みちくさおじさん山を歩く

No281 福寿草の藤原岳へ

藤原岳(1144.8m)三重県いなべ市・滋賀県東近江市 2013・4・4(木) 天気・晴れ メンバー・4人

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福寿草の季節です。何度か登った藤原岳ですが、ここ数年は四国に行っていたので、山行メモに残している2009/6以降は登っていません。

久しぶりの藤原岳に花の状況を知るために みなべ市のホームページを見ると、8合目から9合目あたりまで満開とか。
但し登りに歩く予定の花の多い聖宝寺道(裏道)は、ガケ崩れによる堰堤工事で8月まで通行止とあります。

ありゃ、あの植林の多い大具戸道の急坂を登るのか、と思うと気が重いですが、仕方ありません。

6:15姫路を出発します。東に走る時の休憩地点になる名神の草津SAでコーヒータイムをとり、八日市で下りてR421からR306へ。
藤原町の文化センター入口交差点の次の三差路を左折。真っ直ぐ走って藤原岳登山休憩所に着きます。
が、20台ほどの駐車場はすでにいっぱいです。
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仕方なく案内板に従って学校下の広い駐車場に移動します。こちらは平日もということもあって4台ほどでガラガラです。
時刻は9:20、時間のかかる山にしては遅い到着です。支度をすませ9:25に出発、休憩所まで緩い坂道をテクテクします。
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休憩所でトイレ休憩などの後9:45にスタートです。
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登山道は神武神社の右に入ります。
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展望のない自然林や植林の道が続きます。一合目毎の合目標示が励みです。小屋から40分の10:25、四合目通過です。
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11時ジャストに七合目です。
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11:15 聖宝寺道と合流する八合目着です。立ちいらないようにロープが張ってあります。
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樹林帯は切れ、ここからいよいよ福寿草のお出迎えです。
急斜面に咲いています、あちこちに。
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ただこのあたりは痛々しいほど山肌が崩壊、雪融で一気に押し流されたのでしょうか。
あまりの変わりように、ただただ驚くばかりです。
大雨でも降れば急斜面だけに、さらなるに崩壊が心配されます。かなりの福寿草が犠牲になったことでしょう。
石灰岩の山だけに、表面の土砂が流され下の石灰岩がむき出しで、遠くから見ると残雪に見えたのもこの石灰岩だったのかもしれません。
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崩壊地が終ると、岩のゴツゴツした、しっかりした地盤になり、九合目です。
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ここから再び福寿草の群生地になります。
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一輪だけ見つけたキクザキイチゲ。
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地元桑名市在住で、単独で福寿草を見に来られた美しいご婦人。キレイな福寿草をブログにUPします、とPR。
「今日中にUP出来ますか?」 なかなか集中できず、まだ三山残っている現状に ショボン。
「気長に待っています」と言われ、頑張らなくっちゃ。
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写真撮影で時間をとられましたが、藤原山荘が見えてきました。
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12:10 小屋の後ろの小高いピークでお昼にしましょう。前方のピークが藤原岳展望台です。
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食事のあとコーヒーをいれていただき、お腹がふくれたところで12:55天狗岩に向かって出発です。
美しい光景のカルスト台地を歩きます。
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藤原岳が遠ざかります。
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登山口から藤原山荘までの急峻な登りに比べ、天狗岩にかけてはウソの様ななだらかな地形です。
一部残雪も見られます。
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天狗岩が見えてきました。
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13:20 天狗岩に着きました。
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岩場の突端まで行くと、その先は絶壁です。
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左が藤原岳展望台もうで、南に向かって銚子岳・静ケ岳・竜ケ岳と続く山並み。
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すぐ北にはどっしりと構える御池岳。ここから2時間半も歩けば着く距離です。
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伊吹山が見えた、とおっしゃいますが、私には見えません。後方の山は霊仙山でしょうか。
視界が良ければ白山も見えますが、まだお目にかかったことがありません。
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確か天狗あたりにも福寿草が咲いていたと思うのですが、見当たりません。よ~く探すと3輪ほど岩陰で小さな花を見つけましたが、どうしたのでしょう?頂上は遅いとしても、それらしき葉も見当たりません。
13:35小屋に向けて引き返します。
ごく狭い範囲にセツブンソウが数輪咲いていました。
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14:05 小屋に帰ってきました。
賑わっていた小屋まわりはひっそりと静まり返っています。もう皆さん帰られたのでしょう。
10分ほど小休止して藤原岳展望台に向かいます。
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小屋から展望台に向かうしばらくの間は台地状で水はけが悪く、しかも登山道脇にササが茂っており、このシーズンは足許がどろんこになるのですが、道は乾いています。
そしてササはシカに食べられたのでしょうか、成長できずに枯れてしまっています。

