みちくさおじさん山を歩く

No293 鈴鹿山系 御在所山~鎌ケ岳縦走

御在所山(1212m)~鎌ケ岳(1161m)三重県菰野町・滋賀県東近江市・甲賀市 2013・5.15(水)
メンバー4人

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雪の綿向山から見た鎌ケ岳の雄姿に、ヤシオの咲く頃に行きたいと言っていたJ さんとの約束日です。
ついでにロープウエーで登っただけの御在所を、歩いて登りたい、との希望を追加します。

5:30山陽姫路東ICに入り、東名阪四日市ICで降りてR477を西に向かいます。今日はあいにく山はガスでかくれんぼです。
中道登山口近くの一ノ谷御在所山の家の前に駐車するつもりでしたが、平日というのにすでに満車です。
少し走ったあたりの広まった路肩に、何とか1台分のスペースがあったのでそこに停めます。
途中のSAでのんびりしていたので、時刻はすでに8:30になっています。今日は鎌まで縦走なので、急いで支度を済ませ8:40出発します。
少し国道を下ったところに中道登山口があります。平日にもかかわらず人気のある山は登山者が多いです。
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花崗岩のもろい地肌は年々削り取られて深い溝になり、何か所か新しいバイパスが作られています。
このあたりも何年か先どうなるかわかりません。
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東側が特に急峻な地形のため、激登りが続きます。イワカガミが頑張って、と励ましてくれます。
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9:00 三合目、裏道への分岐です。
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大きな岩につっかい棒がズラリと並んでいます。私も・・・・っていう人間の心理、面白いですね。
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昨年登った時は、ロープウエー2号~5号支柱間の樹木伐採工事をしていましたが、もう終わったのでしょうか。少し道が変わったかもしれません。
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上空ですれ違うロープウエー。上空はガスです。
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登山道脇のあちこちでニッコリ微笑みかけるイワカガミを見ながら、おばれ岩に着きました。9:15です。
標高が700mになっていますが800mでは?とよく見ると8の字の下の〇が消えているようです。
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巨大な岩が負いかぶさるよな形状から名付けられたのでしょう。重いけど頑張らなくっちゃ・・・
でもいつまで耐えられるか、自然の造形って不思議です。
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五合目です。
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ガスが瞬間晴れ、No6鉄塔と山頂が姿を現します。真っ白なこの鉄塔は建設当時は山の緑に融け込むように、と緑色で、高さ61mは確か世界一と騒がれた、と記憶しています。今でも日本一の鉄塔で御在所名物です。
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消えそうな文字の地蔵岩、アバウト865mとあります。
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誰かが悪戯で乗せたような不思議な岩です。
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ほとんど終わりのシロヤシオです。
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岩を積み重ねたような六合目です。
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ここを過ぎるとキレットへの急降下です。クサリが架かっていますが、なくても下りられます。
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キレットを過ぎると短いハシゴがあり、再び急登が始まります。
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タテヤマリンドウでしょうか、あちこちに見られるようになりました。
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アカヤシオでしょうか
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八合目の大岩、1100mです。
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この狭い足場は,冬期積雪や凍結時は緊張するところです。
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2人の登山者が写っていますが、巨大な岩場には人間の存在なんてちっぽけなものです。
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アカヤシオ。
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四国のアケボノツツジ。 花オンチには区別がつきません。
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そこで調べてみました。
いずれもツツジ科で三つの変種があり、アケボノツツジは近畿以西と四国で、三重・滋賀以東、つまり鈴鹿山系以東にはアカヤシオ、九州はツクシアケボノツツジに分類されます。
そして栃木県の県花がアカヤシオだそうです。

