みちくさおじさん山を歩く

2009年 08月 26日 ( 1 )

大峰山脈・行者還岳1546.2m

行者還岳  2009.8.25 (火) 天気 晴れ メンバー二人

大普賢岳と弥山の中間にあり、鋭角の山容を誇る行者還岳は以前から気になっていた山である。
やっと訪れる機会がやってきたので、姫路のSさん宅を6時に出発した。途中ラッシュにぶつかったが、行者還トンネル西口に9時に到着した。平日にもかかわらず、すでに7~8台が停まっている。
(余談だが以前このトンネルを歩いた事がある。駐車場がいっぱいで東口に駐車して西口まで。明かりがなく通過する車にヒヤヒヤ。そして何よりも鼻をつままれてもわからな闇の世界。気持ワルかった~)
以前の行者還林道を国道に格上げしたが、国道らしき設備はなされていない。冬季は閉鎖だ。
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支度をして登山届を提出、弥山方面と同じ橋を渡る。
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すぐに左の斜面に取りつく踏み跡があるが、標識がないので見落としやすい。尚この道は地形図には記載されていないが、ほぼトンネルに沿うようにすぐ南に張り出した尾根を登り、1460mあたりのピークで奥駆道に合流しているのではないか、と思われるが、定かではない。GPSがあれば確認できるのだが・・・
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いきなりの急登で、しかも滑りやすいので木の枝をつかんで登る。ロープが設置してある所もある。
20分ほど登ると傾斜も緩くなり、はシャクナゲや笹があたりを埋めつくす道になり、40分ほどで奥駆道の縦走路に飛び出す。右は弥山、左が行者還岳~山上ケ岳方面だ。世界遺産に要録されてから、立派な石柱の標識が立てられている。
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奥駆道は笹原の中の快適な道だ。シロヤシオの木が多く有名なので、シーズンには花のトンネルになるだろう。ドウダンの木も混ざっている。
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すでに色を染めはじめた木もある。ドウダンツツジか・・・・
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大普賢岳が木々の間から顔をのぞかせた。
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笹原の中にトリカブトが咲いていた。花は終わっているが,クサタチバナの群生地らしき所を通過する。
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一部石灰岩の露出した場所があるが、緩いアップダウンのある、おおむね快適な笹原の道が続く。
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5~6年前に、新しく建て替えられた行者還小屋に着く。2階部屋もありかなり広い。炊事場の蛇口からは水も出る。
裏に雨水をためるタンクが設置されており、別棟にはトイレもある。
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小屋の裏が切り立ったガケの行者帰還岳だが、道は山の下を大きく巻き、遠回りして北側から戻るような格好で登る。
写真では傾斜がわからないが,急勾配の階段に突き当たった。手すりがないので四つん這いで登る。
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小屋から15分ほどで分岐に着く。右は山上ガ岳方面で、左が行者還岳だ
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背の低い笹原の急斜面を10分のど登ると山頂に着いた。シャクナゲやヤシオの木で山頂は囲まれている。
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古い3等三角点。三角点の文字は右書きだ。
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山頂で昼食をとる。展望は全くないが、少し東に行くと断崖の上に出る。南側が開け、下は足がすくむ垂直な断崖絶壁だ。広大な樹海が広がり、弥山・八経がそびえている。大峰の山は深い。
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景色を十分に堪能したので下山にかかる。同じ道を引き返すが、登りにつかった尾根までの直登道はパスし、少し遠回りになるが弥山からのコースをとることにした。右に登ってきた道を見送り、少し進むと第57番札所一ノ多和の、今にも倒れそうな小屋に着く。倒木が屋根を直撃している。
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2~3分でトンネル東口から登ってくる一ノ峠(地形図では土の右に上下と書いてある。読み方は?)との分岐に着く。
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やがて南下してきた道は西に向きをかえ、弥山方向に進む。バリコヤの頭とその右に稲村ガ岳が見える。
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やがて人の声が聞こえるようになり、弥山から下ってくる道に合流する。
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弥山組に混じって石のゴロゴロした歩きにくい道を一気に下る。以前の記憶ではこんな石ころだらけではなかったと思うのだが、雨で土が流されてしまったのだろうか・・・駐車場に15:15着。停まっている車はすべて弥山組のようだ。行者還岳では山上ガ岳から降りてきた単独の、相生から来たという男性に会ったのみだった。
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行者還岳の写真が一枚もないことに気付き、帰りの車窓からパチリ。しかし手前の山が邪魔をしてほんの一部しか見えないが、写真の右側が切り立った崖で、その下に山小屋がある。帰りは少し寄り道し、洞川温泉で汗を流して20時ころ無事帰宅した。

*古い地形図やガイドブックでは、ちょうど小屋の近くを高圧線が横切っているが、世界遺産に登録されることになり、撤去された。大川口からこの高圧線に沿って登山コースがあり、〇〇本目の鉄塔を、などと記されているが、鉄塔がないので要注意だ。

所要データー
姫路6:00⇒姫路BP・第二神明・阪神高速・阪和道・南阪奈道路葛城IC7:30⇒府道30号・R309⇒行者還トンネル西口駐車場9:00
駐車場発9:20→奥駆道縦走路10:00~10:10→行者還小屋11:00~11:10→行者・山上ガ岳分岐11:25→行者還岳山頂11:35~12:40→行者還小屋13:00~13:10→トンネル西口下山道分岐14:00→一ノ峠14:05→弥山道合流14:30~14:40→駐車場15:15
駐車場15:25⇒洞川温泉16:00~17:00⇒往路を引返し20:00姫路着
(走行距離約370キロ 登山距離約9キロ)

 
by hotaka443 | 2009-08-26 21:47 | Comments(0)