御池岳と右天狗岩
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山頂直下の急登をひと登り、14:30展望台に着きました。天狗岩同様の岩がごろごろした頂です。
標識は1120mとありますが、地形図から拾うと1140m+といったあたりでしょうか。
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なお三角点はありませんが、新しく1級基準点が設けられています。1級基準点とは、国土地理院以外の県や市町村などが設置管理する公共基準点です。
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南側の大展望です。綿向山は拡大するとかすかに山容が見えますが、この画像ではムリですね。
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Sさんは展望台をパス、山荘で待っておられますので、アップしますが・・・
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すぐ東側の下は台地状の地形ですが、ここもササが枯れています。
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記念写真をとり下山しましょう。
14:45 山荘に戻ってきました。山荘の西側の岩場にも沢山福寿草が咲いていましたが、以前より少ないようです。
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15時ジャストになりました。山荘を後にします。
日あたりの残っている場所の福寿草はまだ力いっぱい花弁を広げていますが
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日陰の場所ではそろそろ閉店準備で お休みモードに入りつつあります。
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八合目で花も終わり林の中に入ります。邪魔者扱いにされがちですが、手入れされている植林は美しいものです。
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ミヤマカタバミ。
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急斜面の下りが嫌になる頃、神武神社に降りてきました。
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すぐ下の登山口小屋には16:35着です。駐車場はガランとしています。清掃が行きとどいた小屋で休憩します。テーブルには各種のパンフレッドが置かれています。
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小屋で小休止していると17時前になりました。駐車場まで10分ほどテクテクで 17:05車に帰ってきました。

今日は汗びっしょりで気持ちが悪いので、温泉に向けすぐに出発します。帰り道の(あげき温泉あじさいの里)です。
途中信号待ちでふと右を見ると、藤原岳に陽が落ちるところです。
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10分ほど走って温泉に着くと・・・ありゃ休みです。山小屋でパンフレッドをいただいてきたので見ると、なんと木曜が定休日です。
昨年竜ケ岳帰りに寄り道してここに入りましたが、気にいった温泉だけに、残念です。
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あとは帰り道に(永源寺温泉・八風温泉)がありますが、山屋さんが入るには高すぎるし、竜王町まで帰ると(蒲生野の湯)がありますが、一般道走りが長いので、今日は気持ち悪いですがガマンして温泉はパス。
途中のSAで夕食をとり20時半頃姫路に帰ってきました。

福寿草に出合えて満足しましたが、山が荒れており気になるところです。
また大具戸登山道南側の谷は八合目すぐ下まで深くえぐられ、大げさに言えば山が二つに割れそうです。
土砂が流され、白い石灰岩むき出しですが、急傾斜だけに堰堤を築くとなると大工事になるでしょう。

[本日のデーター]

姫路6:15⇒姫路東IC(山陽・中国・名神)八日市IC8:25⇒R421⇒R306⇒藤原町文化センタ入口の次の信号のない交差点左折⇒直進・登山口休憩所⇒登山者用駐車場9:20

駐車場9:25→登山口休憩所9:45→五合目10:35→八合目10:15~10:25→藤原山荘12:10~12:55→天狗岩13:20~13:35→藤原山荘14:05~14:10→藤原岳展望台14:25~14:30→藤原山荘
14:45~15:00→五合目16:00→登山口休憩所16:35~16:55→駐車場17:05

駐車場17:10⇒往路往復(あげき温泉17:20)⇒八日市IC18:05⇒姫路20:30

(走行距離 約460キロ 歩行距離 約11.2キロ 累積標高差 約1240m)

by hotaka443 | 2013-04-06 09:21