みちくさおじさん山を歩く

2009年 09月 24日 ( 1 )

八ケ岳(赤岳)2889.2m

硫黄岳~横岳~赤岳(ほとんど長野県) 2009.9.20~22 メンバー9人

3年ぶりの八ケ岳、シルバーウイークの渋滞を覚悟で5時、車2台で姫路を出発。
小牧JCTが渋滞しているので東海環状経由、以後は大渋滞もなく諏訪湖SAに到着する。SAより見る諏訪湖。
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諏訪南ICを12:15に降り、八ケ岳ズームラインへ。快晴の空にそびえる八ケ岳連峰はとっても美しい。
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以前は美濃戸口にゲートがあったが、今は奥の美濃戸まで車は入れる。しかし相当な悪路で、乗用車はお腹をこする覚悟がいる。右に左に忙しくハンドルを切るが、案の定1回ガリガリとやってしまっつた。13時前赤岳山荘の有料駐車場に着く。すぐ上に美濃戸山荘があり、この先から登山道となる。
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支度をして出発。今夜は2時間ほど先の赤岳鉱泉泊まりなので急ぐ必要はない。道は北沢と南沢に分かれるが、北沢を登り南沢を下る計画だ。
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柳川北沢の流れに沿って、1時間ほどの林道歩きで堰堤広場に着く。ここでコーヒータイムとする。
ここから登山道になり樹林帯の道は何度か美しい北沢を渡る。
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15:30赤岳鉱泉に到着。左上に赤岳がのぞく。
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左横岳から赤岳に続く岩尾根。
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キャンプ場より見上げる大同心(中央)と横岳の岩峰群。下の画像は縦走路からの大同心。頂上は小広場になっている。バックは阿弥陀岳。
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赤岳鉱泉の夜食。ステーキ、豚汁、フルーツ、サラダと豪華。ちなみに朝食は焼魚、納豆、みそ汁、サラダ、フルーツ、漬物だ。
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赤岳鉱泉の自慢は温泉。ゆったり4人は入れる。もちろん男女は別、混浴ではありません。
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山小屋での心配事は夜。しかし9名なので10人部屋を割り当てられ、布団1枚でグッスリ安眠出来た。ごちそうを食べ、温泉に入れ、とても山小屋とは思えない、が全員の感想だ。21日は赤岳展望荘泊まり。5時間も歩けば着くのでタップリ時間はある。
21日は6時前に出発。樹林帯の中をジグザグに登る。途中樹林帯の切れ間から左赤岳、右は朝日を浴びる阿弥陀岳。
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写真左の横岳の岩場は赤岳に続く。右は阿弥陀岳。
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やがて森林限界を超え、白砂とハイマツの赤岩の頭に着く。ここからは北八ツ方面の視界が広がる。
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20分ほど登れば石を敷きつめたような広大な広場の硫黄岳に着く。ガスに巻かれると方向が分からなくなる所だ。写真左は赤岳・右は阿弥陀岳。後方に南アの甲斐駒仙丈、鋸などの山並みが広がる。素晴らしい光景だ。西側はモヤがかかっているが、御嶽、乗鞍、目を凝らすと槍がかすかに見えた。
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この硫黄岳、山頂はなだらかだが、南北に爆裂火口跡があり、断崖絶壁になっている。仁和8年(888年)の爆発で東を流れる千曲川を堰どめ、大きな湖ができたといわれ、八ケ岳の東の日本一高い所を走るJR小海線にある小海、海の口などの地名は、その名残と言われている。
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硫黄岳山荘に着く。硫黄岳から硫黄岳山荘の間にはコマクサの群生地があり、この時期なのに名残の花がまだ咲いていた。硫黄岳山荘あたりは高山植物保護地域に指定されている。
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大同心の上を通過(10枚前の写真) 数人が座れる台地になっており、道が付いている。あの上に立ちたいとの声で下山路を探すが、取りつきがわからない。横岳の肩に富士山が顔を出した。
横岳のクサリ場にさしかかる。カニの横ばいの名前が付いている。横ばいと言えば劍だが、問題にならない。
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横岳の最高峰2829mに着く。但し横岳という山はなく地図では大権現なっており、横岳はこのあたりの岩峰の総称だ。狭い山頂に登山者が多いのですぐに下山。
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 次の小ピークで横岳をバックに昼食にする。左の小さく見える円錐形の山は蓼科山。
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石尊峰や鉾岳から日ノ岳あたりは岩場の連続だ。
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岩稜地帯が終わるといよいよ赤岳が迫ってくる。今夜の宿、赤岳展望荘も見える。
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13時ジャストに今夜の宿、赤岳展望荘に着く。ここに泊まるのは9年前のお盆休み以来だ。食事はバイキングで五右衛門風呂に入った記憶があるが、今も変わっていない。バックは赤岳。
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時間が早いので赤岳に登ることにする。ジグザグの急登だ。ガスが谷から駆け上がってきた。
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空荷なので30分で赤岳頂上小屋に着く。
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一等三角点の山頂は少し南になるが、狭い山頂は人でいっぱい。360度の展望は少し、前から湧いてきてガスですっかり隠されてしまった。残念!順番待ちで記念写真を撮り、追われるように早々に退散する。
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20分で展望荘に戻る。さて問題の部屋だが、下10人上5人の15人部屋で布団でなくシュラフが並べてある。これだと狭い間隔に多人数を収容でき、場所をとらない。山小屋でシュラフは初めてだ。食事の後、風呂に入りたかったけど、湯がほとんどなくなっている、とのことであきらめる。山頂なので水に限界があり仕方ないか。
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シュラフでは思うように寝返りもうてず、睡眠不足で朝を迎える。赤岳鉱泉とは天国と地獄だ。

