みちくさおじさん山を歩く

No439鳥取・岡山県境毛無山はカタクリ満開

毛無山(1218.4m)鳥取県江府町・岡山県新庄村 2016・4・19(火)天気・はれ メンバー・4人

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ウト山展望台より左大山・右烏ケ山


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10日、滋賀の大御影山のカタクリは咲きはじめでしたので、共に冬季は雪深い地ですがあれから10日、もう毛無山も咲いているのでは、とやってきました。関西方面からだと南の岡山県新庄側からが一般的ですが、昨年秋、初めて鳥取側から登ってすっかり気に入り、今日で2度目です。

7時姫路出発、砥堀より播但道に入り、中国道から米子道に入ります。快晴だった空も怪しくなり、米子道に入るとすっかり曇り空。そして鳥居トンネルを抜けると・・・大山はスッポリ雲の中です。
蒜山で降り、R482を西進にする頃にはポツポツと雨が。予報では晴れマークやったのに、違うやんか!とメンバーさん。
日本海に寒気が残っている影響だけど、そのうち回復するから大丈夫でしょう。

岡山・鳥取県境の内海乢を越えるとすぐに左折、広域農道に入ります。道標は俣野です。
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舗装された走りよい農道で、すぐに三平山方面への林道を左に分けます。峠を下って行くと左からの県道113と合流、広域農道は終わります。さらに下って行くと毛無山への道標があります。
主に西の米子方面からやってくる登山者用のため西を向いており、東から峠越えで来た場合素通りしてしまいそうで、私も前回は行き過ぎて引き返しました。
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県道から別れ林道宝仏線を登ります。この林道は上部に中国電力の関連施設があるので、道幅も広く舗装された走りよい道です。
5キロ余りで鋭角に左に曲がる道を分岐します。
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ここからは町道になり1.5キロほど登ると終点の巨大なサージタンク広場に到着しました。時刻は9:10、途中のSAで15分ほど休憩したので、姫路から2時間ほどです。先客は島根ナンバが1台だけ、ここは中国電力の所有地なので広場はキレイに整備されています。

この巨大なサージタンクって中に何が入ってるの?
毛無山~金ケ谷山縦走路途中の俣野越南の岡山県側に土用ダムがあり,地形図に記載されているようにここからサージタンクに地下送水管が敷設されています。上池にあたる土用ダムと下池のサージタンクの高さはほぼ同じで、水が蓄えられています。
サージタンクから少し下ったところに俣野地下発電所があり、落差500mを利用して発電しています。サージタンクは水量を一定に保つ役目で、急激な圧力変化から施設を守るため外の大気に解放されています。つまりタンクに登り中を覗くと、下の水が見えるということです。

ちなみにこの俣野発電所は西日本最大級の120万KW発電能力を持ち,島根原発に次ぐ規模だそうです。
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9:15出発、登山口はサージタンクの右側です。
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登山道を少し登ると分岐です。登りは小鳥の小路を、下りはみずならの小路を歩きます。
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5分足らずで合流。
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15分足らずで一合目です。後方は展望台のあるウド山。
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よく整備された道は快適です。標高差わずか400mほどなので合目間隔は短く、すぐに2合目です。
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寒さ厳しい日本海に面しているだけに、木々はまだ冬装束が残っています。
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三合目を過ぎしばらくするとササ原に飛び出し、展望台が見えてきました。
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9:50展望台に上がると少しもやっていますが、素晴らしい展望が広がります。ただ日本海方面は水蒸気が多くモヤって視界がききません。
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薄いモヤがかかった大山と烏アップ。
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展望はいいし他に登山者はなく静寂の世界を独り占め、ついつい居心地がいいのか座り込んで雑談が始まりました。
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「もう山はいいからここでお昼にし、昼寝をして帰りたい心境やわ・・・」
この展望台がすっかりお気に召した様子です。

きりがないので30分ほどで雑談を切り上げ、出発です。展望台のすぐ上に無法松と四合目の標識があります。
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2~3分登るとくらげブナです。
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カタクリが咲いている、の声に下を見ると、あちこちに群生しています。が冷たい北風が吹き抜ける地形のためか全体的に小ぶりです。樹木に陽射しが遮られたところが多く蕾が目につきますが、帰りに期待しましょう。
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五合目を通過すると力岩があり、その先に六合目の標識があります。
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標識のそばにかわいい一輪が。
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次は蔵之助岩です。
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七合目。
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俣野からの登山道にこれほどカタクリが多いとは思ってもいませんでした。
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10:55毛無~白馬縦走路のカタクリ広場に着きました。
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ロープで囲ってあるこの一角がカタクリの群生地ですが、咲いている花はありません。というより、私の眼にはつぼみもわかりません。
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誰一人として会わなかった鳥取側ですが、さすが尾根に上がると岡山側からの大勢の人で賑やかです。日当たりのいい尾根のあちこちにはカタクリが満開です。
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キクザキイチゲも数本見られます。
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写真撮影に時間をとられましたが11:20、毛無山山頂に立ちます。
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平日ですが岡山県側からは大勢の人が登ってこられます。岡山県側の田浪登山口を見下ろします。
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ちょうど1時間後の12:20下山開始です。10分程でカタクリ広場の分岐着、ここから俣野に向かって下山します。
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広場のロープの囲いの中をよ~く見ると、数輪のカタクリを見付けましたが、枯葉に占領されわかりずらいです。
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芽吹き前のブナ林の快適な登山道。
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12:55展望台まで下りてきましたが、おやつタイムで座り込みまた雑感が始まりす。

蒜山をバックに枯草に包まれた三平山(左)と鉄塔の立つなだらかな朝鍋鷲ケ岳(中央)そして美しい三角錐の金ケ谷山(右)
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日本海方面は相変わらず視界不良です。米子から美保湾に突き出た弓ケ浜が見えるのですが、確認できるのは右下の米子道の橋脚とその上の考霊山ぐらいです。
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13:25出発いよいよ最後の下りです。一合目下の分岐から 水ならの小路に入ります。
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13:45サージタンク広場に無事下りてきました。広場の北の端に展望台があるので寄ってみますが、相変わらず視界不良、ボンヤリ見えていました大山もほとんど見えなくなってしまいました。
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14:05ただ一台だけ駐車している島根ナンバーはまだ登山中でしょうか。広場を後に下山します。

今日は温泉はカット、みちくさしながら17:30頃姫路に帰ってきました。
データーは長い休憩や写真撮で参考にならないので省略します。
by hotaka443 | 2016-04-27 05:02