みちくさおじさん山を歩く

No336 広島県 花崗岩の麗峯三倉岳

三倉岳 (701.8m) 広島県大竹市・廿日市市 2014・3・1(土)天気・晴れたり曇ったり メンバー・3人
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4年ぶりの三倉岳です。以前から頼まれていたメンバーさんを案内しますが、直前にひざ故障でドクターストップがかかった1人を残し、3人で出発します。

6時に出発、山陽道姫路西ICから入り途中福山SAで30分ほどコーヒータイムをとり、広島岩国道路大竹ICで下ります。

余談ですが山陽道は広島県の廿日市JCTで終わり、ここから16.2キロ先の大竹ICまでが(広島岩国道路)です。事実上山陽道として機能していますが、この間は高速自動車道ではなく、R2のバイパスの一般有料道で、最高速度は80キロ、料金も山陽道より割高になっており、軽~中型までは普通車になります。道路上にここから広島岩国道路、の標示があります。
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大竹からは県道117~R168を北へ小瀬川にそって走りますが、この川は山口県との境界です。
約20キロで県道289に入り、少し走った先の交差点で三倉岳の案内に従い左折します。
やがて左側に三本槍と言われる三倉岳の雄姿が視界に飛び込んできます。

一番高い岩峰の左側が三倉岳三角点のピークで、三本槍とも言われる岩峰に対し、どこにでもある平凡な山頂です。
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9:25 管理棟兼休憩所の建つ広大な駐車場に着きました。目の前の切り立った三倉岳を見たメンバーさん、えっ あれ登るの?

左の岩壁は黒嶽で、ほぼ垂直な岩場の高さが約120m、クライミングのメッカだそうで、また三倉岳全体の岩場は170本からのルートがあって、関西からも大勢のクライマーが訪れるそうです。
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ログハウス調の管理棟で登山届を出します。姫路から、というと「遠い所から御苦労さま。姫路からもクライミングに来られますよ」
9:40 スタート、広場を北に真っ直ぐ進むとBコースの登山口です。
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点在するキャンプ場内通り、林の中に入ります。するとコースのあちこちに「枯れたマツが倒れてくる危険性があります。特に風が強く吹くときはご注意下さい」の注意書きがあります。
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ちょうど4年前の3月に来た時は、うっそうとした林だったと記憶していますが、見事にマツは全滅です。マツクイムシ?
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10分ほどでB・Aコース分岐です。今日は右のBコースから登り、左のAコースに下りてきます。
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しばらくはシダの多い階段道です。
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五合目に胴乱岩と呼ばれる大岩がありますが、その説明文。
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比較的緩やかな登りも五合目を過ぎると傾斜も増し、岩稜地帯に入り、あちこちの岩壁にクラーマーの姿が見られるようになります。登山道からは見えない林の奥からも声が流れてきます。
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樹間からアップ。グレタワーと遠方は黒嶽。クライマーのメッカです。
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登山道は自然石を組んだ階段が続きますが、階段がなければ登れない急斜面です。
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10:40 ちょうど1時間で朝日岳と中岳のコルに着きました。
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ザックを置いて先に朝日岳に登ります。ものの2~3分急斜面を登ると巨岩が積み重なっており、この岩の上が一番高いようです。
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すぐ西に見える中岳の岩峰。
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コルまで下り、中岳に向かいます。狭い岩の間クサリ場。
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クサリ場から少し歩くと天狗の踊り場と呼ばれる北壁側の大岩の展望台があります。但し風化した花崗岩砂状になっているので、端に行くと危険です。
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中岳への長いクサリ場ですが、傾斜が緩いので難なく登れます。
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巨岩の頂上は素晴らしい展望ですが、滑らないように注意がいります。左は朝日岳からの岩尾根で、右下の奇岩は「寝そべり岩」。中央に駐車場が見えます。
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寝そべり岩のアップ。窪みにちょうど横になれそうですが、たどり着くまでの足場がありません。
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すぐ西には夕陽岳の岩峰。
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振り返ると朝日岳。
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展望を楽しんでから中岳を下山します。
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次は夕陽岳へ長いクサリを登ります。
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次のクサリが待っています。
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長いクサリ場が終わると、夕陽岳と三倉山との分岐です。先に夕陽岳に登ります。
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分岐からひと登りで岩峰の夕陽岳で、真新しい遭難碑の岩が一番高いようです。
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下をのぞくと、突端まで行った登山者が引き返してこられます。メンバーさんはNoですが、私も行ってみましょう。
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「砂が浮いていますので、気つけて下さいね」挨拶を交わして男性とすれ違います。突端に立つとさすが緊張します。目の前は中岳です。
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夕陽岳を見上げると、米粒ほどのメンバーさんの姿が見えます。
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景色を堪能しました。11:40です。さあラストの三倉山三角点で食事にしましょう。
5分ほど下るとA・Bコース分岐です。以前あった避難小屋は崩壊、破れたトタン屋根のみがかろうじて確認できます。
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5分ほど登ると、三倉山の狭い山頂に着きました。時刻は11:50です。
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二等三角点、点名は三倉山です。三本槍と呼ばれる岩峰に比べ、なんら特徴のない山頂です。
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豪華な食事のあとコーヒーをいただき、12:30下山です。一か所自然林が切れるところがあり、夕陽岳が覗きます。
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先ほどのA・Bコース分岐まで戻り、Aコースを下りますが、Bコースと同じように自然石の激下りの階段が続きます。階段がなければ上下出来ないような激斜面です。
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120mの黒嶽がチラリ、クライマーは?斜度は70~80度あたりでしょうか。
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五合目からはBコースと同じく傾斜も緩くなります。
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13:05四合目避難小屋です。
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小屋前の小広場の橋からグレータワーの巨大な岩場が見えます。クライマーの姿は確認できませんが、避難小屋にザックが置いてあるので、挑戦されているのでしょう。
左の岩場。
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10分ほど休憩して出発、13:20登りに歩いたA・Bコース分岐です。
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往路を引き返し、13:30駐車場に戻ってきました。