22日、4時に外へ出ると強風とガスの世界だ。相談の結果、阿弥陀岳はパスに決定する。昨日のうちに赤岳頂上を踏んでいて結果的には良かった。今日の日の出は5:30、ガスが赤く染まりだし、いよいよ日の出の瞬間だ。ガスの中のご来光。感動の一瞬だ。富士山も雲海の上に顔をのぞかせる。
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東方面のガスは薄くなり奥秩父方面の山に日が登る。
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時間の経過とともにガスは薄くなり青空ものぞく。内心阿弥陀に行くべきだったな、の思いを断ち切って6:10スタート。横岳方面に5分ほど戻ると、行者小屋に降りる地蔵尾根がある。標高差400mほどの岩尾根を一気の激下りで、ハシゴ・クサリの連続だ。やがて岩場が終わり頃森林限界に入る。
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7時に行者小屋に着く。15分ほど休憩し、最後のコース、南沢沿いを美濃戸山荘に向け出発。
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南沢はしばらくは涸れ沢になっており、流れは地下にもぐっている。沢沿いの樹林帯の道は変化が乏しく、退屈だ。2時間弱でようやく美濃戸山荘に着く。ゆっくりとコーヒータイムをとり、いよいよ最後の難コース、林道走行だ。ここで知恵を絞り、乗用車組4人は運転手のみで走り3人は歩きとし、5人乗車のRV車が4人を美濃戸口に降ろし、Uターンして徒歩組を拾う事とする。運転手一人だと車高が高くなる計算だ。
しかし迎えに行こうとした時、早くも徒歩組は降りてきた。のろのろ走行だから、歩きとあまり変わらなかったようだ。ストレッチの後帰り道5キロほどの所にある「樅の木荘」の温泉500円で汗を流す。
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12:50に諏訪南ICに入り、いつも渋滞する恵那・瑞浪・多治見あたりもスイスイ。この調子だと早く帰れる、と思っていると、名神彦根~関ヶ原間事故渋滞16キロの標示。この渋滞を抜けるのに2時間あまりを要し、その後も事故渋滞があり、結局姫路着が21時半頃になる。

所要データ
9月20日(日)
姫路駅5:00⇒播但道・山陽道・中国道・名神・東海北陸道・東海環状・中央道諏訪南IC12:15⇒赤岳山荘P12:55  スタート13:25→[北沢]→堰堤広場14:20~14:45→赤岳鉱泉15:30
9月21日(月)
赤岳鉱泉6:55→赤岩の頭8:20~8:30→硫黄岳8:50~9:30→硫黄山荘9:50~10:10→横岳(大権現)10:10~10:15→三叉峰手前昼食11:20~1155→赤岳展望荘13:00
赤岳展望荘13:20→赤岳山頂13:50~14:10→赤岳展望荘14:30
9月22日(火)
赤岳展望荘6:10→地蔵仏6:15→[地蔵尾根]→行者小屋7:00~7:15→[南沢]→美濃戸山荘9:10
赤岳山荘P9:40⇒美濃戸口9:55~10:10⇒樅の木荘10:15(入浴)12:45⇒諏訪南IC12:50⇒中央道・名神・中国道・山陽道・播但道⇒姫路駅21:30

(走行距離970キロ 歩行距離約17・5キロ)





 
by hotaka443 | 2009-09-24 07:10