みちくさおじさん山を歩く

No258どこに行く?迷った行き先は富士見台と大判山

富士見台(1739m)~大判山(1696.9m)岐阜県中津川市・長野県阿智村 2012・11・8 (木)
メンバー・4人 天気・ガス時々晴れ



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早朝6:30 外に出てみると、カメラを持ったご夫婦と,散歩をしておられる地元の人以外は閑散としています。一晩お世話になった馬籠宿の白木屋さん。馬籠宿通り下入口から2軒目で、このお店の名物は五平もちで、大きな看板をあげておられます。
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上入口に向かう坂道を見下ろす、紅葉した大木。
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7:00朝食をいただきます。
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遅い時間の朝食です。実は昨日の南木曽岳でちょっとしたアクシデントがあり、今日の恵那山は中止。
そのためゆっくりした朝食になりました。
皆さん馬籠は始めてなので今日は馬籠宿の見物に予定変更です。

しかしこのまま馬籠をウロウロしただけで帰るのはもったいない話しです。
そこで「せっかくここまで来たのだから せめて恵那山の反対側にある往復2時間くらいの富士見台だけでもどう?」と尋ねたところ、皆さん異議なしです。

富士見台は全山笹原の山、と言うより丘といった感じの景色の素晴らしい山です。
見上げる恵那山はガスの中ですが、駐車場のある神坂峠から富士見台あたりはガスが切れています。

7:45出発します。宿の下の県道7を南下、林道霧ケ原線に入ります。
林道入口
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地形図にもあるように、この林道は約13キロ、標高差1040mの急坂を、ヘアピンカーブを切りながら、素晴らしい紅葉の中、車は色を変えながらどんどん登って行きます。
高度が上がるにつれ、ガスが車を包みこみ始めました。

9:20 海抜1569mの神坂峠に着きました。あたりは乳白色の世界に閉じ込められています。
長野県側に少し下った所に恵那山登山者用の駐車場がありますが、ここに来るとクセで、つい路肩に駐車してしまいす。
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傍に恵那山登山口があります。本来はここを登る予定でした。
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9:35 支度を済ませ、恵那山登山口の反対側の富士見台登山口に入ります。
恵那山は峠から南に、私たちは北に向かいます。
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県境の1600mあまりのピークの西側、岐阜県側の斜面を歩きます。
晴れていればササ原の快適な道ですが、絶えずガスが岐阜県側から駆け登ってきます。
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それでも時々下の中津川の町を見せてくれます。
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神坂峠から500~600m長野県側に下った所に(萬岳荘)と言う立派な山小屋がありますが、そちらからの登山道と合流、広い道に変わります。
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快適なササ原の道はやがて富士見台山頂に着きました。9:20です。
ガスに包まれ、360°の大展望台からの視界は、残念ながらありません。
晴れていれば、日本百名山のなんと二十三座の大パノラマが展開するそうですが、富士山は見えません。
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気温3℃。風冷たく、寒いです。
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天気が良ければのんびりしたいところですが、寒いので下山です。
登山道の両側は立ち入り禁止のロープが続きます。
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理由はこれです。
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神坂小屋が見えてきました。二棟ありトイレと山小屋に別れています。
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時刻はまだ9:45です。トイレのついでに小屋でコーヒー休憩としましょう。
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小さな小屋です。
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今日は網とおもちを持ってこられているので、大休止です。
おもちを焼き、続いてアンパンです。
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コーヒーをいただき、ゆっくりしたので10:35腰を上げます。
帰りはコースを萬岳荘にとります。

前回2008・8の写真3枚。
富士見台山頂を見上げます。
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山頂に積まれたケルン。
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恵那山はガスの中です。爽快な気分にさせてくれる雄大なササ原の高原。
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萬岳荘が見えてきました。先ほどから続々観光客が登ってこられます。静まりかえっていた山が急に賑やかになってきました。


観光客は長野県飯田方面からロープウエーと連絡バスで萬岳荘まで、あとは富士見台山頂までの約1キロを散策されます。道は整備されているので登山靴は不要です。
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シャレた建物、萬岳荘です。左のマイクロバスがロープウエー山頂駅とピストンしています。
「空に泊まってみませんか」いただいたパンフレッドのPR文です。
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突き当たりが売店になっています。しばらく建物内を珍しそうにウロウロ・・・・
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肖像権を犯さない程度でよかったのに・・・・ちょっとモザイクが強すぎました。ゴメンナサイ。
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舗装道路を歩いて峠に向かいます。峠手前で右への道を上がると神坂峠の案内板の立つ小広場に出ます。
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神坂峠はかって東山道が通る第一の難所で、急峻で距離も長く、1569mの峠を越えられずに途中で亡くなった人も出ました。
後に神坂峠に変わって新しく整備されたのが馬籠を通る中山道で、馬籠峠が半分の790mです。
また峠の頂上からは古代に祭祀で使用された土器等が多く発掘されたそうです。

峠に帰ってきましたが,まだ11:30です。
さ~てと・・・・帰るにはまだ時間は早いし・・・自然に恵那山登山口に未練タップリの視線が行きます。
もちろん今から登るには時間が足りません。
その時ふと中間あたりの大判山まで行ってみようか、という気になり相談すると、全員賛成!

