No483イワザクラ満開の岐阜舟伏山
最近は家庭の事情で山から遠ざかっています。この山行は昨年2017年の記録です。
5:30自宅出発。山陽・中国・名神・東海北陸・東海環状と走り、現在の東海環状西の終点 関広美で下ります。
この先の東海環状が名神養老JCTまで開通すれば時間短縮されますが、一部区間は8年ほど、全線開通は10数年先でしょう。
関広美からR418~県道200~夏坂林道を終点のあいの森広場まで走ります。
到着が9:10と遅い時間のため駐車場は満車状態。仕方なく手前の路上の空いた所に止めます。
イワザクラの開花状態を心配していましたが、この車を見るとまず間違いないでしょう。
9:20出発、はるか先の登山口を目指してテクテク、少し歩くと案内図があります。今日は右側の東ルートから登り左の橋の架かっている西ルートを下山します。イワザクラは東ルートの途中に群生しています。
関西ナンバーはほとんど見当たらない車列の横を、登山口に向かいます。
10分ほど歩いて登山口に着きました。この東ルートは2014年から2年間、森林伐採作業で通行止めになっていました。
2013年頃の登山口。
かわいいキャラクターの山県さくらちゃんの看板もなくなってしまいました。
伐採で荒れ果てた登山道。
以前の登山道。植林の中で陰気な感じもしましたが・・・
舟伏山方面を見る。
緑のない荒れ果てた山肌の中、気丈に咲くスミレ。
登山口から30分足らずで尾根に出ました。
歩きやすい尾根道。
10:05桜峠です。三人連名の句碑が。
さくら峠の案内板には、有名な根尾の薄墨桜の子孫を移植された人々の名前が刻まれています。
根尾の淡墨桜はここから西9キロほどの所にあり、これが子孫の桜です。条件が悪いのか、以前から比べてもあまり成長していないように見受けられますが・・・・
30分ほど一登りでほぼ平坦なみのわ平です。このあたりの木々はまだ冬眠から目覚めていないようです。
傾斜がましてきてあちこちに岩が見られるようになると、いよいよイワザクラのご対面近しです。
上の方からかわいい・・という声が。あちらがいいですよ、と言われる方に行くと、咲いています岩陰や岩の隙間に。
石灰岩の岩の隙間に咲き、鈴鹿山系の鎌ケ岳でも見られるそうですが、やはりイワザクラといえば舟伏山ですね。ただ最近は盗掘により個体数が減っているとか。残念なことです。
ゆっくりと花を見つめていたいけど、急な斜面の狭い範囲に咲いているので次の人に場所を譲りましょう。
急斜面から台地状の地形に変わります。舟を伏せたような山容から名づけられたといわれています。
さあボク達の季節だ!コバイケソウが頭をのぞかせています。
窪地にはまだ雪が残っています。
一昨年2015年は雪が多く、4・12の同じ場所です。
11:40舟伏山山頂です。大勢の登山者で賑わっています。
三角点は二等点名は船伏山。舟は船になっています。
2015年の山頂。
食事を済ませ西コースから下山、小舟伏に向かいます。
前回は枝の間から見えた能郷白山、場所を覚えていなかったので見つけられませんでした。
西コースにもコバイケソウが。
よく見るとヤブレガサもニョキニョキと頭を出している。
20分ほど下ると小舟伏です。
ここからは尾根を離れ急傾斜で下っていきます。
ヤブレカサとイワザクラ。西コースでは初めてです。
カタクリも一輪まだ残っていました。
ヒトリシズカです。花の山だけあり、季節季節ごと多くの花が見られます。
13:05阿弥陀如来像です。ルートから少し外れているので、覗きこまなければ見落としそうですね。
沢沿いの道になります。
13:45林道終点です。
5分ほど歩くと西コース登山口です。
13:55駐車地点に帰ってきました。今日はイワザクラをタップリと鑑賞できて満足でした。また機会があれば来てみたいものです。
帰りの温泉、前回は関市内の(マーゴの湯)を利用しましたが、市内の道路が結構渋滞したので、今日は昨年11月にリニューアルオープンした(武芸川温泉)に向かいます。帰り道武芸川町のR418から一歩北に入った所にあり便利な場所になります。
ところが広い駐車場は満車状態、待つ時間がもったいないのでパスして帰ることにします。
往路を引き返し、まだ早い17:40に姫路に帰ってきました。
[今日のデーター]
姫路5:30⇒山陽・中国・名神・東海北陸・東海環状関広美IC⇒R418⇒県道200⇒夏坂林道終点あいの森広場9:10
出発9:20→東コース登山口9:30→桜峠10:05→みのわ平10:40→イワザクラ鑑賞→舟伏山11:40~12:10→小舟伏12:30→阿弥陀如来像13:05→西コース登山口13:50→駐車地点13:55
駐車地点出発14:10⇒往路引き返し⇒17:40姫路着
(走行距離 約660キロ 歩行距離 約6.5キロ 累積標高差 約800m)