みちくさおじさん山を歩く

No368 ちょっと散歩の福井・刈込池

苅込池 福井県大野市 2014・11・8 (土) 天気・晴れ メンバー・6人

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明日は岐阜県の大日ケ岳に登りますが、移動日の今日は時間があまるので、ちょっと刈込池に立ち寄って見ました。紅葉が残っておれば儲けものですが、すでに1000mあたりは冬支度。今年のこのあたりの見頃は10月末頃のようでした。


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最初の計画は短時間で登れる岐阜県の母袋烏帽子岳(もたいえぼしだけ)1341mを予定していましたが、出発してから予定変更、三ノ峰登山口にある苅込池に向かうことにしました。

苅込池は紅葉の名所で、池面に浮かぶ三ノ峰と周りの紅葉がとっても美しく、シーズン中は大勢の人が訪れるところです。

行き先変更により東海北陸道から北陸道にコース変更、今年7月全線開通した舞鶴若狭道を走ります。姫路からだと名神経由より35キロ短くなり、名神の混雑から解放され走りやすくなりましたが、福知山~敦賀Jct間が一車線のため、先行車がノロノロ運転だとストレスがたまるかもわかりません。

今日はタイムをとっていませんが、福井までがだいたい3時間程度、そこから苅込池まで1時間半くらいといったところでしょうか。

播但道~中国道~舞鶴若狭道~北陸道福井北IC~R416~中部縦貫自動車道~R158を走り、荒島岳登山口の少し手前を左折、県道173に入ります。打波川に沿った細い道を走ること約14キロ、赤兎山から流れ下ってくる たんどう谷 との合流点の狭い平地に建つ(鳩ケ湯温泉)に着きます。
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鳩ケ湯は100年の歴史をもつ奥越の秘湯で、湯治客や赤兎山・三ノ峰等の登山客もよく利用する有名な温泉ですが、2013年5月、御主人が横を流れる波打川で山菜摘みの途中に事故死され、惜しまれながら閉館しました。

有名な温泉だけに何とかならないか、と気にしていましたが、その後岐阜県の会社が買い取られ、2015年5月にオープンされるそうです。
HPでそのことを知り、全面改修されるのかどうか知りたかったのですが、外観を見たところ以前と変わりなく、傷んだ所のみの部分改修のようです。歴史を物語る古い建物はやはりそっとしておいてほしですね。

現在日帰り温泉のみOKとのこと。建物前のテントでは自社製品のペレットストーブのPRをされていました。

以前宿泊した時の写真がありますが、温泉は内湯のみで浴槽はそのまま使用されるそうです。
なお名前の由来は、傷ついた鳩が湧きでる湯に浸かったところ、傷が治ったところから名付けられたそうで、日本秘湯を守る会に登録されていました。
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鳩ケ湯温泉から見る中央は奥越の名峰三ノ峰(2128m)。左は別山で右は二ノ峰。
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鳩ケ湯からしばらく走ると、ヘアピンカーブとなり、一気に高度を上げます。その途中で見事な滝が対岸の山にかかっていますが、写真に撮ると滝全体がはっきりしません。
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渓谷沿いの山肌は今が紅葉の見頃で、山全体が黄色一色に、そしてその中に真っ赤に染まった木々が華やかな色どりを添えています。
正面に願教寺山(1691m)が見えてきました。急峻な地形のため登山道はありませんが、挑戦したくなる山容です。
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左願教寺山、右よも太郎山。
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以前三ノ峰に登る前日にテントを張った事のある上小池キャンプ場に着きましたが、この季節閑散としています。駐車場がありますが、刈込池に少しでも近い、県道終点の駐車場に向かいます。ここまでの道路は林道と勘違いする人が多いですが、ここが県道173の終点です。
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準備をして出発、山の斜面の駐車場より一度打波川に沿った、キャンプ場からの道路に下ります。
刈込池へは道路の反対側に架かる吊橋を渡ります。
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橋を渡りきると高度差200mほどを登る恐怖の階段が待ち受けています。
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階段を登りきると少しの間穏やかな道になり
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少し下ると刈込池です。あたり一帯は素晴らしいブナ林ですが紅葉も終わり、ほとんどの木はそろそろ冬準備に入ろうとしています。
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池面ギリギリまで下り、三ノ峰をバックに写真を撮ります。
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お昼にしますが池面を渡る風は冷たく、早々に出発、帰りは岩場コースを歩きます。
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岩場らしき岩はなく吊橋に下りてきました。
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橋を渡り林道を駐車場に向かいます。途中にある三ノ峰登山口。頂上まで4時間半程、さらに別山まで2時間ほどかかります。
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登りに歩いた吊橋に戻ってきました。ここから5分ほど坂道を登ると駐車場です。
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今夜の宿 ひるがの高原へ。R158を東進、東海北陸道白鳥ICに向かいます。途中道の駅九頭竜で休憩します。JR越美北線の終着駅、九頭竜湖の駅舎と隣接しています。
過去何度か訪れてりますが、レールフアンとしてはどうしても駅舎を覗きたくなります。

ちょうどタイミング良く、気動車がホームに停まっています。14:34発の福井行きのワンマンカーです。
無人駅のホームに出て、まず側面の形式番号を見ます。キハ120型で、キは気動車のキ、ハは昔の3等車です。
昔はイ・ロ・ハとあり、1等車・2等車・3等車と分類されており、現在はロの2等車がグリーン車になっています。

ちなみに電車はクハ・モハ・クモハ・サハなどに分類され、クは制御車、つまり運転台のある車両、モはモーターの付いている車両、サは中間に連結される何もない付随車です。電車に乗る場合、どの形式に乗るかチエックしてみてください。
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終点の線路の先端は、この先つながるはずだった越美南線に向かって車止めになっています。、
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越美南線は岐阜から長良川沿いに北上、郡上市の北濃でストップしていますが、九頭竜湖駅で止まっている越美北線間24キロを結び、国鉄越美線となる予定でした。

しかし山間部を走る赤字路線になるので早々と工事は中止、越美南線は第三セクター長良川鉄道に、越美北線はJRとして残りました。越美とは福井県の越前と岐阜県の美濃の頭文字です。

福井と言えば恐竜。駅前広場に設置されている恐竜親子。数分間隔で口を開けたり首やシッポを振ったりで、子供の人気者。しかし雪の来る前の11月末で、冬眠のため倉庫でお休みになりました。
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紅葉が湖面に映える大きな九頭竜湖沿いを走り、県境の越美トンネルを抜けると、大きく弧を描きながら、かっては有料道路だった油坂峠道路を下り、白鳥ICから東海北陸道に入ります。
10分ほど走ってひるがの高原SAへ。ここから明日登る大日ケ岳と白山を写真に撮っておきます。
正面になだらかに大きく裾野を広げる大日ケ岳(1708.9m)
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裾野を右に目をやれば、矢印右が白山、左別山が覗いています。
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白山をアップで。左が最高峰の御前峰(2702.2m)、右は剣ケ峰(2677m)。すでに山は白く輝いています。
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繋ぎ目に段がついたパノラマ写真。
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SAのETC出入口から宿泊地はすぐです。
by hotaka443 | 2014-12-02 21:52