みちくさおじさん山を歩く

No358 ガスに閉ざされた大菩薩嶺

大菩薩嶺(2056.9m) 山梨県甲州市・丹波山村・小菅村 2014・8・4(月) 天気・山はガス メンバー4人

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ぶっつけ本番4日目は大菩薩です。中里介山の小説で有名になったな「大菩薩峠」。内容は忘れましたが、かっては時代劇映画にもなり机龍之介の名はよく覚えています。以前からどんな所か、一度は行ってみたいと思っていました。

石和温泉のホテルでゆっくりと朝食をいただき、8:10出発です。短時間のコースなのであわてることはないでしょう。
R20を東へ走ります。沿線は見事なぶどう畑が続き、ぶどう狩りの看板も多数見受けられます。
さすがぶどう産地山梨県ですね。R20を15キロほど走り県道201に入ります。山と川に挟まれた細い山道を登ること約20キロ、上日川峠につきました。県道201の進入口がよくわからず、少しウロウロしたので9:30になってしまいました。
この上日川峠へはR411から入った方が早いようですが、201沿いの大菩薩湖を見たかったので少し遠回りをしました。しかし実際は湖岸から離れており、ほとんど見ることはできませんでした。
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峠奥の広い駐車場前に建つロッヂ長兵衛。
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支度を済ませ9:50出発です。
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登山口はロッヂ長兵衛の横から舗装道を上がります。
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すぐに左の山に入る道があるので、林の中に入ります。ガイドブックには鋪道とほぼ並行しているとありますが、舗装道は苦手です。
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アップダウンはありますが、時おり見える右下の舗装道よりはるかに雰囲気はいいですね。
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25分で福ちゃん荘に着きました。
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10分ばかり休憩してスタートします。並行してきた車道とはここで合流し、右へ大菩薩峠へ向かって登っていきますが、帰りに歩くとして、左の唐松尾根を登ります。
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ガスが忍び寄ってきました。
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森林が切れ、右側一帯は草原です。晴れていれば素晴らしい展望が広がっていることでしょうね。
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道標が見えてきました。稜線に上がったようです。
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年月の経過で文字は薄れていますが、左大菩薩嶺、右は大菩薩峠です。
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すぐ右には巨大岩があります。これが雷岩でしょう。
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先に大菩薩嶺に向かいます。ほぼ平坦な尾根ですが林の中、景色は見えません。
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10分足らずで大菩薩嶺に着きました。樹木に囲まれた山頂につき展望はありません。山頂といっても道標がなければ尾根上のふくらみ、と言った感じでしょうか。三角点は三等大菩薩です。時刻は11:35 薄暗い山頂で見るものは何もありませんが、ここでがお昼にします。
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12時ジャスト、Uターンして大菩薩峠に向かいます。
5分余りで登ってきた唐松尾根分岐を過ぎると雷岩です。絶好の休憩ポイントで、晴れていれば富士山や南アルプス方面の雄大な景色が広がっているのでしょうが、このガス、残念です。
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大菩薩峠まで40分余りの展望尾根、ガスが晴れてくれる事を願って歩きましょう。

雷岩からゆるやかに下っていくと、高山植物が咲き乱れる雰囲気の草原があります。
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しかし咲いているにはコウリンカばかりです。
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いえいえ 仲間は少ないけど 私達だって咲いているンだよ~
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2000年に設置された標高2000m地点の神部岩。それらしき岩があるのでしょうが、未確認です。
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流れるガスの切れ間から、コルに何か建物のようなものが見えてきました。避難小屋でしょうか。あのあたりが賽ノ河原かな?
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方々に小石が積まれた賽ノ河原です。
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前方の山の斜面は石積みの山が点々と。賽ノ河原の雰囲気が出ています。
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賽ノ河原から小さなピークを越えると、目の前は大菩薩峠と介山荘です。
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12:45 大菩薩峠到着です。結局尾根縦走中一度もガスは晴れず、富士山や南アルプス、八ケ岳、秩父多摩方面の展望を楽しみにしていましたが、残念無念です。山はやはりお天気次第ですね。
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介山荘は通路の両側に記念品・お土産がずらりと並んでいます。
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大菩薩は最短の回遊コースを歩くので、残り時間はタップリあります。あとは下るだけなので大休止のコーヒータイムをとりましょう。
ところで介山荘横のトイレに行くと、なんと軽トラが停まっているではありませんか。このお店の商品運搬用でしょう。
大菩薩峠まで車道が通じている事に、ちょっぴり複雑な心境です。

40分も休憩してしまいました。13:25です。そろそろ下山しましょう。この上日川峠まで続く道、一部荒れた部分もありますが、四駆なら問題なく走れます。
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林道は途中から舗装道に変テクテク歩き、14:25、ちょうど大菩薩峠より1時間で駐車場に下りてきました。

楽しみにしていた大菩薩でしたが、ガスで視界はきかず、また峠まで車道が上がってきている現実に、個人的には少しガッカリです。

さて問題は今夜の宿探しが残っています。14:40スタート県道201を引き返し,R20に出ると西に少し走り、勝沼ICから中央道に乗り東京方面へ。すぐに天井板崩落事故を起こした笹子トンネルに入ります。
大月JCTから富士吉田まで走り、富士急富士山駅前の観光案内所に飛び込みます。

ところが旅館の案内はやっていないし、近くに河口湖をはじめ観光地が多く、富士吉田にはビジネス以外はない とつれない返事。また観光地は今シーズンで飛び込みはムリとおしゃる。

民宿なら数軒あるとのことで、電話を入れ 今夜の宿は何とか確保出来ました。
但し食事なしなので、教えていただいた食堂へ行きます。
大菩薩ではガスに隠れていた富士山が、食堂の駐車場からバッチリです。
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明日はぶっつけ本番最後の日、三ツ峠山に登ります。

[データー]

石和温泉8:10⇒上日川峠駐車場9:30

駐車場9:50→福ちゃん荘10:15~10:25→尾根分岐11:20~11:25→大菩薩嶺11:35~12:00→雷岩12:05→賽ノ河原12:30→大菩薩峠12:45~13:25→福ちゃん荘13:50→駐車場14:25

駐車場14:40⇒県道201⇒R20⇒勝沼IC(中央道)富士吉田IC⇒富士吉田市内民宿17:00

(走行距離 約150キロ 歩行距離 約7.5キロ 累積標高差 約580m)

by hotaka443 | 2014-08-25 10:26 | Comments(0)