みちくさおじさん山を歩く

No366 迷走の兵庫・岡山県境 駒の尾山~後山縦走

駒の尾山(1280・5m)~後山(1344・4m)兵庫県宍粟市・岡山県美作市・西粟倉村 2014・10・26(日)
天気・晴れ メンバー・3人


鍋ケ谷渓谷側からの駒~後山コースは4年前に一度だけ登っていますが、今回はスターから何故か方向を間違えるハプニングが発生。曲りくねった崩壊激しい林道をテクテク歩く羽目に。けど これはこれで結構楽しい山行になりました。

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姫路を7:10出発。時間のかかる一般道を避け、播但道~中国道~鳥取道~林道大茅線~兵庫県道72経由で駒の尾登山口近くの駐車場に8:10に着きました。わずか1時間、R29経由に比べるとお金を払う分だけ早いです。
8:15 スタートします。登山口は駐車場のすぐ近くです。
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薄暗い植林に入るとすぐに沢の音に沿って右に進みます。これが間違いで、進むにつれ踏み跡がなくなってきました。それに登山道は南東方向ですが、西に向かっています。入口から間違うなんて、なんちゅうこっちゃ!

ここは登山道と違うからバックしょうか!と後ろのメンバーさんに声えをかけると、すぐ上に道がある、と指をさします。
なるほど少し右上に道のような所があるので斜面を這いあがると、巾の広い道が延びています。林道のようですが、草ぼうぼうで荒れ果て、とても車が走れるような状態ではありません。
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おかしいな?地形図は持ってきていませんが、だいたい頭に入っている地形ではこんな所に林道はないはずです。
「引き返すのは面倒だし、どこかに行くからこのまま歩こう」メンバーさんの意見です。
方向からすると確かにスキー場の上部か縦走路のどこかには出るでしょう。じゃそうするか、と林道を歩きます。内心、地形図にない林道歩きに興味が湧いてきました。。
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林道はやがて等高線に沿って激しく屈折、晴れているので景色を楽しめますが、ガスにまかれると方向がわからなくなりそうです。
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どんどん登っていくと広い伐採地に出ました。作業道があちこちに別れています。が、伐採地は手つかずで放置された感じがします。
今から何かをするにしても、まず林道整備の必要性がありそう。林道は使わないと山に帰ってしまいます。伐採材を運び出してこの林道は使命を終えたのかな?植樹した形跡もないし、大切な山林資源を破壊して、どうするのだろう・・・・
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至る所で林道は崩壊、谷に下りたり斜面を這いあがったり・・・どっこいしょ!
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時々歩を止めて眺める紅葉、なかなかきれいです。左の丸い山は長義山で後方中央は天児屋山でしょうか。
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よくわからぬうちに林道跡が消えたので、適当に斜面を登ります。植林の先が明るいので縦走路はすぐそこで、ダルガ峰と駒の尾の縦走路のどこかに出そうです。
直登を避けピークの左を巻いていくと、前方に道標が見えてきました。やれやれ縦走路です。どこに出るか楽しみです。
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9:35縦走路です。登山口から1時間20分かかりました。しかしこの道標では現在位置がわかりません。
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キョロキョロしているとすぐ先にもう一つ道標がありました。大茅スキー場へ下る分岐です。道標の支柱にはダルガ峰高原とあるので、これで現在位置がわかりました。写真は反対側から撮っていますが、右にとるとダルガ峰、左が駒の尾方面です。
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縦走路の紅葉はそろそろ終わりを告げ、登山道を色づかせていますが、名残をおしむ木々もあります。
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15分ほど歩くと大海里谷分岐です。登山口から直接ここに登ってくる予定でしたので、随分遠回りしてしまいました。
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階段です。と言っても段差が低いので、助かります。
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色とりどりの枯れ葉のじゅうたんを踏みしめて、歩きます。
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駒の尾山頂と後山への分岐にある避難小屋。駒の尾山直下に建っています。
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そばの案内図。
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避難小屋内部。掃除が行き届き、気持ちよく利用できそうですね。
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10:25駒の尾山に着きました。三角点は二等で点名は大茅。
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ガスで南の展望はダメ。西の那岐山も雲の中です。
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東方向はこれから向かう鍋ケ谷山・船木山・後山と一列に並んでいます。
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コーヒータイムをとり、10:50出発しますが、崩壊した林道で結構疲れたとメンバーさん。後山まで行くかどうか、しばらく様子見とします。10分ほど歩いて振り向く駒の尾山。
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尾根上の小さな起伏にすぎない鍋ケ谷山は知らぬ間に通過、少し先に四等三角点粟倉があります。
ここもなだらかな尾根道の通過点です。
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南の船木山キャンプ場から登ってくる道と合流します。
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分岐のすぐ先が船木山山頂です。三角点はありません。
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緩い坂を下ると左へ、鍋ケ谷林道に下る道を分けます。帰りはここを下ります。
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後山が近付いてきます。
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12:05狭い山頂の後山に着きました。冷たい風を避け、斜面で大勢の人が食事中です。
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三等三角点後山を挟んで兵庫県側には宍粟50名山の標柱が、あとから立てられた岡山県側は美作市の標柱で、お互いお見合いしています。面白いのは標高が1m違う事です。国土地理院の最新版標高は1344.4mですが、旧版が小数点以下.5や.6の版もありました。
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香川県から来られた10数人のメンバーの傍でお昼にします。
12:55そろそ下山しましょう。香川のメンバーと雑談しながら山頂を後に、船木山に向かいます。
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船木山手前で香川組にさようならし、鍋ケ谷林道に下ります。
4年前に来た時は踏跡が薄いところがありましたが、今は歩く人が増えたのかおおむねしっかりした登山道になっています。自然林・植林が混じり、一部急坂もありますが、分岐より30分ほどで鍋ケ谷林道に下りてきました。
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あとは時々視界に広がる紅葉を見ながら、なが~い林道歩きです。車が進入した形跡もなく、未舗装ながら路面はきれいです。
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歩くこと45分、やっと県道に出ました。標識は小さくてわかりにくい位置に、船木山と鍋ケ谷林道の2枚がまとめて立っています。ここから駐車場までは300mほどちくさ高原に向かった所にあります。
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14:40駐車場に戻ってきました。
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帰りはいつものように温泉です。往路を引き返し、あわくら温泉か千種町のエーガイヤにするか、結局安いエーガイヤに決定です。(400円で65歳以上は200円、あわくらは800円)
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ガラガラの温泉で1時間ほどゆっくり汗を流し、一般道で17:30姫路に帰ってきました。

気になっていた登りに歩いた崩壊した林道、帰ってから地形図を見ると未記入です。旧版にも載っていません。あれだけの道なのに・・・ただ航空写真を見ると、だいたい様子がわかりますが、開拓地あたりはボヤけています。

[今日のデーター]

姫路7:10⇒播但道・中国道・鳥取道(坂根出入口)⇒林道大茅線⇒兵庫県道72 駒の尾登山口8:10

出発8:15→縦走路9:35→大海里谷9:50→駒の尾山10:25~10:50→船木山11:45→後山12:05~12:55→鍋ケ谷林道分岐13:15→鍋ケ谷林道13:50→駐車場14:35

出発14:40⇒県道72(エーガイヤ温泉15:05~16:05)県道72⇒県道53⇒R29 姫路17:30

(歩行距離 約12・5キロ 累積標高差 約1040m)

by hotaka443 | 2014-11-14 05:39 | Comments(0)