またシロヤシオが東北から近畿・四国の山地に、ムラサキヤシオ(ヤマツツジ)が本州中部以北北海道に自生しています。

それぞれ違いがあるそうですが、一見素人には見分けがつかないですね。
10:50富士見岩の展望台に着きましたが、ガスで展望はききません。
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ここからは山頂の遊歩道で最高峰に向かいます。
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10分ほど歩くとレストラン・アゼリア前に着きます。
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ここから最高峰へは舗装道路とスキー場内を横断の二通りがありますが、スキー場内を横断します。
スキー場の草原にはタテヤマリンドウがあちこちに見られます。のんびり15分ほど歩くと三角点の山頂に着きます。
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半ば観光地化された山頂の一等三角点、点名御在所山は手厚く保護されています。
尚、標高1211.95mとありますが、三角点位置の標高は1209.8mで、1211.95mの最高点は西に2~3分歩いた展望台の岩場になります。
皆さん、ガスで展望が効かないので最高峰はカットし、お腹がすいたのでここでお昼にしようということに決まりました。時刻は11:20です。

ここが最高峰1212m。前回の写真です。
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風が冷たいので木の陰で食事を済ませ、12.05出発します。山頂から南に下ると、レストラン・アゼリア前からの舗装道に出ます。道なりに行くと長者池へ下る道を分けます。まだ行ったことがないので寄ってもいいのですが、時間が気になりだしました。まだ先は長いのでパスです。
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舗装道にゲートがあり、登山道はここから始まります。
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この尾根を下った所が武平峠で、峠からは向こうの尾根を登ります。天気が良ければ目の前に鎌ケ岳がそびえているのですが、残念です。下を走るR477、鈴鹿スカイラインの一部が見えます。

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シロヤシオが目立つようになってきました。
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一部崩壊地などを通りますが、中道のような岩場もなく12:50、武平峠に降りてきました。
この下にR477の武平峠トンネルが走っています。峠は四差路で、右に下るとトンネル西口、左がトンネル東口の登山口です。私たちは直進で、鎌ケ岳の激登りになります。
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シロヤシオの群生地帯を抜けると岩稜地帯に入ります。
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鈴鹿の槍とも言われるだけあり、崩れそうな斜面の激登りです。
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13:50武平峠より1時間、13:50鎌ケ岳頂上です。素晴らしい展望が広がっているのですが、残念ながら何も見えません。
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南北に細長い頂上。
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期待していた展望がダメなので、小休止の後下山にかかります。下りは長い長石尾根を歩きます。
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いきなりの急降下です。この尾根は昨年3月の残雪期に登っていますが、よくこんな激斜面を登ったな~と感心します。
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14:35三ツ口谷に下る分岐です。三ツ口谷は歩いている長石尾根の左下の谷筋の道です。
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分岐よりイワカガミ街道と行っていいほどあちこちに咲いています
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15:15尾根上の小ピーク弥一ケ岳を通過します。
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おっと危ない!スタートから7時間、結構足が疲れています。
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ようやく三ツ口谷の流れに下りてきました。この沢を渡ると県道577でR477に出ます。
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対岸に上がりました
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県道577です。私たちはガードレールの下の道から上がってきました。湯の山温泉街からのこの道は少し登るとR477に繋がりますが、ゲートがあり通行止めです。
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16:00登山道は中道登山口の道路を挟んだちょうど反対側から国道に上がります。
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長時間歩いた足には、駐車地点までの緩い登坂もしんどいものです。
16:10 無事車に帰ってきました。ぎっしり停まっていた車は全て帰ってしまい、私の車だけがポツンと残っています。
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16:20 さあ 温泉に向け出発します。帰り道にある こちらに来たときの定番、グリーンホテルです。
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16:25~17:25 ゆっくりと温泉で汗を流し、さっぱりとして帰路に着きます。
休憩入れ7時間半、終日ガスで大展望はおあずけでしたが、奇岩の連続する御在所には皆さん満足されたようです。

[本日のデーター]

姫路5:30⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・新名神・東名阪)四日市IC⇒R477⇒一ノ谷御在所山の家近くに路上駐車8:30

出発8:40→ おばれ岩9:15→キレット9:50→富士見岩展望台10:50→御在所山11:20~12:05→武平峠12:50→鎌ケ岳13:50~14:00→弥一ケ岳15:15→県道577 16:00→駐車地点16:20

出発16:20⇒グリーンホテル16:25~17:25⇒往路引き返す⇒自宅20:45

(走行距離 約430キロ  歩行距離 約9キロ  累積標高差 約1220m)

by hotaka443 | 2013-06-04 18:48 | Comments(0)