みちくさおじさん山を歩く

No394 福井・銀杏峰(げなんぽ)はカタクリ満開

銀杏峰(1440,6m) 福井県大野市 2015・5・29(土)天気・晴れ メンバー・2人
b0185573_19544260.jpg

明後日から6月、でもワタシには今が一番いい季節なんですよ。



b0185573_1954244.jpg


4年ぶりの銀杏峰、今日はこの山初めてのMさんとやってきました。

姫路5時出発、播但道砥堀ICから中国道~舞鶴若狭道~北陸道~中部縦貫道(一部工事中)と乗継ぎ、終点大野ICで降ります。舞鶴若狭道の全通で名神をパスできるので、渋滞もなく時間・距離とも短縮できるので気持の上でもラクチンです。

ただ舞鶴若狭道は福知山から敦賀までが片側一車線のため、遅い車が先行しているとイライラ、ところどころにある追越車線までガマンの子です。

ICから新しいR157~市道~県道34を走り、宝慶寺で(いこいの村)方面へ左折、銀杏峰の案内板もあります。
b0185573_20422292.jpg


広いいこいの村駐車場に8:30着です。すでに10台ほど止まっています。
b0185573_20561446.jpg

名松新道登山道はこの階段から登ります。
b0185573_2059745.jpg

b0185573_20592993.jpg

但しピストンの場合はここから登りますが、下山に小葉谷コースで回遊する場合林道歩きが長くなるので、さらに林道を1.5キロほど登ります。
林道が大きくカーブし、左に林道を分けるところに道標があります。左の林道が名松新道コースへ、直進が小葉谷登山口で、帰りはここを降りてきます。
b0185573_10422868.jpg

左へ入る林道を400mほど進むと右にカーブしますが、左から登ってくる名松コースとここで合流します。
b0185573_10482361.jpg

林道を少し歩くと左に登る階段があり、ここが登山口です。
b0185573_1058121.jpg

新緑の中の緩やかな階段道を登ります。
b0185573_1831652.jpg
毎年山開きになると地元の(銀杏峰を守る会)が登山道を整備をされますが、詳しい状況がホームページに記載されていますので、チエックするといいでしょう。

徐々に傾斜がきつくなってきたところ、見返りの松に着きます。一部の枝が枯れ年代を感じさせます。
b0185573_124258.jpg

少し登ると仁王の松です。
b0185573_12503634.jpg

きつくなったりゆるくなったりの坂道が続きます。
b0185573_1254475.jpg

b0185573_12575630.jpg

10:45東側の一部視界が開けた前山です。荒島岳のシルエットがかすかに浮かんでいます。
b0185573_138520.jpg

タムシバが満開です。
b0185573_1310971.jpg

小さなコルに降り、再び登りになります。どんどん高度を上げていくと、もうすぐ6月というのになんとミヤマカタバミやカタクリが咲いているではありませんか。
b0185573_1327311.jpg

b0185573_22296.jpg
b0185573_2222545.jpg
b0185573_2224596.jpg

狭い範囲ですが、カタクリが群生しています。
b0185573_2232069.jpg
b0185573_223311.jpg

ユキザサ
b0185573_6581925.jpg

まわりは樹林帯から灌木地帯に変わってきます。右手の高台に向かって踏み跡があります。展望台です。今までの閉ざされてきた狭い空間から一気に解放され、眼前に大きな銀杏峰、右後方には部子山が、どんと構えています。素晴らしい眺めです。ここまでくると山頂まであとわずかです。
b0185573_6511667.jpg

すぐに左から登ってくる中島コースと合流します。登山者の少ないコースですが、銀杏峰を守る会によって整備されています。
b0185573_735197.jpg

この辺りで標高1400mですからあと高度40mほどの登りです。
展望台のすぐ先は天竺坂の看板があり、左に落ち込む沢には雪渓が残り、右側はカタクリが密生しています。絶えず雪渓の上から冷風が吹きあがってくるので、季節が少し遅れているのでしょう。
b0185573_8274981.jpg

天竺(てんじく)とは高い所とか空を意味する言葉です。
b0185573_82612100.jpg

お互いピンクのカタクリとショウジョバカマ。
b0185573_8592644.jpg

こちらはオレンジがかったショウジョバカマと紫がかったカタクリ。
b0185573_8591563.jpg

天竺坂の登りです。コバイケソウが花をつけています。
b0185573_981675.jpg

マイズルソウ
b0185573_983151.jpg

大木の下にお地蔵さんが祀ってあります。
b0185573_910739.jpg

サンカヨウが群生しています。
b0185573_984988.jpg

b0185573_99493.jpg

この季節にこれだけの花に巡り合えるなんて、思ってもいませんでした。

賑やかな声が流れてきます。11:35銀杏峰山頂に着きました。雑草が狭い山頂のあちこちを占拠、それを避けて大勢の人が休んでおられます。三角点(矢印)は三等で点名は北大雲です。
b0185573_1384955.jpg