11:35下山モードになりかけていましたが、気持ちを切り替え、恵那山登山道に入ります。
いきなり高度100mほどの登りですが、尾根に上がるとササ原の快適な道になります。
しかしなかなかガスは晴れません。これは東の南アルプス方向ですが、なんとか晴れてほしいものです。
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地形図1700mのピークに着きました。道標はパノラマコース山頂、1692mとなっています。
パノラマコースとはロープウエー駅からここまで登ってきて、今歩いてきた道を神坂峠に降りるルートです。
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多少のアップダウンはありますが 尾根上のササ原の道はかいてきで歩きやすいです。
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12:30 鳥越峠です。
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ウバナギ(大規模な崩壊地)通過です。転落防止用にロープが張ってありますが、恐る々覗いてみます。
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その後もアップダウンが続き、13:30やっと大判山に着きました。峠から2時間です。
ここは神坂峠と恵那山のほぼ中間点になりますが、地形図は無名峰で、三等三角点水谷があります。
本日はここまで。ここでのUターンは中途半端ですが、またいつかの機会とし、おやつタイムの大休止です。
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休憩中に除所にガスは切れてきて、恵那山の頂上がやっと顔を見せてくれました。北西から南東に長く尾根が延びているので、どこが最高峰か、わかりにくい山頂です。
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頂上は踏めなかったけれど、13:55 次回の宿題を抱えて下山しましょう。

相変わらず南アルプス方面はガスがとれません。
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15:15 パノラマコース山頂に帰ってきました。あと峠までわずかです。
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やっと南アルプス方面がボンヤリ見えてきました。しかしまだ同定はできません。
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富士見台方面はまだガスの流れが早いです。
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15:45神坂峠に降りてきました。通りかかった連絡バスの運転手さんが、ジロリ。
下に登山者用の専用駐車場があるのに、一日中道路上に停めて邪魔な奴だ!と目が怒っています。
どうもすいません。
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少し遅れて下りてこられたAさんが、途中で南アルプスが見えたよ、とおっしゃる。
駐車地点は前の山が邪魔しているので、ロープウエーに延びる道路を少し南に走って見ると、ガスが切れ、見えた!
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しかしボンヤリしているので思い切り調整してみます。
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さらにアップしてみます。南アルプス南部の一部ですが顔を見られて感激です。もう少し高いところに登れば、南アルプスの全容が見えたかもわかりませんが・・・
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本日の予定終了。16:05峠を後にして帰路に着きます。長い坂をどんどん下って行くと、紅葉の世界入りです。
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この林道い沿いの紅葉は美しいの一言に着きます。車から降り、のんびり歩きたい気持ちにさせられる、美しさです。
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下に降りてきました。中央道が恵那山トンネルから出てきたところです。
山も、そして空も・・・紅く燃えています。
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県道沿いの温泉(クアリゾート湯舟沢)で冷えた身体を暖めましょう。
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中津川市健康温泉館の看板を掲げてあり、中津川市が経営。
プールやホテル、レストランも併設された多彩な施設を誇っています。温泉は美人の湯といわれ、ツルツルです。恵那山や馬篭に来た時はここを利用しています。
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入浴後はレストランで食事を済ませ、18:35 温泉をあとに、帰途に着きます。県道7からR19に出て中津川ICに18:55入ります。多賀と三木のSAでトイレ休憩、22:20姫路東ICを下り22:35無事帰宅しました。

ガスとアクシデントで恵那山は途中まででしたが、結構楽しめたダブル山行の2日間でした。
ただ恵那山は過去2回登っていますが、アップダウンの連続のしんどい山、の印象しか残っていないので、もう一度機会あれば登ってみたい山です。

[本日のデーター]

馬籠宿7:45⇒県道7⇒林道大谷霧ケ原線・神坂峠8:20着

出発8:35→富士見台9:20~9:35→神坂小屋9:45~10:35→萬岳荘10:50~11:15→神坂峠11:30
神坂峠11:35→鳥越峠12:30→大判山13:30~13:55→鳥越峠14:30~14:45→神坂峠15:45

出発16:05⇒クアリゾート湯舟沢16:40~18:35⇒中津川IC18:55(中央・名神・中国・山陽)姫路東IC22:20⇒自宅22:35

(走行距離 約 430キロ  歩行距離 約9.5キロ  累積標高差 約1010m)

by hotaka443 | 2012-11-23 11:30 | Comments(0)