みちくさおじさん山を歩く

No226 奥越高原・赤兎山

赤兎山 (1628.7m) 福井県大野市・石川県白山市 2012.6.14 (木)天気・曇り メンバー・4人


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今回で何度目かな?記録に残しているH14以後では5度目で、最近では一昨年の10月、紅葉の時に登っている。
福井県あたりだとだいたい日帰り圏内で、今日も6時に出発、22時に帰ってきた。

姫路6時に出発、途中3回の休憩で福井北ICを9:20に降りる。
平日の高速は車が多く、思うようには走れないので、思ったより時間がかかってしまった。
インターからR416に入るが、ほぼ並行して中部縦貫道が工事中で、部分的に開通している。
しかし最終の松本までの開通時期はまだ未定で、生きていないだろう。

勝山市の長山町交差点を左折、白山に向かうR157に入り10キロ弱、雪よけシエルターを出た所で左に急カーブして谷を渡る。
渡り終わった所で右小原の標識に従って右折、ここに赤兎山・大長山の標識が立ててある。
小原集落に入ると簡易ゲートがあり、一人300円の入山料金を徴収される。
以前は自由に通行できたが、小原地区が私有地なので、環境を保護する目的の協力金だ。
時間制限もあり,夏季は7時から18時までとなっている。
尚雪深いこの地、事前に調べたら小原林道は4日前の10日に開通したばかりだ。
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赤兎、大長山を源流とする滝波川に沿って、ほぼ全線舗装された小原林道を登って行く事約10キロ、林道終点手前と、少し上の登山口とに2か所の駐車場がある。ゲートで係のおじさんに「何台位入っていますか?」と尋ねたら「もう30台くらい上がりましたよ」の返事だったが、下の駐車場はまだ空きが多い。
という事は上は満車?
しかし上の駐車場に上がってみると、ちょうど1台分があいていたので、ラッキー。時刻は10:25、福井北ICより1時間あまりかかっている。
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登山口は駐車場のすぐ前だ。空はあいにく曇天で山はガスがかかっている。
お地蔵さんに登山の無事をお祈りし、10:35スタート。
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さわやかな緑がすがすがしい。
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赤兎といえばニッコウキスゲだが、まだキスゲは早い。
雪融け直後に来たことがないのでわからないが、今頃花が咲いているのだろうか?
花のことははわからないが、さっそく女性たちは見つけたらしく、名前を並べている。
私はまずサンカヨウを見つけた。数少ない知っている花である。
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次はエンレイソウ。
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雪融の冷たい水を流している、小さな沢を渡る。沢筋にはワサビが見られる。
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リュウキンカ?
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これはマイズルソウ。
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アカヤシオではなくムラサキヤシオが満開だ。
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サンカヨウの群落。
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11:25小原峠に着いた。写真撮影に忙しく、結構時間がかかってしまった。
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紅葉が美しいこの峠で道は左右に分かれ、左に行くと大量遭難事故ですっかり有名になった大長山へ、右が赤兎だ。
大長山遭難事故とは2004年2月、関学ワンゲル部の14人が取立山から入山、大長山を経てこの小原峠に下山予定だったが、5mをこす豪雪で身動きがとれなくなり救援を要請。
しかし長引く冬型でヘリも飛ばせず、入山6日後にようやく全員救助された、当時マスコミを賑わせた事故だ。
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ガスが流れてきた。ガスの中のタムシバ。
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行く手に雪が・・・
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12:00大舟分岐。六呂獅高原から経ケ岳・大舟山を経て登ってくる道との合流点だ。ここまで来ると山頂はは近い。
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忘れた草
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登山道横には雪渓が。
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これはゴゼンタチバナ。
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ミツバオーレン
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まるで花が咲いているような若葉。
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赤兎を代表する花は①ニッコウキスゲ②はこのウラジロヨウラクと言われているそうだ。キスゲの咲く頃はまっ赤になるという。
