みちくさおじさん山を歩く

N0484愛媛ツナクリ山・満開近いアケボノツツジ

ツナクリ山(1466m)愛媛県新居浜市 2018・5・1(火)天気・晴れ メンバー・4人

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春の花が軒並み早かった今年の春、ならばアケボノツツジも早いだろう、と出かけた4月21日は見事振られてパラパラ程度。

今日は一昨年、まだツボミ固しだったメンバーさんが、ツナクリ山のアケボノツツジぜひ見たいとおっしゃるので、私にはまだ10日しかたっていないけど出かけることにしました。

今日も10日前と同じ東平から入ります。、但し今日のメンバーさんとの2年前は、大永山トンネル南口から入っています。ツナクリ山だけの場合はこちらの方が早いです。

6時姫路出発、山陽~瀬戸中央道~高松・松山道を走り新居浜で下り,ICから市道に出て左折、県道47を南下、清滝トンネルを出てすぐ左折東平方面の細い舗装道路に入ります。

ヘアピンカーブを登りきると天空のマチュピチュ、東平です。旧別子銅山採掘本部が置かれていた古いレンガ造りの建物が残されており、前は広い駐車場になっています。既に数台の車が止まっていますが、登山者用の駐車場はさらに坂を下った突き当りです。広い駐車場にはもう10数台が止まっており、準備をされてもいるグループも。
今日は10日前と違いアケボノツツジは期待できそうです。

