みちくさおじさん山を歩く

No335  残雪の滋賀・綿向山

綿向山(1110m) 滋賀県日野町/甲賀市 2014・2・28 (金) 天気・晴れたり曇ったり メンバーー・4人

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 雪で御幸橋Pまでノーマルで入れず、下の西明寺集落で路上駐車した以前の地形図を使用します。

昨年は1月と2月の2度樹氷登山しましたが、今年は登るチャンスがありませんでした。
今日は今冬始めてになりますが、綿向山上空1500mでだいたい3℃~ラインが走っているので、まず樹氷は無理でしょう。

5:30自宅を出発、途中でメンバーさんを拾い、名神草津PAで昼食の調達とコーヒータイムをとり、昨年12月新しく開通した蒲生スマートICで降ります。このICのお陰で、従来の竜王ICよりぐっと近道になります。

8:50に御幸橋駐車場に着きました。樹氷シーズンが終わった平日、駐車場には1台の車もありません。
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準備をしていると、単独の男性の車が到着です。9:05出発します。西明寺川沿いの広い道を歩いて行くと、幹が折れてしまった夫婦松が残っています。
始めて訪れたのは平成8年頃で、その後も何度か来ていますが、いつ折れてしまったのか記憶は定かではありません。
案内板には「水木野の風と清流が縁結び クロマツとアカマツの妙なる陰陽の世界」と書かれています。
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このあたりまでくると、シーズン中は樹氷で山肌が真っ白になっていますが、残念です。
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10分あまりで「天然記念物接触変質地帯」の石柱と説明板の前を通ります。
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9:20 ひずみ谷小屋に着きました。
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小屋を出ると西明寺川の上流を渡ります。3名で200キロ制限・・・OKです。
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橋を渡ると植林の中をジグザグに登りますが、暖かくなるとヤマヒルに要注意区間になります。
15分ほどで一合目の標識を通過します。登山道に踏み固められた雪が残っていますが、気温が高く凍結はありません。
真新しい注意書きです。最近はあちこちの山でトレイルランナーをよく見かけるようになりましたが、場所をわきまえて、と言う事ですね。
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さらに15分あまりで二合目標識通過、10:15に西明寺集落から登ってくる林道に出ます。ちょうど三合目になります。
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林道を右に50mほど歩くと左に登山道があります。
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2~3分登るとあざみ小舎で、小休止します。ここで二人連れの女性に追い越されます。
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相変わらず植林の中のジグザグ道が続きます。10分ほどで四合目を通過、10:50植林から飛び出したところに五合目小屋があります。
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北西方向が開けていますが、琵琶湖はモヤって見えません。すぐ前には綿向から竜王山を経由する登山道の尾根です。2本の鉄塔は素晴らしい展望台で、ここからの距離はわずか600m、大声を出せが届く距離です。
尚 竜王山は左端です。
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鉄塔から見た五合目小屋。2009年11月
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ところであの2本の鉄塔ですが、各電力会社によって多少鉄塔の形状が異なり、このタイプは関電ではあまり見かけないので、自称鉄塔ファンが以前に調べたところ、中部電力の伊勢幹線で、尾鷲市の海岸沿いにある三田火力発電所から藤原岳の近くにある中電西部変電所への送電線です。ここは関電管内ですが、最短ルート等いろいろ事情があるのでしょうね。

五合目から25分ほどで七合目です。
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七合目からは左の尾根に取りつく冬道に入ります。右の夏道は冬期は危険な所があるので閉鎖されますが、
逆に冬道はブナ林保護のため、夏期は通行になります。
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急斜面の続く冬道も、雪はまだら模様です。
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少しずつ残雪が多くなってきました。途中で追い抜かれた単独の男性が「少しモヤッていますが展望はまずまず。しかし風はきついですよ」と言いながら下りて行かれました。
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シーズン中は樹氷の世界です。
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雪融けのコケの緑が美しい・・・
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山頂手前の尾根に出ました。冬道はここで終わりです。
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11:50雪はまばらな山頂に着きました。
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綿向神社の祠と青年の塔の立派なケルン。ケルンの横で風を避け、先ほどの2人の女性が食事をされています。
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東側の大展望。御在所岳はちょうど雨乞岳の後ろに隠れています。
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鎌ケ岳アップ。コースにもよりますが、冬期には手ごわい山です。
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遠く乗鞍や御嶽等北アルプス方面、能郷白山等も空気が澄んでおれば見えるそうですが、まだ一度もそんな好条件に恵まれた事はありません。

私たちもケルンの陰で鈴鹿の雄大な山並みを見ながら食事にします。風は冷たいですが、日射しにぬくもりを感じるようになりました。
食後Tさんの愛情こもった自作のケーキをいただきます。うん これはウマイ!
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そろそろ下山しましょう。12:35 出発です。この鳥居の下が長い階段の夏道ですが、もうすっかり忘れてしまいました。バックは水無山で、北峰と南峰が見えます。
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尾根伝いに竜王に回れば面白いのですが、時間の都合もあり、冬道をピストンします。
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下りは滑りやすいのでアイゼン着用ですが、私は面倒くさいので注意しながら下ります。
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13:15 頂上から40分で五合目小屋です。せっかく来たのですから、夢咲の鐘を鳴らしておきましょう。
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ひずみ谷小屋到着。頂上から約1時間40分、登りは約2時間かかっています。
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14:25 駐車場に無事帰ってきました。気温高く樹氷は見られませんでしたが、残雪の山もまたいいものですね。
山ヒルのシーズンは避け、素晴らしい紅葉の秋にまた訪れたいものです。

14:45駐車場を出発、帰途につきますが、帰り道によくお世話になる竜王町の「蒲生野の湯」に立ち寄ります。
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冷えた身体をゆっくり温め、竜王ICより高速に入り、途中のSAで食事を済ませて帰宅しました。

[データー]

自宅5:30⇒姫路・加古川BP⇒第二神明⇒阪神高速北神戸線⇒中国道・名神蒲生スマートIC⇒R477⇒県道182⇒御幸橋駐車場8:50

出発9:05→ひずみ谷小屋9:20→あざみ小舎10:20→五合目小屋10:50→七合目11:15→綿向山頂上11:50~12:35→七合目12:55→五合目小屋13:15→あざみ小舎13:35→ひずみ谷小屋14:15→駐車場14:25

出発14:45⇒往路を引き返し、R477から少し入った所の「蒲生野の湯」14:45~15:45⇒自宅19:00着

(走行距離 約420キロ 歩行距離 約8・5キロ 累積標高差 約750m)

by hotaka443 | 2014-03-08 22:00