No421奈良・大屏風岩~住塚山~国見山~済浄坊の滝
このコースは3年ぶりになります。屏風岩の岸壁と紅葉は絵画のようにで美しく、来るたびに自然の岩の壁には圧倒されます。
駐車場から桜の名所の公園内を歩いて、登山口に向かいます。
公園の西のはずれに(住塚山・国見山ハイキングコース登山口)の案内板があります。
登山口の道標。
うす暗い急な植林の中を登ると道標があります。右折は屏風岩の上を歩く道で、ところどころで展望が開ける場所がありますが、今回は歩きません。。
尾根に上がると自然林の気持ちのいい登山道に変わります。
住塚山に着きました。三角点は二等で点名は黒岩山です。
山頂から南側の展望が開けます。
槍のように張り合った二つのピーク。登りたいけど、三重県津市と松阪市、日帰りではちょっと遠い・・・
樹氷で有名な三峰山。
パノラマ写真。
国見山に向かいます。しばらくは気持ちいい尾根です。
やがて植林の中の下りになり、ゼニヤタワのコルに降りてきます。
国見山まで高度150mほどの少し急な登りになります。
この辺りには少し紅葉が残っています。
屏風岩の上のまだら模様の紅葉。
ロープもある急な登り。
国見山に着きました。住塚山同様に素晴らしい展望です。高さは住塚山より6mほど高いですが、三角点はありません。
住塚山から北東に1キロほど離れているだけなので、展望は住塚山とあまり変わりません。ただ住塚山ではっきり見えなかった伊賀富士の尼ケ岳の山頂がよく見えます。
住塚山を振り返ります。
国見山から少し歩くと植林の長い階段の下りになり、又次のピークまで階段の登りです。
登り切ると940mほどの無名のピークですが、誰かがマジック書きで松ノ山、と書いています。
再び長い階段の下りです。まわりは陰気な雰囲気の植林が続きます。
高度130mほどを長い階段で下ると東海自然歩道に出ます。クマタワと呼ばれる峠で、トイレが設置されています。
しかし背の高い植林の中で陽が射しこまず、暗くて陰気な雰囲気の峠です。
クマタワから東方向は林道で、逆の西の室生寺方向は山道です。クマタワからは東に向かって東海自然歩道の林道を歩きます。
やがて明るい陽射しを受けた自然林に変わります。
高度140mほどを2キロの道のりで下ると、地形図にない林道川根線が右から下ってきます。屏風岩の上を歩く登山道へはこの林道に入ります。
分岐から300mほど歩くと済浄坊の滝への分岐があります。沢沿いに500mほど下るだけなので寄ってみましょう。
流れに沿って遊歩道が設けられています。
滝といっても落差のある豪快に流れ落ちる滝ではなく、規模の少し大きなナメ滝といったところでしょうか。河原に降りてお昼にします。
食事が終わると駐車場に向かいます。元の林道に戻ると、2.2キロの長い舗装林道歩きです。黙々と歩いていると、やっと屏風岩が見えてきました。
長い林道歩きを終え駐車場にもどってきました。
帰り道で古光山がよく見えるポイントがあります。山頂からは薄いモヤがかかり、ぼやけていましたが、今ははっきり見えます。
せっかくここまで来たのですから県道に下ると、少し東に走り、鎧岳・兜岳の写真を撮ります。
美しくもあり、ほれぼれする鎧岳。登山道は裏側にあります。
帰り道から見る屏風岩。
右から国見山・住塚山・屏風岩と並んでいます。
下山後の温泉ですが、すぐ近くの曽爾高原に(おかめの湯)がありますが、今日は水曜で休業です。
そこで名阪国道針ICのそばの道の駅針テラスにある(はり温泉らんど)に入ります。
針テラスは道の駅としては西日本最大級といわれ、温泉施設・飲食店・土産物売場等の施設があり、また関西圏のライダーの聖地として知られています。
このど派手な色彩の建物はとても温泉施設には見えませんね。以前は茶色でしたが・・・
¥800で他と比べると少し割高です。温泉以外にカラオケルーム・室内プール・室内運動施設・食堂などが完備しています。
また建物の前の庭に三角点があります。
462・2m四等三角点針です。比較的新しい三角点ですが、建物の庭に設置されている三角点は珍しいですね。
温泉で汗を流し、すぐ横のICから帰途につきます。
今日もデーター紛失です (歩行距離 約9・5キロ 累積標高差 約800m)