みちくさおじさん山を歩く

2011年 03月 29日 ( 1 )

三草アルプス・大坂山から最高峰へ

大坂山(450m)~最高峰459m 兵庫県加東市・西脇市 2011・3・28 (月) 天気・晴れ メンバー 単独


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数曾寺谷を中心とするこのあたりの山々には一般的な登山コースはないが、一部のマニアの人たちが通っておられるお陰で、かなり踏み跡もしっかりしてきている。

私もこの山塊に何故か魅かれる一人だが、かといってヤブの中を突撃する勇気は持ち合わせていないので、どうしても踏み跡があるコースに限られてしまう。
今日は以前から気になっていながらチャンスがなかった、未登で無名の最高峰に、やっと登る事が出来た。

自宅を8:10に出発。播但道から中国道に入ると、東北関東大震災の応援に向かう数台の車に出合う。
この大変な時に、のんびり山歩きなどしていいのか、と思うことしきり。
                  
気持ちを切り替えて滝野社ICからR372に入り、右折三草山登山口の看板の手前を左に入り、橋を渡って右折、少し走ると左折「やしろ台」の看板があるので、そちらの方向に入る.
右手に山口集落の公民館があるので、ここをお借りすべきところを、横着して登山口の先まで車で入る.
本来は関係者以外は進入禁止、やしろ台の皆さまゴメンなさい.

数曾寺池の北の端近くで左の林道に入る.車高が低いのでガタガタ道でお腹をガリ!
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9:00 登山口を少し行き過ぎたあたりで駐車。このあたりは雨が降ると川になるのか、大小の石がゴロゴロ転がっている.
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高速を使うとわずか40分で、ETCを使うと¥650。R372では1時間~ほど.どちらを走るか迷うところだ。
9:10 準備をしてスタート.少しバックして文字が禿げてしまった関電の鉄塔巡視路標の立つ所を入る。
右の白い立て札.
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しばらくの間は快適な道だが、進むにつれ数曾寺谷の涸れた沢の中を歩く時もある.雨が降ると大変だ.
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9:25 下山はここに出てくる.鉄塔ナンバー左No166 右No167がほとんど消えかけているので、補修しておく.
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わずか80~90歩程歩くとNo166鉄塔入口だ.No167のコースは何度も歩いているが、No166は始めてなので楽しみだ.
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鉄塔までの150m高度の登りは結構急だが、さすが巡視路、道は広くて歩きよい。鉄塔が見えてきた.
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キレットコースの尾根に立つ165鉄塔と、先月登った金城山.右から2番目の山.
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鉄塔の手前だけ土質が異なり、岩も土も赤い.
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9:45 166鉄塔に着く。南を見るが、瀬戸内海方面はモヤって見えない.下の谷が数曾寺谷.景色を眺めながらコーヒータイムにしよう.
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帰りに歩く東側の尾根とNo167の赤白鉄塔.
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10分ほど休んで出発.鉄塔手前よりお待たせの岩稜地帯に入る.後の山は大坂山.
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必要ないと思われるクサリ場だが、ここは関電の巡視路員が対象だ.
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続いて転落防止用のクサリ場.
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振り返って見る岩場、と言うほどでもないが、やはり楽しいね。
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左の高い山は金城山.矢印は数曾寺峠から大坂山に登る途中の大きな展望岩.
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帰りの尾根の赤白鉄塔と三草山.もうすぐ向こうの道と合流する.
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10:10 赤白鉄塔からの道と合流する。この分岐、目印がないので過去何回も通っているがわからなかった.
あたりを探すと、少し下に白いテープがぶら下がっている.直進が赤白鉄塔で右下、岩の陰になっているのが今登ってきた道.
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大坂山はもうすぐだ.
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双耳峰が美しい無名の最高峰.どんな山か・・・ワクワクする. しかし道、あるのかな?最近はよく登られているようだが.
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10:25 大坂山に着いた.三等三角点三草山2がある.もちろん人影はない.
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6年ほど前だったか、始めて登った時は樹木が茂りほとんど展望がなかったので、次にきた時、少しだけ南の三草山が見える程度に無断で何本か木を切らせてもらったが、今では南側が大きく切り開かれ素晴らしい展望台になっている。その三草山以外はモヤって見えない.
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おにぎりを一ついただき10:35 頂上あたりが覗く最高峰に向かって出発.
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かなり人が入るようになったのか、はっきりした道になっている。快調に進んでいると、下りのシダコギで足跡を見失う.はてな?もう一度引き返し、キョロキョロあたりを探すと、まだ新しい赤テープを発見、ヤレヤレ.
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途中右にしっかりとした道を分ける。小さなテープにNo168鉄塔と書かれている.次にきたときに寄ってみよう.
ピークが見えてきた.頂上かなと思ったが、なんのなんのまだ先がある.双耳峰がはっきり見える.
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3つ程ピークを越すと11:05 最高峰に着いた.
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              山頂は狭い。北側が切り開かれ、眼下には二つのゴルフ場と、三角点、石金山、白山から妙見の山並みがボンヤリ見える。

