みちくさおじさん山を歩く

No492 ヒルの大群恐れず突破!兵庫三郡山

三郡山(950m) 兵庫県宍粟市他 2017・8・20 (日)天気・晴れ メンバー・4人



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相変わらず外出できないので、過去の記録です。

Aさんより三郡山のお誘いを受けましたが、はじめて聞く山名です。宍粟市の北の端だそうですが地形図を調べても見当たりません。地形図のどのあたりかもわからないので、地形図無しでAさんに連れて行ってもらうことにします。
Aさんは宍粟市発行の概略図を持っておられるので、何とかなるでしょう。

R29を北上、宍粟市の安積橋の手前から県道6に入り、10キロほどでR429が左から合流してきます。
429を9キロほど走ると左側に三郡山の案内表示があり、細い道に入ります。奥組という集落を抜け分岐から1.5キロほどで簡易水道施設の建物手前に広い駐車場に入ります。
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8:40準備を済ませ出発、川沿いの道を北上します。
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5分ほどで沢から離れ斜面に取り付きます。
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薄暗い植林の道、思わず足元に視線を落とします。ヤマヒルです。
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兵庫県は播磨中部から但馬南部にかけてと丹波西部、そして淡路島南東部に多く生息しているといわれますが、全国的に見ると秋田・岩手あたりからから九州までが生息範囲だとか。しかしお隣岡山県はヤマヒルの報告がないそうです。私もよく岡山の山に入りますが、まだ遭遇した経験はありません。

踏跡はまばらで、ほとんど人が入った形跡がありません。
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この辺りは登山道らしき道ができています。
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ふと足元に眼をやると、でた~! ヒルが靴に張り付き、足首めがけて這い上がってきます。よく見ると靴の横にも2匹が・・・Aさんが酢を入れたスプレーを持参してきたので、お借りしてシュー。コロリと落ちます。
私もヒル除けスプレーを購入していますが、持ってくるべきだったと反省。
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もう視線は足元ばかり。次から次にヒルが酢のかかっていないわずかの隙間から這い上がってきますが、酢の領域に達すると諦めて右往左往。観察していると結構面白いものです。

データー紛失で詳細は分かりませんが、30~40分ほど歩いた頃でしょうか、倒木がありますがその先にずっと踏み跡が続いています。
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しかしそろそろ尾根に取り付かなければならないはずですが、いつまでも細い谷に沿って心細い踏み跡が続き、テープもありません。おかしいな?
地形図は不携帯だし,いったいどこを歩いているのだろ・・・進むか引き返すか・・・迷ったら引き返せ!の鉄則に従いUターンすることにしました。
ヒルに注意しながら先ほどの倒木を乗り越えると、左側にありました、テープが。かすかな踏み跡もあります。
倒木は通行止めの印だったようです。しかしヒルに眼を奪われ、また踏み跡が直進しているため気が付きませんでした。30分はロスしています。

気を取り直し尾根を登ります。ジメジメした谷沿いから解放され、やがて気持ちのいい尾根道に変わりますが、相変わらずヒルとの戦いは続きます。
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道標です。帰ってから地形図を見ると,P834の標高点あたりです。
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次の標高点P872とのコルに向かって痩せ尾根を下ります。この辺りまでくるとヒルの姿が見えなくなりました。どのくらいヒルが靴を登ってくるか、20匹あたりまで数えていましたが、わからなくなったので,これまで。
最初の間は気持ち悪かったものの、慣れって恐ろしいもの、酢の効力でUターンする姿に、頑張れ!

コルからの登りも快適な尾根歩きです。紅葉の季節は素晴らしいでしょうね。
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P872です。
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さらに快適な尾根を歩くこと約30分、三郡山に到着しました。地形図には山名の表示はなく標高点もありませんが、平成の大合併で誕生した宍粟・朝来・養父の三市の境界点になっています。
この三市は合併前、今の名前の郡だったところから三郡山のと名付けられたのでしょうか。

標柱に書かれている宍粟別選5山とは、兵庫県北西部の広大な面積を占める宍粟市が、市と観光協会が市内の50山を選定、宍粟50山としてガイドブックも発行しています。後日さらに50山から漏れた5山を追加した山の一つです。
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木立に囲まれた山頂は展望がありませんが、道標に展望台とマジック書きがあり、踏跡が北に向かっているので入ってみると、西側が少しだけ開けたところに出ました。
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しかし樹木の間の狭い範囲の展望です。
左が藤無山で右の樹木の間からのぞいているのが氷ノ山のようです。
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時刻は11:20 この先適当な場所があるかどうかわからないのでここでお昼にしましょう。
30分ほどで食事を済ませ出発します。
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10分ほどで黒原山に着きました。
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二等三角点神子畑があります。
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快適な下りです。
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朝来市地籍調査事業の標柱と三角点です。国土地理院の三角点と異なり、朝来市が行う地積調査の基本となる三角点です。この地点は標高約890mあたりになります。
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快適な尾根です。
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1時間ほどで奥組山に着きました。
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四等三角点朝来。
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三郡山展望地以来の展望で、南側が開けています。左笠杉山、中央は千町ケ峰で右は大段山。
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千町ケ峰UP。三角点1141.3は右側のピーク。左のピークはの1120+ですが、ほとんど変わりませんね。
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どんどん下ると林道が見えてきました。
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林道に降り立ち道標・テープを探しますが見当たりません。さてさてどちらに行くべきか、右に行けば下りですが、林道を当てにするととんでもない所につれていかれる恐れがあります。ウロウロしますが、結局このまま一直線に下をめがけてに草むらに飛び込みます。
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背丈以上の雑草をかきわけながら進むと、林道跡らしき所に出ました。荒れて所どころ水たまりがありますが、れっきとした林道です。
雨が降れば川ですね。作ったのはいいけれど,車が走らないので荒れ果てたままの林道があちこちにあります。もったいない話です。
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道が見えてきました。
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走ってきた道です。
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14時に駐車場に無事帰ってきました。道迷いとヒルとの戦いの5時間20分でした。

帰りの温泉ですが、この沿線では帰り道にある三方町の(まほろばの湯)になります。
脱衣場ではヒルに吸い付かれていないか調べましたが、異常なしでした。
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[所要時間 5時間20分  歩行距離 約8.5キロ  累積標高差 約700m]
by hotaka443 | 2018-10-12 11:53