No227 雲上の庭園 兵庫白岩山
今日はのんびり歩きで 近くの白岩山だ。簡単な行き先と日付のメモ記録は2000年12月頃から残しているが、それによると2003年と2004年の2回登っている。
しかし陰気な植林歩きと、山頂がちょっとした日本庭園のような趣のある山だった、という以外全く覚えていない。
そこで出かける前にちょっとWebを覗き、西コースと東コースがあり、登山口にはしっかりとした道標がある、ということを記憶して7:45出発する。
播但道を神崎北で降り、R312を少し北に走ると 点滅信号・交差点名(猪篠・いざさ)がある。
ここを東に向かって坂を登って行くと、行く手高台に猪篠の集落が見えてくる。
道なりに走ると、しっかりした道標が立っているが、記憶に残っていない。それもそのはず、2006年の日付が記入してある。
記憶では西コースを往復しているが、東コースがあるようなので東を登り高畑山まで行き、帰りは西コースにしよう。
浄水場をすぎるとうす暗い植林になり、簡易舗装の路面は雨水でえぐられ荒れてきたので、浄水場近くまでバックして路肩に駐車する。時刻は8:30だ。走ってきた方向を振り返る。
支度をして8:35 林道を東に向かって歩くと獣除けゲートがあるので、開いて入る。
林道を進むと登山道らしき道が山に入っている。しかし記憶してきた登山口の道標がないので疑いもせず通過。
しかしだいぶ歩いてから おかしいぞ、という事に気がついた。予定の東コースは地形図には掲載されていないが、明らかに行きすぎだ。
道標の存在には注意していたが、会話に気を取られ地形図まで見ていない。
歩いてきた記憶と地形図を見くらべると、かなり奥まで来ている。現場地点の証拠写真を撮りUターンだ。
先ほどの登山口らしき所まで戻ってきた。生い茂った雑草をかき分けてみると、あった!
朽ちた道標が雑草の中で眠っているではないか。とりあえず復元し、写真を撮っておく。
木の道標は永遠ではなく、寿命があるものだ。この間30分ほどロスをしてしまった。
9:50改めて登山口出発。
薄暗い植林の中を歩いて行くと、すぐに小滝が現れた。感じのいい滝だ。
植林から岩がゴロゴロとした一角を通過。日が射し込まないので苔むしている。
壊れた獣除けネットをくぐり、3回ほど渡渉、ウツギが満開だ。
林道のような道に出たがすぐに二又がある。文字の読めない道標が右を指している。左は地形図の行き止まりになっている破線のようだ。
植林が切れ、伐採地に出た。ヤレヤレと思ったがすぐ前方に植林が待ち構えている。
短い植林を通過すると前方の草原に道標が立っている。
西コースとの合流点だ。日付けは新しく、2011.10.16に立てられたものだ。
草地を登って行くと巨岩が多くなってきた。ツツジが岩とよく似合う。
アセビが多い。
山合を南に走っているのは播但道だろうか。
10:40 山頂に着いた。登山口からわずか50分だ。8年前にはなかったな~この看板。
それにしても こんな狭い山頂だった・・・?
あちこちに大岩が点在、広々とした開放的な日本庭園、という記憶だったが、随分記憶とはかけ離れている。記憶にはまわりの樹木の成長が入っていないので、当然だが・・・
とはいうものの、雰囲気のいい山頂だ。
あの高い峰は笠形山だろうか。
大柿さんのプレートが枯れ葉に埋れていたので移動さす。
林道ハイクを楽しんだので高畑山は次の機会とし、山頂でノンビリしようということになり、早いがお昼にする。
11:55 雑談に花を咲かせて1時間15分経過。下山して次の行き先は温泉だが、近くの温泉は思いつかないので、香寺町の(竹取りの湯)まで帰ることにする。
山頂近くはアセビの木が多い。
先ほどの分岐に降りてきた。西コースは直進だ。
しばらくは植林尾根を歩いていたが、途中から尾根を外れ、植林の中をジグザグに急降下する。
激下りが終わる頃、獣除けゲートの前に出る。
登山口に降りてきた。ここから駐車地点までは1キロ弱だ。
最近あまり見なくなったタチアオイ。
浄水場前を過ぎると 駐車場所はすぐだ。
駐車地点に到着する。13:20だ。
帰りは(竹取りの湯)で汗を流し16時前姫路に帰ってきた。
(走行距離 約100キロ 歩行距離 約6.3キロ 累積標高差 約670m)