管理人のおばさんとしばらくお話をさせていただき、13:45駐車場を後にします。下の道路に下り、少し走って左折、人口登はん壁に寄って見ます。あいにく人の姿はありません。

平成8年の広島国体山岳競技に建設された15.2mの人工壁で、周りはフエンスで囲ってあり、使用するには大竹市に申し込みとあります。
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往路を引き返し、R2に出ると高速に入らず東に5キロほど走ると、左に並走しているJRをまたぐ跨線橋があり、山手に移ると「宮前温泉・べにまんさく」¥700があります。時刻は14:30です。
山に登り未知の温泉に入るのは楽しみの一つです。
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屋上は展望台で、すぐ下にJR,R2が走り、瀬戸内海には大きな宮島が横たわっています。PM2・5でしょうか、午後に入って急に視界が悪くなってきました。
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15:45帰途につきます。大野ICから広島岩国道路に入り、福山SAで休憩します。ここでメンバーさんが「ぜんざい作るのを忘れてた、食べてしまおう」という話になり、(火気厳禁)の標示は見当たらないのでいいのと違う?とベンチに腰かけガスを出します。

なんやかんやで40分休憩し、17:45福山SAを出発。あとはノンストップで19:30姫路に帰ってきました。

[データー]

6:00 出発⇒山陽姫路西(山陽・広島岩国道路)大竹IC⇒R2⇒県道117⇒R186⇒県道289に入り1.9キロ先三倉岳看板を左折、三倉岳登山口管理棟9:25

出発9:40→A・Bコース分岐9:50→五合目10:05→朝日岳10:45→中岳11:05→夕陽岳11:30~11:40→三倉山三角点11:50~12:30→四合目避難小屋13:05~13:15→A・B分岐13:20→駐車場→13:30

出発13:45⇒往路をR2へ⇒廿日市市・宮前温泉14:30~15:45⇒R2⇒大野IC(広島岩国道路・山陽道)姫路西IC⇒自宅19:30

(走行距離 約600キロ 歩行距離 約3.7キロ 累積標高差 約560m)

by hotaka443 | 2014-03-18 22:04