みちくさおじさん山を歩く

No538 香川の里山 天霧山から黒戸山へ

天霧山(382m)~弥谷山~黒戸山 周回 2022・1・16(日)天気/晴れ メンバー・4人
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冬場は少しでも暖かい南の四国へ、7年ほど前に登った香川県善通寺の低山に登ります。
6:30 姫路の山友宅を出発。山陽道吉備SAで山友が持ってきてくれたサンドイッチをいただきます。
山陽道では吉備SA,中国道では勝央SA、東行は草津PAが第一休憩所とする習慣になっています。
四国に入り高松道最初の出口観音寺で降りてR11を西へ。鳥坂峠の名物のおまんじゅう屋さんのある交差点を右へ。
71番札所の弥谷寺と道の駅みの の案内板を目標に5分ほどで道の駅に着きます。

広い駐車場はガラガラです。左の建物は下山後に入浴する温泉です。

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9:05天霧山に向かってスタート、道路反対側の71番札所弥谷寺に向かって舗装道路を登ると広場になっています。
舗装道路は左折、この先有料道路で、マイクロ以下通行可,乗用車優先の案内板。7年前はバスが運行されていました。
コロナで参拝者が減ったためでしょうか。
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登山口は道路を直進、バスの後ろ側になります。
弥谷寺の案内図と天霧上司の説明板。
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弥谷寺表参道を進むと仁王門です。
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階段が続きます。
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階段を登りきると金剛挙大菩薩の銅像です。
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次の階段を登ると大師堂です。
次は108段の階段で、登ると大師堂に着きます。
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108階階段が終わると左折、短い階段の奥が大師堂です。
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道順に沿って歩くと失敗作の多宝塔です。

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きれいに積まれた石垣上には大師像が。同じ大きさの石を上手に積み重ねられています。

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本堂に向かいます。
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9:30本堂に着きました。
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しばらく休憩して境内を離れ、天霧山に向かいます。最初は石段の道が続きますが、やがて登山道に変わります。
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弥谷寺からの遍路道は左に下っていきます。
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P306あたりから見る手霧山城址
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天霧山の急登手前の道標。犬返しの剣を登ります。犬も引き返すほどの急登という意味でしょうか。
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犬返しの剣はロープの張られた急登が続きます
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急登が終わると台地状の地形に変わります。天霧城本丸跡です。
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続いて二の丸跡、三の丸跡です。
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右側の木立の間から五岳の山並みが覗きます。
左から香色山、筆ノ山,我拝師山、中山,火上山で筆ノ山と我拝師山の間から除くきれいな三角錐の山は大麻山です。
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10:35天霧山城址です。建物跡もなく雑草に囲まれた小広場で、地形図では382mの標高点が記入されています。
ここが天霧山の最高峰です。
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但し三角点は少し東に下ったところのあり、360.1mで最高点より20m近く低い位置です。
三角点は位置の基準点であり、必ず山頂にあるとは限りません。
この表示板は360.3mと書かれていますが以前の測量値でしょう。
そういえば余談ですが,北アルプスの剱岳、古い地形図では3003mでしたが現在は2999m、
逆に北岳は1m高くなっています。
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木立に囲まれ展望がないのでUターン、黒戸山分岐に引き返します。

10:35 分岐に戻ってきました。右が天霧山で左が弥谷寺、上方が黒戸山方面です。
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10:55 途中に弥谷寺へ下る分岐があります。前回は黒戸山から引き返し、この道を下りました。
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以前下った道。少し位置が違うかな?
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普通登山道は枯葉でおおわれていますが、ウバメガシなので足元を気にすることなく快適に歩けます。
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展望のないウバメガシの密生した林の中を歩くこと20分弥谷山です。
三角点は4等石切谷です。

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展望のない尾根を黙々と歩きます。途中で下山予定の久保谷分岐を過ぎると12時ジャスト黒戸山に着きました。
ここも弥谷山同様展望はありません。三角点は4等黒戸山です。
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黒戸山から300mほど歩いたところに素晴らしい展望岩があるのでそこで食事をとる予定で小休止の後出発します。
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高度30mほど下り次の小さなピークのところで一人が「あ~疲れた、お腹すいたのでここでお昼にしようよ」と。
ここも茂みの向こうは岩場の小展望台になっています。見下ろすと手前瀬戸の海に小さな島浮かんでいます。
津島神社を祀る津島です。
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目的の展望岩場とそう変わらないのでここでお昼に決めました。

瀬戸の海にぽっかり浮かぶ津島。250mの橋で結ばれた神社だけの島で4等三角点津島が設置されています。
橋の手前にはJR予讃線の津島ノ宮駅がありますが、日本一営業日数の少ない駅で通常時刻表には記載がありません。
ただ津島神社の大祭が開催される8月4~5日のみ臨時停車、時刻表の6~8月号のみ掲載されます。
津島神社は子供の神様だそうです。
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西側の工場地帯と瀬戸内海。
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展望岩場はすぐそこですが、おなかがすいたの言葉に負け
風を避け岩場の下の登山道に座り込んでお昼にします。
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45分ほどのんびりしていましたが13:00、寒くなってきたの腰を上げますが
もう展望岩に行く気がなくなり、引き返すことにします。

黒戸山に引き返し、少し下ったところに久保谷への下山道分岐があります。
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13:15弥谷山への道と分かれ久保谷へ下ります。ジグザグ道からの展望。
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急斜面の混ざった登山道はやがて登山口に着きました。獣除け柵を開いて外に出ます。
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田んぼの中を歩いて県道221に出ます。
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舗装道路をテクテク、途中で弥谷寺方面へ左折。
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苦手な舗装道路を約1.5キロ、14:25駐車場に帰ってきました。

駐車場から見上げるP326。弥谷山と黒戸山の中間にあります。
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登山靴を履き替え駐車場横のいやだに温泉でのんびりします。
7年前に来たときは入浴料1500円、山屋さんの入る料金ではない、と観音寺の温泉に入りましたが
現在は値下げされ700円です。

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温泉を15:40出発、途中で讃岐うどんをいただき18:10無事姫路に帰ってきました。

このコース、ほとんど展望もなく、歩くだけなのでトレーニング向きといえます。
ただ西国71番札所の弥谷寺は規模も大きく、静寂の中を歩いていると心洗われる思いがします。

(データー) 走行距離 約340キロ 歩行距離 約8.8キロ 累積標高差 約700m
姫路6:35⇒山陽道・瀬戸中央道・高松道善通寺IC⇒R319・R11⇒鳥坂交差点右折⇒道の駅みの・弥谷寺の道標
⇒道の駅みの8:55着 
スタート9:05→弥谷寺本堂9:30~9:40→天霧山三角点10:35→黒戸山分岐10:55→弥谷山11:15
黒戸山12:00→展望台手前昼食12:15~13:00→黒戸山13:10→久保谷登山口分岐13:13→登山口13:45→
道の駅みの14:25→みの温泉・大師の湯~15:40⇒姫路18:10

このところ何事も面倒くさくなり、昨年は25座ほどがアップ出来ませんでした
今年は頑張ります

by hotaka443 | 2022-02-21 15:22 | Comments(0)