No480 兵庫丹波の虚空蔵山~八王子山縦走
わかりずらいですが、画面中央鉄塔の後の山が虚空蔵山。登山口に向かう途中より。
5年ぶりの虚空蔵山です。
7時に姫路出発、中国道を滝野社で下車、県道17~75を走ってもいいのですが,習慣になっているR372~県道292を走ります。
立杭の陶の郷からのコースの方が早く登られますが、今日は表参道から登ります。三本峠を下るとすぐに舞鶴若狭道の下をくぐりますが、高架道路の手前の側道に入ります。
高速道路の保守点検用の車一台分の細い道、対向車来たらあかんで~
約2キロ走ると、左側に表参道登山口があります。高速道路はすぐに藍本トンネルに入るので側道は右折、高架下をくぐって藍本の方に向かいますが、突き当りに駐車スペースがあるのでピストンの場合はここに駐車できます。
今日は八王子山まで縦走し、下山後草野駅から藍本駅まで一区間電車の利用なので,藍本駅に向かいます。ここから1.6キロほどです。
藍本駅は小さな無人駅で、周りにはいくつかの無人月極駐車場のがあり、看板に利用する場合は、と電話番号が書かれています。空が多いので電話すれば一時駐車も可かな、と思ったのですが、面倒なのでパスします。探せばどこかに一時駐車場があるのかも知れませんが・・・
適当な駐車場所がないのでUターン、路肩が少し広いところに駐車します。民家が途中に1軒あるだけの道路だから、迷惑にならないだろう、と決め込んで・・・
時刻は8:20、5分ほどで支度を済ませ出発、走ってきた道を登山口に向かいます。
登山口の標識のある高速のガードをくぐります。
登山口はすぐです。
近畿自然歩道に指定されており、虚空蔵山山頂を踏んで反対側の立杭陶の里に下っていきます。
右側を流れる小沢に沿った自然林の道を、ゆっくり登ります。
20分ほど登ると虚空蔵堂への石段です。
9:05聖徳太子が建立されたとされる虚空蔵堂につきました。七堂伽藍があったが、明智光秀の丹波攻めで焼失、虚空蔵堂のみが残ったといわれています。
小休止して出発、登山道はお堂の右手にあります。
10分ばかり登ると左手に役の行者の祠があります。
5分ほどで左から登ってくる立杭の郷からの登山道と合流します。
少し登ると巨岩の丹波岩です。
登ってみますがモヤって視界はききません。
9:50誰もいない虚空蔵山山頂に着きました。モヤって展望はききません。20分ばかりお茶休憩を取り、八王子山に向かいます。
気持ちのいい登山道です。
10分ばかりで左に下る道がありますが、道標には何も書かれていません。尾根に沿うように高圧線が走っているので、関電の巡視路を兼ねているようです。
密度の濃い自然林の中の道は、夏場になると全く視界がきかないでしょうね。
いくつかのピークを越えると急な下りで、高度50mほどを下ったコルには鉄塔が立っています。
コルから見上げる登りは高度差50mほどですが、かなりきつそう。
ほとんど視界のない道中から、北西の山がチラリとのぞがきます。
右が松尾山でその左、木の葉に隠れるように白髪山。左の方の枝の間からトンガリ山の三角錐がのぞいています。
10:55八王子山に着きました。地形図には山名がなく無名峰です。
道標もなく狭い空間に三角点がポツリ。三等三角点草野です。
時間はまだ早いですが、あとは下るだけなのでお昼にしましょう。
40分ほどのんびりと過ごし11:35下山開始。下山路はまっすぐ東に下る最短ルートと、少し北に遠回りする2本がありますが、いずれもJR福知山線の草野駅が目標で、私たちは最短ルートで下ります。
地形図を見ると高度差約250m、かなりの急斜面で立木につかまりながら下ります。あまり利用されないのか、踏み跡不明瞭な箇所もあります。
正面は海見山(519m)
一気に下ると貯水池に出ました。
ここで道は消えていますがよく見ると、池の右側の堤防上に道らしきものが見えるので登ると、池に沿う道がありました。
池の東側に回ると堤防を下る道があり、林道の終点になっています。土手から見上げる右が八王子山。
林道をテクテク歩きます。
400mあまり歩くと集落を抜ける道に出ましたが、草野駅はどこにあるのか、道標がありません。右に少し歩くと左のR176に向かう道があり、左折すると草野駅が見えてきました。ここから藍本駅まで一区間2.3キロを電車に乗ります。
時刻は12:20、時刻表を調べてきたので12:26発にタイミングよく乗車しました。
福知山線も北に向かうと無人駅が多く、草野・藍本とも無人駅です。
¥140を料金箱に入れて外に出ます。ここから駐車地点までテクテクです。
駅から南に向かて400mあまり歩くと右に入る三叉路があり、向こう側に虚空蔵山登山口の標識が立っています。
車まで300mあまり、正面に虚空蔵山を見ながらのどかな田んぼ道を歩きます。
12:50無事車に帰ってきました。
13時出発、広い道があるのにまた高速の側道に入り、往路を引き返し恒例の温泉行です。
R372の今田町に”ぬくもりの郷今田温泉”がありますが、火曜日は定休日のはず。そこで滝野町の滝野温泉”ぽかぽ”に向かいます。
13:50温泉着。時間が早いのでのんびり湯につかり、あちこちと経由しながら、16時に帰ってきました。