みちくさおじさん山を歩く

No257北陸は雨、予定変更で南木曽岳と・・・・馬籠で二転三転

南木曽岳(1676.9m)長野県南木曽町 2012・11・7(水) 天気・ガス時々晴れ メンバー・4人



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紅葉が美しい季節。メンバーさんが荒島岳と能郷白山を希望されているので、福井で宿を確保していましたが
日曜日に朝鮮半島東の日本海北部で寒冷渦が発生。
この寒冷低気圧は偏西風から切り離されているため速度が遅く、3~4日間は日本海側は悪天が続きます。
週間予報も水曜日あたりまで☂マークです。

予定変更、第二希望地は寒冷渦の影響を受けにくい内陸の恵那山に決まりました。
早出すれば日帰りの山ですが、2日の予定なのであと一つ、近くの南木曽岳をおまけの山にします。
そして両山の中間の馬籠に宿をとり、出発です。

5時に出発、草津PAと恵那峡SAに休憩し、中津川ICを8:50に出てR19に入ります。
車窓からの恵那山は、裾野だけを残しガスに隠されています。

R19は木曽路に入り、山口ダムのあたりまでくると、あたりの山々の紅葉は素晴らしいの一言に尽きます。

吾妻橋でR19と分かれR256に入ります。妻籠宿は早朝にかかわらず、カメラを手にした観光客がチラホラ。
R19分岐より6.5キロ程走ると、南木曽キャンプ場の標識があり、そこを左折します。
枝道があり迷いやすいですが、道標を頼りに3キロほど走ると8:25道路終点の南木曽岳駐車場に着きました。
駐車場は下にもあり1台停まっていましたが、今のところ2台のみです。
南木曽岳は御嶽・木曽駒と並び、木曽3山と言われる山岳宗教の山です。
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9:45 出発です。駐車場横の道はすぐにゲートにぶつかるので、道標に従い右折します。
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遊歩道として整備され、東屋もある自然林の中を歩くと、ゲートからの林道に出ます。
林道沿いに(金時の産湯の池)があります。さらに奥に入ると、金時の洞窟があるので、金時はこの地でここで生まれたのでしょうか?
箱根の方にも坂田金時が生まれた地があり、金時山が有名ですが、別人・・・?
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10:05林道登山口に着きました。
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蘭方面とは国道筋にある集落名ですが、難しい読みです。ところで横に立つ案内看板の前で若い女性の単独登山者が一人、看板を見つめておられます。
「登山道に入ったのですが、少し先で登山道にロープが張ってあり、通行止めになっているので引き返してきたところです」と。
朝早く名古屋から来られたそうですが、通行止めならここの入り口に標示しているはずです。
何かの間違いではと思いながらも「ご一緒しませんか?」とお誘いしますが、もう帰ります、とおっしゃる。
若い女性が早朝から一人で、勇気あるな~と感心しました。まわりが薄暗いせいもあるのでしょうね。

登山道を進みます。廻りは美しく色ずいています。
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10:25一方通行分岐です。ここまでは先ほどの女性が話されていた通行止めの規制はありません。多分登山道沿いに張られたロープを、遠くから見て通行止めのロープと勘違いされたのでしょう。

ここからの登山道はハシゴの連続する、特に下りは狭い道なので、時計回りの一方通行になります。
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金時の生まれたとされる洞窟です。以前かなり奥まで行きましたが、見当たりませんでした。
結局この洞穴のことでしょうか?
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洞窟からは大岩のゴロゴロした沢の中を歩きます。
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続いて古くなって危なっかしい橋を渡ります。
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喉の滝と登山道の看板
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西から北に方向を変え、沢筋から尾根に出ると、あたりは背の高いコウヤマキの林に変わります。
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ちなみに木曽五木といわれている木に、このコウヤマキが含まれています。

木曽五木とは、ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラを指し、これは関ガ原の戦い後の江戸時代、城郭・城下町・武家屋敷・造船などの建設により森林の伐採が進み、山々は荒廃。
そこで木曽の山を管理していた尾張藩により森林保護政策がとられ、桧の伐採が禁止されました。
後に誤伐採を防ぐため、似たような木4本も保護される事となり、「木一本、首一つ」と言われるほど厳しい政策がとられました。

