みちくさおじさん山を歩く

No260京都北山 魚谷山~貴船山 三角点は踏めず

魚谷山(816.2m)~貴船山(716m) 京都北区と左京区 2012・11・25(日) 天気・晴れ メンバー・3人


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京都北山では桟敷ケ岳、皆子山、雲取山、峰床山などを登りましたが、私設の道標が所どころに見られる程度で、今回も貴船山の南にあるもうひとつの貴船山三角点(点名二ノ瀬)はよくわからず、山頂は踏めませんでした。
尚、今回歩いた魚谷山~貴船山は、山渓の11月号に掲載されている事を後日知りました。

6:10自宅を出発。京都に行くには早すぎるけれど、紅葉のシーズンで混雑するので、早出早帰りとします。
途中桂川PAで朝食をとり、京都南ICからR1に出て、そのまま県道38に入ります。
早朝の京都市内はまだガラガラです。県道38から61に入ると,加茂川沿いの狭い道になりどんどん山峡に入って行きます。
やがて数軒の民家が道沿いに点在する中津川町の出合橋に着きます。小さな橋の向こうの電柱に出合橋の標識が見えます。
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また手前の標識には右折中津川の標識もあります。さらに直進すると、桟敷ケ岳の登山口があります。
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標識に従い、中津川に沿った林道を2.2キロ北上すると、林道がY字形になった松尾谷分岐に8:30に着きました。
そこに2~3台駐車できるスペースがあり、林道にも何台かは駐車できそうです。
私が停めた後、すぐに1台走ってきました。
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8:35出発します。Y字形の分岐を左の魚谷峠に向かい、下山は右の林道からで、回遊コースです。
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この魚谷山は以前から登って見たかったのですが、大部分が林道歩きなので躊躇していました。
そこで今回は桟敷ケ岳か貴船山のどちらかの2座をまわる計画を立てましたが、桟敷ケ岳は何回か登っているので、未登の貴船を選びました。
ほとんど紅葉の終わった林道を進みます。
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舗装はされていますが、路肩が崩れたところもあり、落ち葉が積もって車が走った跡はみられません。
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のんびり歩いて9:50魚谷峠に着きました。ちょっとした広場のような広い峠で、三方向からの林道がここに集まっています。
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はて・・・登山道は?しっかりした道標があるものと思っていましたが、見当たりません。
東に向かう尾根に登ればいいのでさがすと、踏み跡があり、「水源かん養保安林」の標識の上に小さな私設の道標が取り付けられていました。
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登山道に入ります。なかなか雰囲気のいい道です。振り返ると、冬枯れの木の間から北西方向になだらかな山がチラチラ。桟敷ケ岳でしょうか?
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10分余りで魚谷山に到着です。魚谷峠から高度わずか50~60m、山頂と言うより尾根状の小ピークといった感じです。三角点は三等で、点名は柳谷です。
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木の根元に立てかけてあった山名板で証拠写真を。
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「こんなん登山と違う、林道歩きやんか~」不満の声が・・・10分ほど休憩して次のコースに向かいます。
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緩い坂を下って行くと、見逃しそうな(柳谷峠)の私設道標に着きました。
その下に地形図には記載されていない(芦生峠・尾根道)の道標もあります。左の木の上にも道標が見えますが、雪山用でしょうか。しかしそんなに積もるのかな?
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ここからは谷筋を下って行きます。細ケ谷です。最初は快適な道です。
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やがて水流が現れ、部分的に荒れたところもあり、何度か渡渉もします。
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北山の小舎跡に着きました。説明板の赤色は太陽の反射除けに日陰を作ってもらったためです。
氏は京都出身で第一次南極観測隊の副隊長を務め、また登山家で、作詞された「雪山賛歌」は余りにも有名です。
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小屋の形跡を探しています。しかし解体後70年、残っているはずはありません。
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やがて木橋を渡って広い林道に出ました。歩いてきた方向に向かって(柳谷峠)の私設道標があります。
南に林道を下ると駐車場に出ますが左へ、滝谷峠に向かいます。
林道は少し先で終わり、直進の細い道は堰堤に向かいますが、私たちは右の暗い滝谷に入ります。
一見とても登山道があるとは思えない谷です。何かいいものでも落ちているのかな?
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滝谷入口に私設道標があります。
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狭い滝谷峠への道はすごい荒れようです。雨でも降れば川ですね。距離は短いですが標高差100m程の登りは結構きついです。
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15分ほどで林の中の滝谷峠に登り着きました。11:25です。

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ここには立派な道標と立て札があり、叡山電鉄鞍馬線の貴船口と、その一つ南の二ノ瀬駅を利用して回遊する、ハイキングコース用の道標のようです。
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休憩していると,二ノ瀬駅方面から数人が、また貴船駅方面からも登山者が急坂を登ってこられます。
急に賑やかになり、誰一人として会わなかったここまでと違い、別世界に迷い込んだようです。
食事を、と思ったのですが、もう少し見晴らしのいいところを探しましょう。
歩きやすい雰囲気のいい道を南に向かいます。多くの登山者とすれ違いますが、圧倒的に若い人が多いです。
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滝谷峠に立てられていた立て札のように、峠を起点に、200m毎の標識が立てられています。
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まわりの植林は手入れが行き届き、すっきりしています。嫌われる植林ですが、手を入れれば植林も美しいものです。
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12:10分岐に着きました。見晴らし良好の尾根コースに入ります。景色のいいところでそろそろお昼にしましょう。
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しばらく尾根コースを歩きますが、樹林帯が続きます。このまま進むと二ノ瀬駅方面に下ってしまうので、Uターンし、分岐まで戻ってきました。

