みちくさおじさん山を歩く

No295 敦賀半島 西方ガ岳~サザエガ岳縦走

西方ガ岳(764.1m)~サザエガ岳(685・5m)福井県敦賀市・美浜町 2013・6・8(土)天気・晴れ
メンバー・15人


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15人の山仲間と敦賀半島に向かいます。加古川駅を6:20にマイクロバスで出発。北陸道を敦賀で下り、敦賀半島の東側の常宮神社に9:45に着きました。
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今日は敦賀半島を形成する西方ガ岳からサザエガ岳を縦走します。目の前は敦賀湾、海抜0mからのスタートです。
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ここ常宮神社は安産祈願有名ですが、秀吉が朝鮮出兵の際日本に持ち込まれたとされる新羅製の朝鮮鐘を所蔵しており、国宝に指定されています。

ところが最近韓国の市民団体から返還を求められ困惑、国の宝だから国が早く解決してほしいと宮司さん。
高さ112㎝・口径67㎝・重量337キロの青銅製で、最近では返還を求める韓国人が訪れ、鐘の前で泣いて訴えるようになったので、一般公開を取りやめたそうです。

日本対韓国、政治の世界だけでなくいろいろ問題があるものですね。
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10:00 神社の境内をスタートします。
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神社から続く民家の間の道は、すぐに登山口に入る十字路に着きます。電柱の高い位置に標識があります。
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民家の間を抜け、水田の中の道を進むと、山道に入ります。しばらくは鉄塔巡視路のプラ階段を登ります。
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鉄塔の向こうに展望岩が見えます。この鉄塔は敦賀原発からの送電線ですが、操業停止の現在は電気は流れていません。
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10:20奥の院展望所です。先ほど見えていた巨大な岩場です。
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眼下に波静かな敦賀湾が広がっています。見飽きない美しい眺めですね。
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展望所を過ぎるとあちこちにササユリが咲いています。
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コアジサイも登山道の両脇に群生しています。
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最近あまり見られなくなったツツジ。
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11:05 銀命水です。岩の間から清らかな水が流れ出ています。
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年中枯れる事がない、と言われていますが、一口飲んでみると、ウマイ!
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しばらくすると登山道の少し奥に「聞く石」があります。
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続いて天然記念物のオウム岩に11:40に着きました。
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説明文。文中にある(25m離れた所にある呼石から叫ぶと、オウム岩が応える)と書かれているが、少し下にあった「聞く石」との関連は?聞く石でなく呼石では?
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ガケ下の木が年々成長し、視界が狭まってくるようです。湾の最奥の敦賀の町や気比の松原はモヤっています。
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こだまを返す岩、オウム岩を過ぎると比較的なだらかな道になり、まわりは美しいブナ林に変わります。
ブナ林の中にいると、何故か気持ちが落ち着きますね。
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しばらく続いたブナ林が終わると、少し急な登りになり、やがて樹木に囲まれた西方ガ岳頂上に飛び出します。
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そろそろ新しい標識がほしいですね。
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頂上に着くと同時にガスが流れてきました。少し東に大岩があり、素晴らしい展望が広がっているのですが、この通りです。
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時刻は12:20 昼食にしましょう。
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空が明るくなってきたので展望岩に急ぐと、瞬間ガスが切れましたが、またガスが流れてきます。
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展望はあきらめて13:05 サザエに向かいますが、少し西に寄った小さなピークにある、二等三角点西方ガ岳をタッチしておきましょう。
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雑木林の小さなアップダウンの尾根道を20分ほど行くと、左へカモシカ台・尼池への分岐があります。
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緩い坂を下ると、右へ尼池への道を分けます。しかしあまり人が入らないので、雑草が茂っています。
尼池は見る価値のない、水面は水草に覆われた小さな沼のようです。これは3年前の写真です。
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灌木帯の急坂を登ると、明るい空の広がるカモシカ台で、巨岩がアクセントです。
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ここで始めて西側の展望が開け、眼下には運転停止中の美浜原発が見えます。一見島のようですが陸続きの半島です。視界が良ければ三角錐のきれいな青葉山が望めるのですが・・・
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大岩の上から小岩を見る。海上の小島のように見えるのが、美浜原発の半島。
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展望を楽しんでから、サザエに向かいます。アップダウンの道を25分でサザエガ岳に到着です。
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山頂には三等三角点 点名螺ケ岳があります。ここも東へ急な踏み跡をたどると、大岩の上の展望台に出ます。
写真中央の、半島のような水島がとっても美しいですね。
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さて、白山探しです。積雲が帯になって並んでいるますが、ホノケ山の後方で、多分矢印のあたりの雲の中だと思います・・・
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エメラルドグリーンの海に浮かぶ水島。左は半島側の明神埼。シーズンになれば連絡船が運航、海水浴客でいっぱいになり、島が沈まないかと心配になるほど人気のある島です。
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水島は外海の敦賀湾側が激しい潮流に洗われ、北から水島、中島、島の鼻の三島に分かれていましたが、サザエガ岳の西海岸にある、(高速増殖炉もんじゅ)の工事で出た土砂や、中国から輸入した砂などを使って突堤を作り、一つの島にしたそうです。
新・旧の地形図を見ると、島の歴史がよくわかります。なお,現在も潮流による島の変化は調査されているそうです。
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これは浦底湾の奥にある敦賀原発。活断層が見つかり、廃炉にするか再稼働するか・・・最終的にどうなるのでしょうか。
左奥の赤土が露出しているところが、断層調査の現場のようです。
下は3年前の写真です。
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展望を楽しんで、さあ出発しましょう。ここからは下りになり、10分余り歩くと最後の一枚岩の展望所があります。
しかしサザエより高度が50mほど低くなっただけで、展望は変わりません。
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ここからは樹林帯に入り、展望も閉ざされてしまって退屈な道になります。
15分ばかりで長命水分岐がありますが、通過します。
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樹間から、狭い範囲ですが最後の敦賀湾です。
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どんどん下ると、滑りやすい3~4箇所にロープが設置されています。
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15:50 やっと下の林道に降りてきました。
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林道は、敦賀原発明神寮への進入路に出ます。
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進入路を少し下ると県道141に出ます。県道わきにある明神寮の標示。長い間の原発ストップ、皆さんどうされているのでしょうか。
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時刻は16時。休憩を入れて6時間です。長時間どうもお疲れさまでした。
尚、県道を7~8キロ南に下ると、登山口の常宮神社です。
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[本日のデーター]

常宮神社10:00→奥の院展望所10:20~10:30→銀命水11:05~11:15→オウム岩11:40~11:50→西方ガ岳12:20~13:05→カモシカ台13:25~13:40→サザエガ岳14:05~14:20→一枚岩展望所14:35→長命水入口14:55→登山口林道15:50→県道16:00

(歩行距離 約9.4キロ  累積標高差 約950m)

by hotaka443 | 2013-06-11 08:49 | Comments(0)