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ミネカエデの花
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12:15これだけ花が多いと思っていなかったので写真に忙しく、やっと赤兎山頂に着いた、という感じだ。
三角点は三等で点名は赤鬼山になっている。ミスプリント?兎と鬼、漢字は似ていないとも言えないが・・・
それにしてもこの山頂、何か違和感を、落ち着きのなさを感じる。
山名文字の禿げた長い標柱は自然にとけこんでいるが、方位盤を乗せた二つの黒い人工物が 山頂の自然とのバランスを壊しているのだ。
その方位盤、南側は健在だが、北側の白山方面が紛失している。
誰かが登頂記念に持ち帰ったのだろうか?まさか・・・
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あたりはガスに包まれ、期待していた白山は見えない。残念!
そこで一昨年10月の写真で代用。雪のない白山はどこにでもある山。やはり白く輝いている姿こそ見せる白山、神秘性を秘めた白山だ。
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お昼になったが、避難小屋から裏赤兎の白山展望所方面に向かう。
山頂から少し歩くと赤兎平に道は下るが、ここからの展望も素晴らしい。が、相変わらずガスが視界を遮っている。
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この写真も一昨年のもので、別山の左にはもちろん白山が見える。。
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赤兎平に降りると、ほぼ平坦な土地に雪融け水がたまり、非常に歩きにくい。
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このあたりはイワカガミが今が満開だ。
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晴れていれば快適な高原散策だが、ガスはとれそうにない。
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池塘があちこちに。このあたりはあと少しするとニッコウキスゲが咲き乱れ、素晴らしい世界に変わっていく。
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赤い赤兎避難小屋がガスの中に浮かぶ。
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ピンボケのイワイチョウ?
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12:40避難小屋に着いた。
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きれいに掃除された小屋は定員15人くらい、だったかな?
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小屋の少し先に白山の絶好の展望所があり、そこで食事にするつもりだったが、ガスなので諦め、小屋の中での食事に変更。
その時途中で追い越して行かれた地元福井県の(丸岡山の会)の人が「今白山が見えましたよ」と知らせてくださったので、あわてて2~3分の展望所に走って行く。
しかしまたガスが上がってきたのでしばらく待つが、ついにその姿を現すことはなかった。
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13:55遅くなったので下山しよう。
ガスがとれ、隠れていた赤兎が顔を出した。
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振り返る赤兎平。避難小屋あたりまでははっきりしてきたが、その先は見えない。
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14:15赤兎山頂に戻ってきた。登山者の姿はすでになく、静まりかえっている。
相変わらず白山はガスの中。さあ下山だ。
登りにはわからなかったが、ツバメオモトを見つける。
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雪渓を下る。
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14:45 小原峠通過。ここで大長から二組が下山されてきた。
グリーンシャワーの中 美味しい空気を吸って歩く。
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15:25 登山口に着いた。車は大長から降りてこられた男性2人連れと私の2台だけ。もう一組の大長組は女性の2人連れで、下の駐車場のようだ。
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15:45駐車場を出発。ゲートで入山料金を支払う際、勝山の(勝山温泉センター水芭蕉)の100円割引券をもらっているので、帰りの道筋なので立ち寄る。広々とした大きな温泉だ。
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17:35 温泉をあとにして往路を引き返す。途中賤ケ岳SAで夕食、三木SAでコーヒーを頂き、22時姫路に帰ってきた。

[参考データー]

姫路6:00⇒姫路東IC(山陽・中国・名神・I北陸)福井北IC⇒R416⇒県道261⇒R157⇒小原林道終点P10:25
スタート10:35→小原峠11:25→大舟分岐12:00→赤兎12:15→赤兎避難小屋12:40~13:55→赤兎14:15→大舟分岐14:25→小原峠14:45→登山口15:25
出発15:45⇒温泉16:20~17:35⇒往路引き返し 姫路22:00

(走行距離 約670キロ  歩行距離 約6キロ  累積標高差 約490m)

by hotaka443 | 2012-06-19 14:20