祠がありに二体の石仏が祀られています。祠の右にボンヤリと姥ケ岳と能郷白山が浮かんでいます。
b0185573_13143095.jpg

東には荒島岳のシルエットが目を凝らせば確認できます。
b0185573_13182638.jpg

残念ながら北方の白山や経ケ岳方面は全く視界はききません。
以前経ケ岳からこちら銀杏峰を撮った写真があります。(峰と峯どちらも使われているようです)
b0185573_13355454.jpg

展望はあきらめ私たちも食事にします。

さあ12:15になりました。そろそろ下山しましょう。帰りは激斜面の小葉谷コースへ回ります。
登山道あたりの斜面は急ですが、山頂部を形成する1420mあたりの等高線の幅は600mほどあり、上が平らな地形の山です。

山頂から西に向かいますが、極楽平と呼ばれ、高山植物が多い所です。正面は部子山(へこさん)。
b0185573_13545614.jpg
b0185573_1355510.jpg

雪田の近くに来るとショウジョバカマやカタクリが咲いています。
b0185573_1425696.jpg
b0185573_143695.jpg

極楽平からの部子山。直線距離は2キロ程、こちらからの登山道はありませんが雪山ではよく縦走されています。
b0185573_1885928.jpg


極楽平が終わるといよいよ激下りです。
b0185573_1416343.jpg

1分ほど下ると次の道標がありますが、立看板に海抜1400mと書いてあるので、道標の3を誰かが4に訂正している。
b0185573_14193316.jpg

激下りです。
b0185573_14293776.jpg
b0185573_14295996.jpg
b0185573_14301983.jpg
b0185573_1430345.jpg
厳しい下りがようやく終わるころ、鉱山跡石垣の標示が。かって銀採掘場があり、そこから銀杏峰の名が付いたそうです。
b0185573_14413617.jpg

すぐ下に林道が見えてきました。
b0185573_14423164.jpg

13:30ひとまず激斜面から解放されましたが、林道を数メートル西に行ったところに下山道があります。コンクリートのガードレールに赤ペンで矢印あり。
b0185573_1448749.jpg

ここから10分ほど急斜面を下ると先ほど別れた林道が見えてきました。林道は等高線沿いに大回りで約2キロに対し、直線の登山道は350mほどです。尚林道手前に鳥居がありますが、山開きの時に銀杏峰を愛する会のメンバーによって、バラバラに壊れていたのを修復されたそうです。
13:40林道に降りてきました。ここが小葉谷コース入り口ですが、こちらから登る場合かなりきついですね。
b0185573_1552864.jpg

さあ最後の車まで約2キロの林道歩きです。
b0185573_1514825.jpg

道端に咲くニリンソウ。
b0185573_1511170.jpg
b0185573_15111233.jpg

見上げる銀杏峰から部子山に至る尾根。銀杏峰は左のずっと奥で見えません。
b0185573_15171174.jpg

林道を歩くこと30分、駐車地点にたどり着きました。14:10です。
b0185573_1520102.jpg

14:15 5時間半楽しませてもらった銀杏峰にさようならします。帰りは中部縦貫を走らずR158で福井に向かい、途中にある美山森林温泉・みらくる亭に入ります。荒島岳や経ケ岳などこちらに来る時にお世話になる温泉です。
b0185573_162255.jpg

山の斜面沿って建てられているので、最上階の温泉まで一階から歩くと90段ほど最後の急登です。
b0185573_18145740.jpg

浴槽一つの小さな温泉ですが¥510と安く、地下1001mからくみ上げる無色透明無臭の天然温泉です。
b0185573_1610110.jpg

15:00から約1時間、ゆっくり山の汗を流し、温泉を後に帰途に着きます。

福井ICから北陸道~舞鶴若狭道経由で途中西紀SAで食事をとり、19:15姫路に帰ってきました。
名神を走らないので渋滞もなく、北陸方面のドライブは楽ちんになりました。

[データー]

姫路5:00⇒砥堀IC(播但道・中国道・舞鶴若狭道・北陸道・福井北より中部縦貫道)大野IC⇒R178⇒市道・県道34⇒宝慶寺いこいの森駐車場より1.5キロ先の林道沿いに駐車8:35

出発8:45→見返りの松9:15→前山10:15→展望台11:20→銀杏峰11:35~12:15→ブナの木13:05→林道13:30→小葉谷登山口13:40→駐車地点14:10

出発14:15⇒県道34⇒市道⇒R158⇒みらくる亭15:00~15:55⇒福井IC(北陸道・舞鶴若狭道・中国道・播但道)砥堀IC⇒自宅19:15

(走行距離 約680キロ  歩行距離 約7.4キロ  累積標高差 約920m)

by hotaka443 | 2015-06-03 18:16