みちくさおじさん山を歩く

No414奥多摩の名峰・金峰山と瑞牆山へ

金峰山(2599m)山梨県甲府市・長野県川上村 2015・10・12(月・祭)天気・晴れ メンバー・3人

b0185573_1012458.jpg


b0185573_10181293.jpg

b0185573_515189.jpg

b0185573_5574422.jpg


早くからJKさんから両山の案内を頼まれていましたが、家庭の事情で連泊の山行が難しくなり、しばらく様子見でしたが、なんとかとか行けるようになりました。
ただ3年前にも両山を登っているので できれば他の山に登りたいけど、是非と頼まれればイヤといえない性格、決行することにしました。

[11日は瑞牆山荘~みずがき自然公園散策]

11日朝6時に姫路を出発します。今日は瑞牆山荘泊まりなのでもっとゆっくりでもいいのですが、向こうでのんびりするとしましょう。

ゆっくり走って10:50諏訪湖SAに着きました。少し早い昼食をとるつもりでしたが、連休ですごい人混みなので、今にも降りそうな空模様の諏訪湖を1枚撮って出発します。雲が低く垂れ込め、対岸の霧ケ峰方面は全く見えません。
b0185573_15365064.jpg

次の中央道原PAはガラガラ、ここでゆっくりと食事休憩をとります。

⒓時中央道須玉ICを出てR141へ。すぐに県道604に入り、県道601、県道23、そして林道本谷釜瀬線を走って瑞牆山荘に13時に到着しました。

私はカーナビに頼るのはイヤでほとんど使わず、地図で確認、記憶して走るタイプ。
ところが3年前は記憶が曖昧で道を間違えましたが、今日は迷うことなく無事到着です。
今日も前回通りここで二泊お世話になります。
b0185573_1642666.jpg

b0185573_1643714.jpg

5時半の夕食までたっぷり時間があるので、この先3キロ足らずのところにある(みずがき自然公園)に行ってみます。みずがき林道に入って少し走ると、突然明後日登る瑞牆山の岩峰が視界に飛び込んできました。
b0185573_16202095.jpg

アップしてみますが、どこが最高点なのか・・・多分右側の斜め方向に傾いた四角い岩が大ヤスリ岩で、そのすぐ左のピークが瑞牆山のような気がしますが・・・
b0185573_16411959.jpg

みずがきの森自然公園です。広い駐車場と中央の建物が管理棟でその奥はキャンプ場になっています。
b0185573_1643058.jpg

道路を挟んだ上にも広い駐車場があります。
b0185573_16463364.jpg
さらにその上は広い芝生公園になっており、瑞牆山の撮影ポイントです。しかし方向が変わると、またどこが山頂になるのかわからなくなりました。
b0185573_165029100.jpg
管理棟は食堂と売店があり、係員に最高峰は?と尋ねると、左から三つ目のピークと教えていただきました。
b0185573_16525629.jpg

管理棟で時間をつぶし、お土産を買って瑞牆山荘に帰ります。

金峰山と瑞牆山の登山口は山荘のすぐ前にあります。
b0185573_17163519.jpg

金峰山4時間10分、瑞牆山2時間50分の道標。
b0185573_17165550.jpg

2階の部屋からは真っ赤に燃ゆるカエデが。16:35発の韮崎駅行きの最終バスが下山する登山者を待っています。
b0185573_17295759.jpg

b0185573_17252489.jpg


食事をいただきお風呂にはいり、することがないので19時頃からふかふか布団で5時まで、10時間ほどグッスリ眠りました。家ではせいぜい5時間ほどの睡眠ですから、いつもの倍も眠ったことになります。

12日は5時に起床、朝食は6時からと遅いので、持参した食料ですませ、6:05出発です。
ヒンヤリとした朝のすがすがしい空気が、静まりかえった林をやさしく包み込んでいます。
b0185573_20342321.jpg

緩い斜面の道が急になり、巨岩が点在するようになります。
b0185573_20413137.jpg

やがて山荘前から続く林道に飛び出しますが、ゲートがあり一般車は通行できません。
b0185573_20362476.jpg

登山道はさらに急になりますが、林の一角から瑞牆山の一部がのぞきます。
b0185573_20461649.jpg

急な坂道も尾根に出ると傾斜も緩くなります。ベンチが設置されています。
b0185573_20475771.jpg

山荘から40分程登ると、左側に途中で一度横切った瑞牆山荘前から続く林道が上がってきて、登山道の下で終点になります。4台ほど車が停まっていますが、ここから10分ほど登った所にある富士見平山荘や山の関係者の車が停まっています。
b0185573_20524738.jpg

