みちくさおじさん山を歩く

No272雪と樹氷の那岐山

那岐山(1255m最高点)岡山県奈義町・鳥取県智頭町 2013・1・27(日)天気・曇り メンバー・2人



3年前に那岐連山の西の端爪ケ城で見た素晴らしい樹氷が忘れられず、あの時のお連れさんと7:10出発します。
昨日までの冬型が若干ゆるみましたが、さて山はどうでしょうか?

中国道は佐用の手前で50キロ規制が出され、路肩には雪が現れました。美作ICを下り北に進むにつれまわりの田圃は真っ白です。
県道51から工業団地方面に右折すると正面に那岐連山が姿を現します。左が爪ケ城で、中央左の雲がかかっている山が滝山、右の高い山が那岐山です。
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那岐山を正面に工業団地内を走ります。今日は雪用タイヤを履いている軽自動車です。
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一度R53に出ますがすぐに「山の駅」の看板を左折、一直線の登り坂を那岐山に向かいます。

あれ?ここまで来て気がつきました。今日は爪ケ城に行くはずだったのに・・・いい加減なものです。
道の駅でUターンしょうと思ったのですが、お連れさんは那岐山でもいいよ、とおっしゃるので直進します。

登山口に入る手前100mあたりの右側に広いふくらみがあり、1台駐車しているので、Uターンして私もそこに車を止めます。
時刻は8:50です。続いて走ってきた2台も私の後に並びますが、駐車場に向かう車も多いです。

すぐ後ろに停められた車は同じ姫路ナンバーで、5人が降りてこられました。
雪山の場合はいつもBコースから登りCコースを下山されるそうで、私たちと逆コースです。
「どこでお会いするか・・・Bは時間がかかりますからね」と体力がありそうなご婦人がおっしゃいます。
Bコースの5合目までの長い植林歩き、私は苦手です。

9:05スタート 駐車地点をふりかえります。
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登山口方面へ左折、この程度の積雪量なら十分登れるので、乗ってくるべきでした。
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第一駐車場は1台だけでその先の第3駐車場は6台ほどで満車です。
すぐに蛇淵の滝入口です。
「前から思っていたんだけど、この鳥居変わってると思わない?」「変わっている・・・・?」
「名前わかんないけど、横に渡している2本の木の下側、飾りのようなもの付けてるでしょう。ほんらいは2本とも真っ直ぐだと思うけど」
鋭い観察力です。確かに言われてみればそんな気がするので、今度鳥居があれば気をつけて見ておきす。
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林道と分かれ登山口へ向かいます。
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B・C分岐点はCに入ります。
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那岐山を見ます。今はこのように見晴らしがいいですが以前はうっそうとした植林で、もう8年か9年位前の台風で木々は全て倒れ、直後は倒木と戦いながら登ったものです。
ただここは国有林なので、あっという間に倒木は処分され、現在のように裸になってしまいました。
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9:45一度別れた林道が左から登ってくるので横断します。
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登山道の下を走っている林道の雪の上に大きな足跡が刻まれています。クマです。
登山道入り口に、”最近クマが目撃されています”の掲示がありましたが、いるのですね。