すぐ西には大坂山と、金城山.
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三草山はちょうど正面になる.
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相当古いプレートが「数曾寺山」と書いて木に縛られている。禿げてしまっているので、持っていたマジックでなぞるが、数曾寺山ってあるのかな?多分登頂記念に適当に書いたのだろう.
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時間は少し早いが、お昼にしよう.時々下のR372を走る車の音が流れてくるだけで、静寂が山頂を包んでいる.カレーうどんを食べるが、ついさっき大坂山でおにぎりを食べたので、すぐに満タンになってしまった.

11:40 あと片付けを済ませ大坂山に向かって出発、12:05 大坂山通過.赤白鉄塔に向かって下山.
しばらくはシダコギだが、踏み跡はしっかりしている.
登ってきた道を右に見送り、気持ちのいい岩場歩きになる.快適だ.
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こちらのコースも岩場にクサリがある.こんな所に?と思うが、先ほどの分岐からは巡視路になり、登山者用ではない.
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岩尾根を振り返る.右が大坂山.
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登りに歩いたNo166鉄塔の岩尾根. 一部分だが日本庭園の趣が感じられるいい尾根だった. 
その向こう、No165鉄塔の立つ尾根も、岩稜とキレットのある楽しい尾根だ. 
右の方に槍のように尖った320mの山が見えるが、以前から気になっていたので、次の機会に登ってみよう.
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12:25 167赤白鉄塔に着いた。下から見上げると複雑な幾何学構造だ.コーヒータイムにしょう. 
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余談だが、以前にこの高圧線は相生市西部の西播変電所から、三木市北部の北摂変電所に入っている、と書いたが、その後調べてみると、相生火力発電所がスタートで、いくつかの変電所経由で福井の美浜原発、高速増殖炉もんじゅ、敦賀火力発電所などに届いている.高圧線の旅っていいな・・・・・
12:40 今日は快適な日和、たまには山の上でボーとしていたいが、そろそろ下山にかかろう.
あの一番高い324mのピークから右に下る.
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所どころにプラ階段が見えるが、大半は枯れ葉に隠れている.急な下りだ.
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勾配が緩くなると荒れた雑木林に変わる.倒木が多い.
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13:05 No167の標識の立つ谷沿いの道に降りてきた.ここから車まで15分くらいだ.
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7分ほど歩いてふと立ち止まる. No166の登山口から数曾寺峠まで、今後まず来ることはないだろうから、この際歩いておこう、と思いついたのだ. 

UターンしてNo167,166を通過,峠に向かう.2~3度徒渉もするがほぼ平坦な道が続く
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峠の手前で気持ちだけ坂道になり13:25 数曾寺峠に着いた.左キレットから三草アルプスへ、右は大坂山
、直進は西脇市方面になる.
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古い石柱がポツンと立っている.兵庫県砂防指定地○○下の字が読めない.上に向かう道は大坂山に至る.
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これで数曾寺谷は完走だ.Uターンして車に帰ろう.
13:55 峠から30分で駐車地点に戻ってきた. 帰る準備をしていると、屋根の上とフロントガラスの広範囲に鳥の糞がベッタリを発見.

ポットの残り湯をかけてゴシゴシするがなかなか取れない.
そのうちにワックスをかけてやれ、という気になりワックス作業.日頃洗車機のお世話になっているが、たまに手作業するのもいいものだ.
時計を見ると約1時間経過.まさか登山に来て車にワックスをかけるとは思わなかった。

14:50 ピカピカになった車スタート. 「宙色のたね」が見えてきた.ワックス仕事で喉が渇いているが、一人でお茶するはどうも苦手だが、思い切って・・・・通過 !
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15:35 自宅に帰ってきた.
宿題として残っていた最高峰とNo166鉄塔の快適な尾根をクリアー、楽しい一日でした.

(参考データー)

自宅出発8:10⇒砥堀ICより播但道・中国道 滝野社 IC⇒R372⇒三草山の標識手前を左折、やしろ台方向に⇒林道終点あたりに駐車9:00
スタート9:10→No166鉄塔入口9:25→166鉄塔9:45~9:55→赤白鉄塔分岐10:10~10:15大坂山10:25~10:35→最高峰11:05~11:40→大坂山12:05→No167赤白鉄塔12:25~12:40→数曾寺谷13:05→数曾寺峠13:25~13:30→駐車地点13:55
出発14:50⇒往路引き返し⇒自宅着15:35

(走行距離 約90キロ 歩行距離 約8キロ 累積標高差 約510m)

by hotaka443 | 2011-03-29 18:39