みちくさおじさん山を歩く

No346 シャクナゲ・イワウチワ満開の若狭頭巾山 三国岳は断念


 頭巾山(871m)福井県おおい町・京都府綾部市 2014・4・26 (土) 天気・晴れ メンバー・3人


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久しぶりに頭巾山に登りたくなりました。前回を調べてみると4年前に、そして5年前には綾部市側から登っています。
しかしいずれも夏で、イワウチワとシャクナゲの花のシーズンは今回が初めてになります。

MさんとYさんに声をかけ、OKの返事をいただいたので6:30、自宅を出発します。
播但・中国・舞鶴若狭道を経由、大飯高浜ICで下り、県道16で石山坂峠を越えてR162に出ます。
交差点を右折、3キロほど走ると再び右折県道771に入りますが、ここに(日本の滝100選・野鹿の滝)の道標があります。
県道711は京都・福井の県境の山中で行止まりで、途中に民家もなく通行車両はありません。
7キロほど走ると野鹿の滝への道標と頭巾山の小さな道標があります。
道標に従って左折、林道頭巾山線に入ります。
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野鹿谷に沿った林道は約2.6キロ走ると舗装は終わりますが、路肩が少し広くなっているのでここに駐車します。時刻は8:45自宅から2時間15です。
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なお少し手前に野鹿の滝に下りる遊歩道があり、滝見物者用の狭い駐車場があります。
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8:50出発します。しばらくは地道の林道歩きです。所どころ荒れていますが四駆なら登山口まで入れそうです。
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駐車地点から約1.4キロ野鹿谷沿いの林道を歩くと、シャクナゲ群落保護林と登山口の道標が見えてきました。9:15ですから駐車地点から25分かかっています。
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登山口は階段で河原に降り、渡渉した対岸にあります。渡渉と言ってもこのあたりは伏流水になっているのか、水は流れていません。
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対岸に渡ると、いきなり植林の中の急登です。規則正しく激斜面に切られたジグザグは23回で終わると、斜面はいくらか緩くなります。

このあたりは植林の混じった雑木林ですが、植林優先保護のため、多くの雑木が切り倒されています。
自然保護の立場からみれば逆ですが、良質の木材を出荷するという生活がかかっており、前回来た時は林道を通行止めにして、山のように積まれた木材をトラックで搬出していたことを、ふと思い出しました。
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30分余り登ると、ピンクのシャクナゲがお出迎えです。キレイ!思わず叫んでしまいました。
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シャクナゲと同時にタムシバも満開です。
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イワウチワの群生地にさしかかります。可憐な花が力いっぱい咲き誇っています。
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ロープの張られた急斜面にもイワウチワがいっぱい!
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大岩の横の急斜面を登ります。ここを登りきると尾根に出ます。
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斜面にはまだ雪が残っています。標高わずか870mあまりの低山ですが、さすが豪雪地帯の山だけあります。
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木々もようやく冬から目覚めた状態です。
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尾根に出ました。このあたりのイワウチワは日当りがいいせいか、すでに花は終わっています。
右の木の下の私設の道標は、尼来峠と書かれています。尼来峠は3・8キロほど県境尾根を北に縦走した所の峠で、県道771に下ることが出来ます。また200mほど行くと、綾部市に下るルートもあります。
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左へ100mほど歩くと頭巾山で、山頂の祠が見えてきます。
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10:30三等三角点頭巾山と権現堂。祠は裏側で、右下に少し見えているトタン屋根は倒壊したおこもり堂。
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5年前に登ってきた時は一面ガスで肌寒く、傾きかけていたこの小屋の中で食事をしたのですが・・・
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(ときんさん)という変わった山名は、遠くから見ると修験者の頭巾に似ているところから付けられたそうです。
抜群の展望は北西方向に双耳峰の青葉山が聳えています。
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西にはきれいな三角形の弥仙山。
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東は八ケ峰方向です。
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展望を楽しみ、10:50下山開始です。あまりかわいいので、もう一度イワウチワを・・・
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11:35登山口に下りてきました。河原を横切り林道に上がります。
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あとはテクテク林道歩きで11:55車に戻ってきました。せっかくですからすぐ先の野鹿の滝の駐車場に車を移動、滝見物をしましょう。滝へは階段を下ります。
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野鹿の滝は高さは30mあるそうです。
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今日は寄りませんが野鹿の滝から下流に向かって川沿いに遊歩道が付けられており、少し下流に鱒止の滝があります。次の写真2枚は前回撮ったものです。
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滝見物を終え車に戻ります。今日はこれから八ケ峰を登る予定ですが、まずどこかでお昼にしましょう。

12:10 出発します。ここから八ケ峰登山口の家族旅行村までは約26キロ、30分余りです。
R162に出た所に道の駅名田庄があるのでここでお昼にしましょう。休日なので多くの車やバイクが停まっています。
建物の奥に広大な芝生広場があるのでず~と奥の方に入り、ベンチでお昼にします。時刻は12:20になっています。
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食事をしながら午後の予定を考えます。八ケ峰は以前は旅行村の駐車場から登っていましたが、4年前に来た時は林道がかなり上まで延びており、林道駐車場から山頂まで登り55分、下り40分の記録が残っています。
前回は単独なのでノンストップでしたが、休憩など入れると最低でもここに戻ってくるには3時間以上はみておかなくてはなりません。

のんびりしていると面倒くさくなってきました。メンバーさんもあまり気乗りがしないようで、一人が三国岳はどう?とおっしゃいます。
三国岳ならちょうど帰り道です。帰りは県道1、京都に入ると府道1になりますが、あやべ温泉を予定しているので好都合です。

13時ちょうどにスタートします。大飯高浜IC手前を左折、県道1に入ります。府・県境の峠を越え、1キロ余りで右折ですがうっかり行きすぎてしまい、引き返します。

2011・6の地形図です。今回も同じ場所に駐車、林道分岐から左に入り胡痲峠を目指します。
(なお、胡麻峠に至るこの登山道、正式には府道487号線で、点線府道で峠を越え、舞鶴市八反田で府道51に合流します。)
しかし矢印のあたりまできましたが、おびただしい倒木で前進不可能。

それじゃ前回三国岳から林道に下ってきた道から登ろうと探します。確か沢沿いに下りてきたような記憶が残っていましたが、らしき沢も荒れています。結局はっきりした取り付点がわからず、三国岳は諦めました。
地形図があれば何とかなったのですが、登る予定ではなかったので・・・・
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府道1を南下、二王公園の南の高台にある宿泊施設併設の(あやべ温泉・二王の湯)に着きました。
ちょうど15時です。
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ゆっくり汗を流し15:50温泉を後に帰路に着き、18:00自宅に帰ってきました。
予定していなかった三国岳では涙を飲みましたが、頭巾山の満開のシャクナゲとイワウチワに感激、楽しい一日でした。

[今日のデーター]

自宅6:30⇒砥堀IC(播但・中国・舞鶴若狭道)大飯高浜IC⇒県道16⇒R162⇒県道771⇒林道頭巾山線駐車地点8:45

出発8:50→登山口9:15→頭巾山10:30~10:50→登山口11:35→駐車地点11:45

出発12:10⇒往路引き返しR162道の駅名田庄12:20~13:00⇒県道・府道1⇒三国岳登山道探しでうろうろ⇒あやべ温泉15:00~15:50⇒府道1⇒綾部市道・府道74⇒綾部IC(舞鶴若狭道・中国・播但道)砥堀
IC⇒自宅18:00

(走行距離 約390キロ  歩行距離 約5・8キロ  累積標高差 約590m)

by hotaka443 | 2014-05-16 23:59