コウヤマキ林を抜けると、休憩ポイントの木橋に出ます。
橋が出来る前は、左のガケを登っていました。今も錆びついたクサリが残っています。
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高度をあげるにつれガスの世界に入り、登山道も急なハシゴが現れますが、手摺がないので四つん這いになったほうが安全です。
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谷を挟んだ向こう側の下山する尾根上に(かぶと岩)といわれる巨岩が見えるのですが、あいにくのガス、何も見えません。
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12:00 南木曽岳山頂に着きました。三角点は二等で点名は南木曽です。残念ながら樹木に囲まれて展望はゼロです。
ピントが合わなかったので、これは昨年の写真です。南木曽岳頂上の大きな山頂名標示板は、どうしたことか見当たりませんでした。
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三角点の先に大岩があり、南木曽嶽山大神と彫られた石碑があります。
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反対側に見晴らし台の大岩があり、御嶽山の大展望台ですが、真っ白な世界が広がっているだけです。
この写真は何年前か忘れましたが、ここから撮った御嶽山です。
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三角点から10分ほどで避難小屋が見えてきました。
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小屋の前を通りその先にある展望広場に向かいます。来るたびに大勢の登山者で賑わっているのですが、さすが今日は寂しい限りです。
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左方向に御嶽から乗鞍、そして北アルプスが 又右には中央アルプス全山が整列しているのですが、残念です。
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北アルプスの詳細です。
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中央アルプスは南端の摺古木山から北端の麦草岳までが一列に並んで見えるのですが・・・
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展望はないし、風が冷たいので避難小屋に戻って食事にします。定員25名の立派な小屋です。時刻は12:15です。
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食後展望広場に戻ると、小屋の横から裏のピークに向かってササの切り開きが見えたので、ザックを置いて再びバックして登ってみます。
以前はなかった切り開きですが、ササが苅られたばかりで切株がニョキニョキ、倒れたら大けがです。
切り開きは途中の大岩でストップしていましたの、ガッカリしながらバックします。
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展望広場に戻ってきました。時刻は13:55、そろそろ下山です。
あの雲の下は摺古木山でしょうか・・・
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下山途中からササ原の美しい南木曽岳を振り返ります。
三角点は左の端の方になり、避難小屋は画面から切れていますが、右手になります。
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小さなアップダウンを繰り返して、古びた道標の魔利支天分岐に着きます。
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縦走路から少し入ると、大きな岩の上に魔利支天の石碑が立っていますが、これは裏側で、表はガケになっています。
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その少し先に巨岩があり、登ると南側の大展望が広がっています。灰色の雲の中に恵那山が隠れています。
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巨岩は二つあり、飛び渡れないことはないのですが、命の保証は・・・・(前回の写真です)
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さらに10分ほど下ると見晴らし台の大岩があります。先ほどの摩利支天の真下になり、右上の二つある大岩が摩利支天です。
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見晴らし台を過ぎると道は険しくなり、ハシゴの連続する激下りに変わります。
古びて所どころが歯抜けになったハシゴは、手摺がないので四つん這いになったほうが安心です。
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15:45 やっと一方通行の分岐に降りてきました。
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久しぶり?に見る紅葉です。
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16:10 林道登山口、そして16:25に駐車場に到着です。
16:35 薄暗くなってきた駐車場を後に、今夜の宿 馬籠に向かいます。
R256をバック、妻籠の手前で県道7号に入ります。旧中山道が県道に並行して馬籠に向かいます。
17:00 夕暮の馬籠宿に着きました。
夕食メニューです。
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お風呂です。3キロ程離れた所に大きな温泉があるので、ボーリングすれば温泉が出るかな?
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[本日のデーター]

自宅5:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神・中央)中津川IC8:50⇒R19⇒R256⇒約6キロ(木曽山麓蘭キャンプ場)の標識左折、林道終点駐車場9:25

出発9:45→林道登山口10:05→一方通行分岐10:25→三角点12:00→展望広場・南木曽避難小屋12:15~13:35→摩利支天13:55~14:10→見晴らし台14:20~14:35→一方通行分岐15:45~15:55→林道登山口16:10→駐車場16:25

駐車場16:25⇒馬籠民宿・白木屋17:00

(走行距離 約360キロ 歩行距離 約8.5キロ  累積標高差 約840m)
by hotaka443 | 2012-11-17 09:39