No205 大段山とおまけの段ケ峰
今日は奈良の台高の明神・薊の予定だったが、メンバーさんの3人がカゼの病み上がりで体調がいまいち。じゃ近くにしょうという事になり、宍粟50山の一つ、大段山に向かった。
7:30自宅を出発、R29の一宮町安積橋から県道6に入り、三方町でR429に進む。
約2・4キロ、右側百千家満(おじやま)の公民館を過ぎた先に、(こぶしの村)の標識があり右折。
狭い道は陰気な植林のヘアピンカーブを登りきると草木峠だ。尚、峠を左に入った所に草置城跡がある。
峠を下ると草木の集落で、草木川沿いに進むと、千町ケ峰の登山口のあるこぶしの村の駐車場に8:45着いた。
4月に入ったというのにあたりはうっすらと雪が積もり、山々は白い。
8:55スタート。駐車場の道路の向こう側に登山口があるが、反時計まわりに歩くので、ここは下山口になる。
上千町の登山口まで1.5キロは道路歩きだ。
これは?桧の実に積もった雪。
9:15登山口に着いた。
横で畑仕事をしておられるおじさんに挨拶。雪は昨夜降ったそうだ。薄暗い植林の中を歩く。よく登場する逆さ道標の力作と新しい道標。
白さが増してくる。
700m当たりで尾根に乗る。
樹液入りのツララ。
雪が舞う。積雪は2~3㎝くらいなものだが、指先が冷たい。薄いガスがかかってきた。
枝を四方に張った木。
山頂近くはなだらかな地形だ。三角点は少し右に入った所にある。
10:10大段山頂上着。三角点は二等で点名は繁盛。
展望はなく寒いので歩くことにする。フラットな地形なので、ガスの時は要注意だ。
大きな鳥の足跡。
尾根から外れ方向転換、下山口に向かう。途中で19名のグループとすれ違う。
雪を冠ったアセビ。
くちばし岩。
手入れの行き届いた植林は明るく気持ちがいい。
登山口に降りてきた。11:00だ。車は道路の向こう側。
まだ帰るには早すぎる時間だ。もうひとつ、この近くで短時間で登られる山・・・・段ケ峰に行こう!
靴を履いたまま千町峠に向け出発、生野に通ずる千町林道に入る。千町峠まで雪は大丈夫だろうか?
快調に登って行くと、突然前方路上に雪!ありゃ・・・ノーマルタイヤではちょっと不安、ここまで登ったのだから峠まで近いはず。地形図912m標高点近くに駐車しテクテク歩きだ。峠まで約800m。
積雪区間は2か所。やがて林道千町・砥峰線と合流するが、合流地点は整備され随分広くなり、以前の面影は全くない。
悠友山荘が見えてきた。今日は窓に明かりがともっている。
11:40山荘の横から登山道が始まる。峠で約970m、段ケ峰山頂まで標高差わずか130mほどだ。
快適な尾根道を行く。
山頂方面を見る。
12:00段ケ峰最高点に着いた。高さが違う標識が並んでいるが、ここは1106mで、北に140mほどの所に三角点1103.4mがある。宍粟50名山標識は三角点の方に立てるべきである。
二等三角点段ケ峰。
縦走路のフトウガ峰。
右は千町ケ峰、左は夜鷹山。二つの山の間に暁晴山が霞んでいる。頂上の鉄塔がかろうじて見えるのだが・・・
お腹が空いたが、風が冷たく食事する場所を求めてピッチが上がる。
正面は千町ケ峰で右が大段山。
12:20樹木の蔭で北風が遮られるところでランチタイムにする。大段山は雪が舞い寒かったが、段ケ峰は薄日も差しまだましな方だ。
12:45 コーヒーを頂きお腹も満タン。さあ下山だ。
12:55 あっという間に林道に降りてきた。帰り道 まだもう一つは登れるが、これで本日は終わりとしよう。
13:10 駐車地点に戻ってきた。さて次は温泉だが、こちらに来ると三方町の(まほろばの湯)になる。
来た道を引き返し13:40温泉に着いた。
[参考データー]
自宅7:30⇒R29・県道6・R429・町道・こぶしの村駐車場8:45
出発8:55→登山口9:15→大段山10:10→登山口11:00⇒(段ケ峰に移動)千町林道・千町峠手前駐車11:20→千町峠11:40→段ケ峰12:00→途中食事12:20~12:45→登山口12:55→駐車地点13:10出発13:15⇒まほろばの湯13:40~14:50⇒往路引き返し自宅着16:30