林道終点から10分ほど登った6:50、富士見平山荘に着きました。
b0185573_20583651.jpg

b0185573_2115667.jpg

山荘前で金峰山と瑞牆山の登山道が分岐します。この山小屋に宿泊すると、瑞牆山荘からの50分近くが短縮されるのですが、山小屋と瑞牆山荘のお風呂とふかふか布団、私は後者を選びました。

前回立ち寄った時、ご主人からこの小屋にまつわる話とか、管理者になられたいきさつなど、いろいろ聞かせていただきましたが、NHKの小さな旅で紹介され、一気に人気が出たそうです。

尚金峰山は東側の大弛峠からのコースは標高差も少なく、短時間で登れるので、関東方面の登山者の多くは峠からのコースを利用、瑞牆山荘からの標高差が大きく時間のかかるコースは関西方面が圧倒的に多いそうです。

前回立ち寄った時撮った室内の写真
b0185573_20553995.jpg

小屋の前のベンチの一角に、富士山を望む絶好のポイントがあります。前の木立の間に富士山がきれいに見えるのですが・・・
b0185573_2233037.jpg

しかし光線の加減と腕のなさで写真には写りません。仕方なく場所を変えて・・・おお、美しい富士山です。
b0185573_1416581.jpg

下山時に割引券をいただきましょう。770円から30円が山小屋の整備日として益富の湯から寄付されます、と書かれています。
b0185573_15264293.jpg

小屋からは飯盛山の裾を巻いて登りますが、うっそうとした樹林帯歩きです。
途中で鷹見岩に行く道を右に分け、やがて無人の大日小屋の小広場に着きます。小屋は登山道から少し下ったところに建っています。この大日小屋は富士見平山荘が管理されています。
b0185573_1541555.jpg

b0185573_15422791.jpg

クサリ場です。
b0185573_15432414.jpg

クサリ場から5分程で巨大な大日岩の基部に着き、南側の視界が開けます。南アルプスの大展望に思わず歓声があがります。昨日の雨は山では初雪になり、左から鋸岳・甲斐駒・仙丈・北岳・間ノ岳・農鳥岳・そして荒川岳・聖岳・上河内岳・さらに笊ケ岳あたりまで見通せます。雪をいただいているのは主に3000m以上の山々で、北・仙丈・間ノ岳・荒川あたりの峰々です。右端は中央アルプスですが、全体に雲がかかっています。
b0185573_1011238.jpg

右から真っ白になった北岳・間ノ岳と農鳥岳アップ。手前に鳳凰三山が。地蔵岳にはオベリスクが見えますが、この写真ではちょっと無理かな?
b0185573_19101970.jpg

3033mの仙丈は雪を冠っていますが、2967mの甲斐駒は雪がありません。
b0185573_1057536.jpg

巨大な大日岩を右に巻きます。
b0185573_193518100.jpg


登り切った所は大日岩の東側にあたり、八丁平や小川山方面の分岐になっています。時刻は8:25になっています。
b0185573_5112666.jpg

見上げる大日岩。この方向からでは高度感は感じられませんが、結構高いです。展望はよさそうで、登るルートはありますが、パスします。
b0185573_5143931.jpg

大日岩から眺める八ケ岳連峰をアップで。主峰赤岳から旭岳、権現岳、三ツ頭、編笠山と並び、なだらかな裾野を広げて釜無川に落ちていきます。また先ほどの大日岩下より70~80mほど高度が上がったので、南ア方面の視界も広がりました。
b0185573_54725100.jpg

再び深い樹林帯の中の道をひたすら歩くと、前方が明るくなり、大岩に飛び出しました。砂払ノ頭で大展望が広がります。
b0185573_60262.jpg

南の空には富士山です。
b0185573_633189.jpg

西方の展望。中央手前の山頂には大日岩。斜め右上に向かって飯盛山、そして明日登る岩稜の瑞牆山
が並んでいます。バックに広がる峰々は八ケ岳連邦です。
b0185573_615448.jpg

南の空には南アルプスの大パノラマが広がっています。右の鋸岳から左の笊ケ岳まで、雄大な眺めです。手前の茅ケ岳は深田久弥が登山中、頂上直下で亡くなられた、終焉の地です。
b0185573_15352640.jpg

