No461 滋賀・御池岳は通行止め、霊仙山にチョットだけ

近江展望台からみる霊仙山方面

今回は今畑登山口より笹峠~近江展望台往復
御池岳にまだ登ったことのない山友の案内のため、6時に姫路を出発します。
ただ心配なのが、パソコンの不調で よくガケ崩れで通行止めになるR306の状況がわからないことです。
とにかく走ってみようということで名神を彦根でおりR306を東進、普段から通行量は少ない国道ですが、今日はほとんど通行車両はありません。もしかすると・・・の心配が当たりました。
(大君ケ畑より先通行止め)の看板が。一瞬迷いましたが、鞍掛トンネル手前まで入れないだろうかと淡い期待を持って走ります。トンネル手前まで入れば、トンネル西登山口から登られるので。
ところがその先にコーンとこの先通行止めの看板あり、です。
ここからトンネルまで歩ける距離ではないので、あきらめてUターンします。
多賀大社前の交差点まで帰って来たとき、まだお参りしたことがないとおっしゃるので、多賀大社にお参りしましょう。
さてこれからどうしょう・・・時刻はまだ9時です。ここからだと一番近いのは霊仙です。皆さん霊仙もまだ登ったことがないとのことなので、R306を彦根方面に1キロほどバック、県道17に入ります。約9キロで今畑登山口です。近くの道路のふくらみに駐車します。

9:35スタートです。時間も少し遅いし、時間つぶしに来たようなものなので、展望が開ける近江展望台まで行ってみましょう。

細いジグザグの急登を15分余り登ると廃村今畑ですが、倒壊寸前の建物が数軒、あとは石垣が残るのみです。

その中でまだしっかり残っているのは(白雲山宗金寺)です。

1980年頃に廃村になりましたが、建物跡や庭などには早春になると福寿草が咲き乱れます。

廃村からしばらく登ると傾斜もゆるくなり、周りの樹々も色ずいてきます。





峠らしくない笹峠です。

笹峠からいよいよ岩がゴロゴロした急な登りが始まります。

南の空にはぼんやりと御池岳が。

所どころに小さな花が群生しています。

急登を振り返ります。

目標の近江展望台ははるか先です。

急登を登りきると360度の展望が開けます。近江展望台です。のんびり歩きで登山口から2時間です。

長い西南尾根の果てに霊仙山最高峰が、その左が霊仙山三角点。西南尾根は福寿草の群生が見られます。

正面には御池岳、その左は藤原岳。

岩が点在する斜面を少し下り、食事とします。

40分余りのんびり過ごし下山です。ここまでくれば頂上を踏みたい気持になりますが、またの機会にしましょう。
急斜面に足を取られないように慎重に下ります。


笹峠まで下りてきました。

しばらくは紅葉を楽しみながらのんびり歩きます。



下山は近江展望台から1時間10分で車まで帰ってきました。時刻はまだ13:30です。
お風呂でのんびりしょうと彦根ICの近くの(極楽湯彦根店)へに向かいます。ところが広い駐車場に空きはなし。しばらく待ってから店内に入るとすごい人。そして料金が900円です。や~めた!
ここから10分余りの琵琶湖湖岸に建つ(かんぽの宿彦根)に向かいます。何度か利用しましたが、6階で総ガラス張り、浴槽は一つですが眼下に男湯は東、女湯は西側の琵琶湖の展望が広がっています。¥820です。


1時間余りのんびりして15:40出発、18:10に帰ってきました。御池岳は県境の鞍掛トンネルの両側でたびたびガケ崩れが発生。なかなか遠い山です。