食事は三角点にしようか、と話していると、Mさんがすれ違った4人連れ人に「三角点はあとどのくらいですか?」と声をかけます。
一人が わかりづらく満足な道がない、とかヤブコギだとか、探したけどわからなかった、などまちまちです。
もう少し下ると樋ノ水峠の小さな道標があるので・・・と通りがかった別の登山者が教えてくれます。

二ノ瀬駅に向かって下っていきます。少し歩いたところに、地形図にある三角点に向かう破線が見当りません。
やがて道は枯れた沢に入って行きます。高度計忘れですが、そろそろもう一本の三角点への分岐がある頃ですが・・・

「お腹すいたわ、三角点はもういいからバックしよう。このまま行くと二ノ瀬駅に下りてしまいそうやわ」
あと少し下ってみるか、それとも随分遠回りになるけどバックするか・・・瞬間迷います。
「歩きにきたんやから遠回りでもいいやん、ごはん食べたらいくらでも歩くで~」この一声で決定、往復20分余りのロス発生です。

三角点は又の機会として、もうひとつ気になるのが地形図の貴船山716mの位置です。
道標は見当たらなかったけど、この頂は踏んでおきたいもの、とキョロキョロしながら歩いていると、かすかな踏み跡が左のピークに向かっています。
これだろうと踏み跡をたどって植林の中を登ると、ケルンが積んである所に出ました。
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少し離れた日あたりのいい所に2人の女性が食事中なので尋ねると、やはりここが貴船山でした。
ついでに三角点も聞いてみるとみると、前に探したけれどわからなかった、とのこと。
そんなにわかりにくい所にあるのでしょうか?次回の宿題です。

風が通り、植林なので日あたりも悪いですが、滝谷峠まで食事をする場所がないので、ここで腰を下ろします。
時刻は13時ジャスト。遅い食事です。とにかく寒いのでラーメンの中におにぎりを入れて煮込むと、結構美味しく暖まります。

13:35食後のコーヒーをいただき、下山です。下の道に降りると滝谷峠へ引き返します。
賑わっていた登山道ですが、すでに人影はありません。

14時ジャスト、滝谷峠通過し、細ケ谷分岐目指して荒れた急坂を下ります。
15分後分岐まで降りてきました。
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ここからは直谷にそって松尾谷分岐まで林道歩きですが、途中にに2軒の倒壊小屋があります。
麗杉荘と直谷山荘です。
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14:40直谷に木橋が架かっています。樋ノ水谷分岐です。三角点からここに下ってくる予定の道です。
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若い女性が3人、地図を見ながら何やら相談されている様子です。どうされたのか尋ねると、ここから樋ノ水谷を登って二ノ瀬駅に行くか出合橋にもどるか相談されているところです。
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二ノ瀬駅までざっと2時間で出合橋までなら1時間位。しかし出合橋のバスは1日2便で15:15が最終便。
とても間に合わないけど、出合橋から1時間ほど歩けばど便数が増える。つまりどちらも同じくらいの時間なので迷っている、とのことです。

15:15のバスなら松尾谷分岐まで戻り、私の車に乗れば間に合います。6人で定員オーバーですが、5分ほど山中を走るだけなので大丈夫でしょう。

時間も遅いことだし、3人で勧めたのですが、結局は御迷惑はかけたくない、との結論で、二ノ瀬駅まで歩かれる事になり、さようならをします。

別れ際に、彼女達は樋ノ水谷を帰られるので三角点の下を通ります。そこで三角点の事を聞くと、以前登ったことがあり分岐には道標があって、道はしっかりしているとのこと。やはりあと少し歩くべきでした。そうすれば、もっと早くここに着いていたはずです。

15:05 松尾谷分岐に戻ってきました。
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15:15出発します。登山=温泉がセットの昨今、このあたりに来た場合は帰り道にある(やまとの湯)です。
県道61・38を南下、四条堀川交差点を右折、山陰本線のガード手前の南行き一方通行を少し走ると右側にあります。京都の町中に温泉が?と最初来たときは思いましたが、北野の湯の温泉(どこ?)を使っているそうで、街中なのに結構大きな温泉です。(休日は¥800)
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16:10~17:20 温泉でのんびりして帰途に着きます。紅葉の時期だけに混雑を予想していましたが、R1を南下するにつれ渋滞が始まりました。

逃げ道はありますが、京都南ICまでどのくらいかかるのか、興味もあり、渋滞の流れに乗る事にします。
しかしもともとせっかちな性格、この渋滞は地獄です。逃げ道に入ろうとすると、「あわてんでもいいやん、のんびりしましょう」の声にじっと我慢の子です。
結局R1の堀川五条からICまでの約5.5キロを、なんと1時間半もかかりました。
はい、御苦労さまでした。

18:50 ICに入り、20:10姫路東ICを出ましたが、京都での渋滞より、高速の走行時間の方が早いです。

[本日のデーター]

自宅6:10⇒姫路東IC(山陽・中国・名神)京都南IC⇒R1⇒県道38⇒県道61⇒出合橋手前を右折林道へ、約2.2キロ先二俣になっているあたり(松尾谷分岐)に駐車、8:30

出発8:35→魚谷峠9:50~魚谷山10:05~10:15→柳谷峠10:20→細ケ谷分岐11:05→滝谷峠11:25→Uターン12:40(正確な位置不明)→P716貴船山13:00~13:35→滝谷峠14:00→細ケ谷分岐14:15→樋水谷分岐14:40~14:50→松尾谷分岐15:05

出発15:15⇒中京区壬生(やまとの湯)16:10~17:20⇒京都南IC18:50⇒往路・姫路東IC20:10⇒自宅20:30

(走行距離 約280キロ 歩行距離 約15.5キロ 累積標高差 約915m)      
by hotaka443 | 2012-12-05 14:59