その茅ケ岳から見る金峰山 2014・10・1撮影
b0185573_9511954.jpg

展望を楽しんで、さあ出発しましょう。少し登るとさらに視界が広がり、小さな岩峰が行儀よく並んでいます。そして最後が金峰山山頂で、山頂の一つ手前が有名な五丈岩です。
b0185573_14561120.jpg

千代の吹上から見る富士山。足元は断崖絶壁で鋭く落ち込んでいます。
b0185573_1514875.jpg

富士山アップ。山頂には三つのピークがあり、左から大日岳、白山岳(釈迦ケ岳)、剣ケ峰で三ツ峰型と言うそうです。南アルプス方面からは通常二ツ型に見えますね。
b0185573_157624.jpg
金峰山小屋分岐通過。
b0185573_1530121.jpg

頂上から180mほど下った長野県川上村からの登山道沿いにあり、ここからだとほぼ等高線沿いに5~600mの距離になります。金峰山小屋アップすると数人の登山者の姿が見えます。左の大岩の上にはケルンが。
b0185573_1543435.jpg

瑞牆山をアップすると、岩峰の頂上に4~5人の登山者が。左の直立した大岩は大ヤスリ岩。
b0185573_15463976.jpg

山頂が近づいてきました。大勢の人が確認できます。あと一息です。手前の五丈岩に人の姿が。
b0185573_17311997.jpg

アップすると・・・
b0185573_18592566.jpg

10:45金峰山山頂に着きました。右の高台に三角点があります。
b0185573_1973833.jpg

五丈岩です。
b0185573_1981611.jpg

三角点は三等で点名は金峰。
b0185573_198546.jpg

三角点からの五丈岩。何人もの人が挑戦していますが、誰にでも登れる岩ではありません。バックは南アルプス。
b0185573_19245750.jpg

東側から見ると
b0185573_19324418.jpg

南から見ると
b0185573_19344882.jpg

下には灯篭が祭ってあります。
b0185573_1935124.jpg

混雑する山頂。
b0185573_19384484.jpg

北東方向の展望。昨年登った両神山が肉眼では確認できたのですが・・・・
b0185573_2004942.jpg

12:05のんび時を過ごしました。そろそろ下山しましょう。下山方向を見ると、小さな岩峰が行儀よく並んでいます。北側はなだらかですが、南側は絶壁になっています。右端は瑞牆山とバックは八ケ岳連邦。
b0185573_15481266.jpg

五丈岩西面。東西南北、それぞれの顔を持った面白い巨岩ですね。
b0185573_1615849.jpg

立ち並ぶ岩峰を巻きます。
b0185573_16113030.jpg

12:30金峰山小屋分岐通過、ピークは続きます。
b0185573_16151719.jpg

12:45砂払いの頭です。
b0185573_1618820.jpg

ここが最後の富士山で、ここから退屈な樹林帯に入ります。
b0185573_16184326.jpg

13:40八丁平分岐で、20分のコーヒータイムをとります。
クサリ場を降りしばらく歩くと14:30大日小屋です。せっかくですから小屋を覗きに斜面を下ります。
b0185573_1630693.jpg

以外に室内は広く、通路の反対側も同じ広さのスぺースが確保されています。
b0185573_16334739.jpg

15:20 富士見平小屋まで帰ってきました。15分ばかり休憩,増冨温泉の割引券をもらっておきます。
b0185573_1961148.jpg

富士山は見えるかな?
b0185573_1912763.jpg

15:35小屋出発。
b0185573_19202296.jpg

b0185573_19273762.jpg

16:10無事下山しました。16:35発の最終バスです。
b0185573_2257305.jpg

瑞牆山荘のお風呂。温泉ではありませんが、登山後のお風呂は疲れた身体にとって最高のご馳走です。
b0185573_19371489.jpg

夕食後、明日の瑞牆山に備えゆっくり眠りましょう

[データー]

姫路6:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・中央道)須玉IC⇒R141⇒県道604⇒601⇒23⇒本谷釜瀬林道⇒瑞牆山荘13:15

瑞牆山荘6:05→富士見平小屋6:50~7:00→大日小屋7:45→八丁平8:25~8:35→砂払の頭9:35~9:45→金峰山10:45~12:05→砂払の頭12:45~12:55→八丁平13:40~14:05→大日小屋14:30~14:40→富士見平小屋15:20~15:35→瑞牆山荘16:10 

(歩行距離 約11.6キロ  累積標高差 約1220m)

by hotaka443 | 2015-10-27 23:01