植林の中をしばらく歩くと、ベンチが置かれ、沢山の国有林の説明板の立つ(みどりの広場)に着きます。
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ここからはつづら折れの道になり、高度を上げていきます。雪も深くなってきました。
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10:35大神岩に着きました。岩の上に立てば眼下に日本原高原の雄大な景色が眺められるのですが、今日は全く視界が効きません。
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ここからは植林も消え、自然林になります。白い化粧の那岐山が覗きます。
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その時前方から おなじみ那岐山名物の(裸のおじさん)が元気よく降りてこられました。
当年とって73歳のササオさんです。裸のカラダは赤銅色に焼けています。
昨年の2月20日以来の1年ぶりです。お話させていただくと、お正月から今日で21回目とのこと。
用事や雨以外は必ず裸で登られる元気なおじさんです。裸対厚着のツーショットを1枚。
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8合目の道標通過、しばらくして頂上まで500mを通過、ここからしばらくの間ジグザグな登りです。
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樹林帯を抜けると頂上まであとひと踏ん張りです。8合目付近で抜かれた単独の男性の姿が 稜線上に点になって見えます。
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右を見ると、最高峰がおわんを伏せた形で見えます。
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11:25那岐山三角点のある頂上に着きました。向こうの休憩所兼トイレの建物は柱だけになっていましたが、腰板が張られて修理されています。
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三角点は3等で点名は那義山です。
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最高峰の右下に見える避難小屋に向かいます。
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登りは気温が比較的高く、無風だったので樹氷を心配していましたが、尾根上は樹氷がそこそこ成長しています。
樹氷は過冷却水滴が風に運ばれ、木々の枝に衝突して成長するので、風は絶対的条件になります。
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11:30避難小屋着です。最高峰への急坂を登っている2人の姿が見えます。
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小屋は無人で、ザックが一つ置かれています。空荷で最高峰に向かわれたのでしょう。
内部の温度計は8℃あります。食事をしていると4人ほど入ってこられました。
暖かい鍋焼きうどんをいただき11:50出発、最高峰に向かいます。
お連れさんは面倒なので今日はノーアイゼンで登るで~と言っておられますが、急登に苦戦しておられます。
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12:00最高峰着です。ここは1255mで三角点1240.3mより15mほど高い計算です。
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毎週のように登ってこられる地元の人の話では、今年は雪が少ないそうです。
そういえばスキー場だよりを見ていても大山、わかさ氷ノ山、兵庫県北部も積雪量は少ないようです。
下は昨年2月20日の同じ場所と,無雪期の写真です。、
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滝山方面の展望を待ちますが、那岐山の山頂休憩所あたりまでがやっとです。
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20名程の団体さんが見え隠れするガスの斜面を登って来られます。避難小屋は超満員になることでしょう。
展望を諦め東のA・Bコースに向かって出発しましょう。前方はすぐ東にある1250+のピークです。
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やがて樹氷の世界に入ります。
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積雪期の那岐山はほとんどの人がCコースをピストンされますが、樹氷の一番美しい所は最高峰からA・Bコース分岐にかけての尾根上なので、もったいない話です。
ただ歩く人が少ないので、尾根分岐からの下山コースはトレースがない場合、不安になるかもしれません。
A・Bコース分岐です。今日は珍しくAコースのトレースがあります。ここから右へBコースを下ります。
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少し下ったところで駐車地点でお話をさせていただいた姫路ナンバーの5人が登ってこられました。
Bは少し距離が長く、5合目からの傾斜も急、そしてラッセル跡も乏しく、やはり時間がかかったそうです。
私たちは5人の足跡をありがたくいただきます。
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瞬間青空が覗きます。
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Aコースの1009.5m峰が見えてきました。
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間もなく黒滝分岐の道標を見送ると5合目です。ここから傾斜も緩み植林に入ります。
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植林の中の沢沿いの道をひたすら歩くと、左岸から右岸に橋を渡ります。長かった植林歩きも終わりました。
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13:40B・Cコース分岐に帰ってきました。雪もほとんど融けています。
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舗装林道に出るとこちらの雪もすっかり融けています。テクテクと乾いた道路を歩き13:50駐車地点に帰ってきました
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14:05 出発、温泉に向かいます。那岐山と言えば湯郷温泉の「湯郷鷺温泉館」です。
駐車場所がなく少し待たされましたが、いつ来ても混んでおり、人気のある温泉です。
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[本日のデーター]

7:10自宅出発⇒R29⇒山崎IC (中国道) 美作IC⇒県道51⇒R53⇒山の駅看板左折⇒山の駅の少し先で駐車8:50
スタート9:05→登山道入口9:25→林道横断9:45→大神岩10:35→那岐山三角点11:25→避難小屋11:30~11:50→最高峰12:00~12:15→A・Bコース分岐12:30→五合目13:05→登山口13:40→駐車地点13:50
出発14:05⇒県道51⇒R179・R374⇒湯郷温泉14:35~15:35⇒R374・R179・県道51⇒美作IC(中国道)山崎IC⇒R29⇒自宅16:50
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(走行距離 約200キロ  歩行距離 約8.4キロ 累積標高差 約870m
by hotaka443 | 2013-02-04 09:28 | Comments(0)