みちくさおじさん山を歩く

No373 四国・法皇山系赤星山

赤星山(1453.2m)愛媛県四国中央市 2014・11・28(金)天気・晴れ時々ガス メンバー・4人
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二ツ岳方面から見る赤星山  豊受山が右肩斜面にのぞいている


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昨日は二ツ岳に登り阿波池田の温泉宿で一泊、宿を8時に出発、今日は徳島の矢筈岳(1848m)の予定でしたが、井川池田ICに入る直前に予定変更、赤星山に向かうことになりました。
赤星山は昨日登った二ツ岳の北西、わずか5キロの所に位置する山です。

井川池田ICから徳島道~松山道を走り、三島川之江で下り、コンビニ探しにR11を西に向かうと、タイミングよく少し走ったところあったので昼食を仕入れます。

Uターンして登山口に向かいます。登山口へはICから一度R11に出てすぐ左折、高速道路出入口の道路に沿って南下、道標があるので案内通りに走ります。
やがて高速道路本線をくぐると林道に入ります。直線の林道は最後の短い一部分が未舗装で,おなかをガリガリやってしまいました。

ICから約2.7で林道終点登山口です。駐車場は未舗装ですが10数台は止められる広さで、2台停まっています。時刻は8:50、急登の連続した高度差1200mの山を登るには,少し遅い時間ですね。

支度を済ませ9時にスタートです。新しい標識。
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すぐいに大地川のかかる木橋を渡ります。
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登山道はこの大地川に沿って右岸・左岸と渡渉を繰り返します。

赤星山は北側から登る今日の土居コースと、南側から登る中尾コースが主たる登山道です
土居コースは関東から九州に至る中央構造断層帯が走る急峻な地形に対し、南の県道6号側から登る中尾コースは比較的なだらかで、カタクリやシャクナゲの群生地があり、シーズンになると大勢の登山者が訪れます。

中尾コースはここ数年は毎年のように登っていますが、土居コースは久しぶりです。
急峻な地形を流れ下る大地川は皇子渓谷とも呼ばれ、奇岩奇勝の流れの中にいくつもの大小の滝を形成しています。

最初は機滝(はたたき)です。幾筋もの白い流れが機織りの糸を連想させることから名付けられたそうです。幅20m高さ17mとか。
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続いて紅葉滝。
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布引滝です。
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スダレ滝、てな名前はついていませんが、2~3mの斜面を覆うコケの上を、ゆっくりと流れ下る水滴は、太陽の光を受ける角度によってはキラキラと宝石のように輝き、とってもキレイです。
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豊受山分岐です。
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稲妻滝。稲妻のように折れ曲がって流れています。尚渓谷沿いの道は濡れた岩を横切るところが数ケ所あり、今はクサリが設置されていますが初めて訪れた平成10年頃はクサリがなく、怖い思いで這うように歩いたものです。
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やがて流れに沿って千丈滝に向かう道と植林の斜面を登る道に分かれます。
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かっては難コースだった千丈滝コースですが、今ではやや荒れたり踏みあとの薄いところもありますが、注意をすれば問題なく歩けます。

千丈滝です。千丈滝上部に中折滝、その上には天流滝があります。長さはそれぞれ30m・10m・20mといわれています。
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中折れ滝。
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天流滝を過ぎると滝の連続する流れもようやく終わり、ジグザグの急登をひたすら登ります。
12:20 3時間20分かけやっと赤星山山頂に着きました。しかしガスがかかり、残念ながら展望はききません。カタクリのシーズンになると埋め尽くされる広い山頂も、今日は登山者ゼロです。

2012・4.・9の写真です。中尾登山口から登りましたが、中尾集落から飼い犬がお供してくれました。
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二等三角点赤星山。
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晴れていたら昨日登った二ツ岳から赤石山系の山々が連なって見えます。
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北側には瀬戸内海が広がっています。
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冷たい北風を避け南向きの斜面でお昼にしましょう。以前はガス持参で鍋焼きうどんなどを作っていましたが、荷を軽くするためにコンビニ弁当ばかり。しかし寒い季節は暖かいものがほしくなりますね。

展望もなく寒いので食事を済ませ早々に下山します。
なお南に少し下ると、赤星大権現の石碑があります。
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赤星山の由来は養老4年(720年)伊予の国司が(大山つみ)の神をお迎えした時、赤星山の北側の土居の町の沖で激しい風が吹き、舟が転覆しそうになった。

そこで国司が赤星山の東側にある豊受山に向かって祈ると、豊受山の西にある山の山頂に火の玉が現れ、赤い星のように海を照らすと、激しい風が収まったという。
それ以来赤い星の現れた山を赤星山、海を火映灘(現在は燧灘)と呼ぶようになった、といわれています。

下りは同じ道を引き返し、千丈滝分岐で植林の中の尾根道に入ります。変化のない退屈なジグザグ道をどんどん下ると、一度別れた千丈滝からの道と再び合流します。
ここからは渓谷美と滝を堪能しながらのんびり下ります。その渓谷に架かるこんな木橋は7本だったかな?
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滑りやすい渓谷沿いの岩場に手すりのクサリ4~5か所あります。
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15:25 最後の木橋を渡りゴールインです。
時間があれば赤星山から豊受山に縦走して駐車場に帰ってくる周遊コースが面白いですね。

豊受山から見る赤星山とその左後方に二ツ岳。
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県道6号から見る豊受山。
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下山後はいつものように温泉ですが、この辺りにはありません。そこで少し遠回りになりますが淡路島経由とし、徳島道吉野川SA内にある美濃田の湯に入ります。何度か利用していますが、内部も広くSA内にあるので便利がいい温泉です。
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1時間ほどのんびりし、途中のSAで夕食を済ませて帰宅、2日間の四国行きは無事終了しました。

なお昨日同様カメラ忘れのため、メンバーさんと過去の写真を多用しました。

[今日のデーター]

阿波池田町の宿出発8:00⇒R32 井川池田IC(徳島道・松山道)土居IC⇒林道野田線終点駐車場8:50

出発9:00→機滝9:30→紅葉滝9:45→布引滝9:50→豊受分岐9:55→千丈滝10:50→赤星山12:20~12:50→千丈滝分岐13:45→豊受分岐14:45→駐車場15:25

出発15:35⇒林道⇒土居IC(松山道・徳島道 [途中吉野川SA内・美濃田の湯16:20~17:20])藍住IC⇒県道1⇒板野IC(高松道・神戸淡路鳴門道・第二神明・加古川・姫路BP)⇒自宅20:15

(走行距離 約590キロ 歩行距離 9キロ 累積標高差 約1200m)

by hotaka443 | 2015-01-26 22:19 | Comments(0)