にしよう。ちょうど南風が遮られるところで腰を下ろし座り込む。
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40分ばかりのんびりし、12:50 さあ笹ケ峰に向け出発だ。見上げる笹ケ峰。南斜面はコメツツジが群生している。
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まだ経験の浅い一人がペースダウン気味。それでも頑張って頂上を目指す。あと少しだ。
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振向けば石鎚山が。
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尾根を直接登らずに北斜面を巻き、北側の丸山荘からの道と合流する。正面丸山荘側から母子連れの姿が見える。元気な男の子、3歳だ。有人小屋の丸山荘からだと、1時間弱で山頂に立てる。
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13:45 ようやく笹ケ峰山頂に着いたが、猛烈な南風にじっと立っていられない。親子連れが石積みの蔭で身を寄せている。
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三角点は一等で点名は山名と同じく笹ケ峰。
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東南東方向に右冠山と左平家平がすぐそこだ。冠山へは2時間弱で行ける。
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北東は手前のちち山の左に、西赤石山から東赤石山にかけての山並みが連なっている。
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西の大展望のパノラマ。
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しかしこの強風、ゆっくりと大展望を楽しむ時間を与えてくれない。風の息に瞬間吹き飛ばされそうになる。

帰ってから12時の地上天気図を調べてみて納得だ。
紀伊半島東に高気圧があり、地上では風弱く晴れていることだろうが、2000m近い山頂では南寄りの強風が吹き荒れている。上海付近に延びてきた前線の影響だ。高い山では地上より一足早く天気は崩れる。(実際翌日は朝から雨になった)
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13:50 残念ながら5分ほどで下山だ。来た道を引き返し15:20寒風山に帰ってきた。賑わっていた登山者の姿はすでにない。
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特徴ある六つのコブの伊予富士を前にして寒風山にお別れだ。
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南の眼下にはR194が高知に向かって山合いを下っていく。
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懸崖あたりのハシゴ・ロープを通過、やっと桑瀬峠が見える所まで帰ってきた。
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16:20 桑瀬峠。高知側から風が吹き上がってくる。愛媛側への風の通り道で 寒いくらいだ。
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10分ほど休憩して駐車場に向けスタート。
多くの登山者で賑わっていたが人影もなく、展望のない樹林帯の静かな道をゆっくり下る。
ようやく駐車場が見えてきたが、すでに車の姿はない。
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17:20 無事下山、お疲れ様でした。
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本日は登山者が多いので店開きしていた寒風茶屋も店じまい。トンネルは旧R194の寒風山トンネル。
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17:30今夜の宿、道の駅も兼ねた木の香温泉に向かう。R194を高知に向かって下ってすぐだ。私は今日で3度目になる。
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4月30日 夜明けごろからパラパラしていたが、やんだすきに外に出てみる。ボンヤリしている寒風山。
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やがて本降になってきた。残念ながら本日の伊予富士、瓶ケ森は中止だ。

食後温泉につかり9時すぎ宿を出る。
途中吉備SAで早めの昼食をとり 13時半頃姫路に帰ってきた。

私にとっては7年ぶりの笹ケ峰に期待、過去は雨やガスで展望が得られなかったが、今回は強風とはいえ360度の展望に満足だった。

帰宅後天気図を見ると、昨日上海付近に延びていた雨を降らせる前線が、九州のすぐ南に近づいていた。
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by hotaka443 | 2012-05-04 07:13