到着は8:45、支度を済ませ9時スタート,駐車場横の舗装道を登ります。
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舗装道路すぐに終わり、深い谷の上につけられた登山道に変わります。というよりこの先の子供広場までは観光客が訪れる遊歩道ですね。
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右側の急な山の斜面には、銅の採掘盛んな頃の従業員用の社宅が立ち並んでいたそうで、今は石垣だけが残されています。第三社宅跡のピンボケ写真。
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10分ほどで子供広場に着きます。
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東側の高台には変電所跡のレンガ造りの建物が残されています。自由に入れて内部は当時のままの姿が残されているそうですが、時間の関係でパスします。
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広場を横切ると第三通洞です。
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東平と西赤石山の南側登山口日浦を結ぶ、3999mのトンネルが明治44年に完成したそうです。トンネル内はレールが残されています。
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トンネル手前から山に沿って左へ、ここから登山道が始まります。
右側はかっての社宅跡の石垣が続きます。登山道は石が敷かれている区間が長く、下りは特に足が疲れます。
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9:30馬の背コースと柳谷コースの分岐に着きました。前回は馬の背コースを往復したので、今日は柳谷コースを登ります。
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目に優しい新緑を歩きます。このあたりも社宅跡の石垣が続きます。
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はるか下を流れる柳谷川を右岸に渡ります。
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柳谷川に流れ込む枝沢が多く、このような橋が架かっています。
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柳谷コースの40~60m上に上部鉄道の廃線跡が走っていますが、そちらへの分岐。登山コースになっているので一度歩いてみたいです。
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柳谷川の源流に近づくと、沢沿いに南に向かって登ってきた道が西に方向を変え、やがて第一通洞上部鉄道跡のトンネルが左奥に見えてきました。明治19年完成、前長1020mだそうですが、ここよりはるか下の地中に第三通洞が完成した明治44年に、廃止されたそうです。
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トンネルのすぐ先に銅山峰ヒュッテが見えてきました。トンネルを出た上部鉄道の終着駅跡にヒュッテが建てられました。
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10:30ヒュッテ前につきましたが、草むしりをされていたオーナーの女性としばし立ち話。お話では山好きなご主人と小屋を建てられたけれどお亡くなりになり、現在はおひとりとか。
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アルプスのようにヘリが飛ばないので荷揚げは歩荷。立ち入った話は遠慮しましたが、どなたがされるのか・・・
20分あまり世間話に花を咲かせ、銅山越に向け出発します。途中一か所東側の展望が開けたところがあります。左が西赤石山ですが、その手前のピークの斜面にアケボノツツジが群生しているのが見えます。10日前は全く咲いていませんでした。
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第三通洞近くから馬の背コースとほぼ並行に高圧線が走っていますが、その巡視路がコースから外れ右に枝分かれしている所に着きました。地形図を見ると高圧線は銅山越の少し西でツナクリ山に続く尾根を越えています。
銅山越は下山時に立ち寄るので、先にツナクリ山への近道の巡視路に飛び込みます。四国は四国電力(よんでん)の管内ですが、さすが住友、自社の高圧線です。
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よく歩かれるのか巡視路はしっかりした道になっています。
15分ほどで尾根に出ました。すぐに左へ牛車道が下っていきます。
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この辺り一帯は日本の南限といわれるツガザクラの群生地で、保護のためロープが張ってあります。
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まだつぼみは固いようですが、よ~く見ると画面右下に数輪だけ花をつけています。
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前山の道標ですが地形図には前山の記載はありません。前回はパスしたのでちょっと寄ってみましょう。
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すぐに南方の展望の開けたところに出ました。道標には銅山峰の表示です。もちろん地形図には記入がありませんが、多分1330mあたりの小さなピークだと思われます。後方左は東光森山、右へ大座礼山、光森山と並んでいます。
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西山に向かいますが、このあたりのツガザクラはかなり花をつけています。ただ枯死した木が多いのも気になります。
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振り向けば西赤石山方面がクッキリと。
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西山への登り。高度80mほどですが、急登に見えます。
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11:45西山に着きましたが展望は全くありません。奥の方に三等三角点西山。
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但し少し西に行くと、ガケの上に出て素晴らしい西方面の展望が開けます。そしてツナクリ山は・・・う~ん残念、あと一息ですね 北斜面全体がピンクに染まるのは。
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でも4月21日の下の写真に比べれば かなり花をつけています。
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パノラマ写真です。右端笹ケ峰、その左一番高い山がチチ山、ずっと左へ冠山、ツナクリ山に隠れるように平家平。
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ついでにちち山とその右笹ケ峰アップ。後方右に石鎚山と左瓶ケ森。
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ツナクリ山とのコルに向け、滑りやすい砂礫地を急降下します。コルには西山の登りを避けたバイパスの分岐があります。銅山越に行くにはこちらの方がラクチンです。
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さてここからツナクリ山への最後の登りですが、高度差100mの激登が待っています。
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あと少し頑張れ、アケボノツツジが待ってるよ。
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大座礼山と手前三ツ森山をバックに。
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どうだ、このあでやかさ、レンゲツツジもアケボノには負けないぞ!と張り合っています。
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12:40どこが山頂?といいたくなるようなツナクリ山山頂ですが、地形図は無名峰でもちろん三角点はありません。
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少し遅くなりましたが南側斜面を少し下りたところで昼食にしましょう。東方面の大パノラマを見ながら食べる食事はまた格別。
左西赤石から物住頭、前赤石、八巻山、東赤石と続きます。この間の西赤石~物住頭間のみ未踏で残っていますが、気がかりです。
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アケボノツツジと西赤石山。
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13:35 1時間近くノンビリしたので下山開始です。少し歩くと枝越に、左ちち山、尖った山が沓掛山、右端が黒森山がのぞきます。
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ツナクリ山を振り返ります。
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13:50コルまで下りてきました。ここからは西山の急登を避け、巻道で銅山越に向かいます。
最初は涸れ沢沿いを下ります。
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何回か渡渉を繰り返します。
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やがて沢を見下ろす等高線沿いの道に変わります。縦走路から下ってきた牛車道がここから日浦に下っていきます。牛車道は通洞開通前、牛車によって南の日浦方面から北の新居浜方面への物資輸送路でした。
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快適な道です。
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近づいてきた左西赤石山。右のP1560の斜面はアケボノツツジでピンクの帯です。
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日浦からのメインルートと合流、銅山越はすぐそこです。
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14:20銅山越に到着。
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ここは別子銅山の南部(別子山村)と北部(新居浜市)を結ぶ峠道で、コの字型の内部は無縁仏を供養するための作られた石仏が安置されています。
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西山、ツナクリ山、笹ケ峰方面の縦走路。登りはここを歩く予定でしたが、ここより少し西の巡視路を登ったための通りませんでした。ツガザクラの群生地はここを登ります。少し先に白い看板が見えます。
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ツガザクラ保護の注意書きです。
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14:35東平に向かって下山開始です。
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20分ほどで銅山峰ヒュッテの分岐を通過。
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標高960mあたりで東平方面がのぞきます。まだかなりの距離ですね。
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15:45やっと第三通洞に下りてきました。橋の上にはかっての軌道跡が2本残されています。
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15:55駐車場に帰ってきました。まだかなりの車が残っています。
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帰り道登山者駐車場から坂道を登った所にある急採掘本部跡の広い駐車場に車を止めます。駐車場端の展望所から見下ろすと、上部鉄道の停車場跡が見えます。
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いつか別子銅山の遺跡巡りをしてみたいものです。
16:15スタート、帰り道はマイントピア別子にある温泉に立ち寄ります。
ここは別子銅山から採掘された鉱石を上部鉄道~索道でここに運び選別、さらに下部鉄道で新居浜駅や港に運ばれた中継地だったそうです。
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16:35から約1時間温泉につかり、途中のSAで夕食を済ませて20:20無事姫路に帰ってきました。
満開に近いアケボノツツジをゆっくり鑑賞でき、満足な一日でした。

[データー]

姫路6時出発⇒山陽~瀬戸中央~高松・松山道新居浜IC⇒市道・県道47⇒清滝トンネルでたところで東平方面に左折、突き当りが東平登山者用駐車場8:45着

スタート9:00→第三通洞9:10→分岐9:30→銅山峰ヒュッテ10:30~10:50→縦走路11:30→西山11:45→ツナクリ山12:40~13:35→銅山越14:20~14:35→第三通洞15:45→駐車場15:55
採掘本部跡駐車場16:15⇒15マイントピア別子16:35~17:30⇒往路ピストン姫路20:20

(走行距離 約500キロ  歩行距離 約9.1キロ  累積標高差 約1040m)



by hotaka443 | 2018-05-22 05:23