みちくさおじさん山を歩く

No200 丹波・大平三山の2座と、早春の小さなお花畑へ

愛宕山(648m)~三国ケ岳(648.2m) 兵庫県篠山市・三田市 2012・3・10(土) 天気・曇り 
メンバー・3人



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丹波大平三山とは、篠山市と三田市境に位置する中尾ノ峰・愛宕山・三国ケ岳をいう。
効率よく動けば三山走破も可能だが、今日は二座と帰りに兵庫100山の金山近くにある、あまり知られていない小さなお花畑に立ち寄る計画にした。
寒かった今年の冬も終わろうとしているが、寒さに負けず、早春の花、咲いているかな・・・・


7:45 播但道砥堀ICに入り、中国道滝野社で降りる。舞鶴若狭道の丹南篠山口で降りた方が運転は楽だが、三角形の二辺を走って250円高くなる高速より、ガラガラのR372を走ってもほとんど時間は変わらない。
R372は古市交差点でR176に出るが次の波賀野交差点で右に入る。
交差点に大きな和風レストランだったかがあり目印になっていたが、更地になっている。
交差点より4.2キロほど走ると(龍蔵寺)の標識があり右に入ると、狭い道路脇には何本もの(龍蔵寺)の旗が立っている。
8:35大平山龍蔵寺の駐車場に着いた。
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8:45 支度を済ませスタート。道路反対側に案内図がある。中央ルートから愛宕山と三国ケ岳に登り、東ルートを下山予定だ。
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龍蔵寺山門
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ユニークな木彫りの像がお出迎え。
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大化645年法道仙人によって開かれた天台宗の古刹。もっと大きいお寺を想像していたが・・・
龍蔵寺の山号が大平山で、大平山三山が修行の場だったようだ。
この龍蔵寺は丹波古刹霊場第一番で,修験道の行場として全盛期には七十二坊を連ねていたといわれる。
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登山口に立つ近畿自然歩道の道標。今日のコースの大半が近畿自然歩道になっている。
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いきなり自然石階段から始まる。
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登るにつれ、うっそうとした植林の中の苔むした、歴史を物語る階段になる。
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コケと下半分が枯葉をまとった石垣の下に出た。昔大きな建物があったのだろう。
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「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく・・・」
龍蔵寺の住職さんは人生相談に応じて下さるとか。人生の悩みを抱えた人には心の支えを教えていただき、また人生相談駆け込み寺でもあるそうだ。
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石垣に上がると愛宕堂にお参りする長い石段が延びている。何段あるのだろうか?
崩れる危険あり、で立ち入り禁止だ。写真には写っていないが、階段の上の木立の中に赤い愛宕堂がある。
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ここまでは参道だったが山道に変わり、しばらくすると二股に着く。船坳口の標示がある。難しい”坳”はくぼみ、くぼむという意味らしいが・・・左は愛宕堂、右は愛宕山だが、先に愛宕堂に寄ってみよう。
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2、3分も歩くと愛宕堂が見えてきた。
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9:20愛宕堂に着く
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ありがたいお言葉が・・・
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立ち入り禁止の階段を覗く。
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船坳口まで戻り愛宕山に向かう。しばらく歩くとロープが設置されている急な斜面の下に着いた。
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一直線の激登りだ。湿った枯れ葉は非常に滑りやすい。
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地面の道標。足許ばかりを見ながら登る急坂なので正解だ。
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激登は続く。もうあたい ヘトヘトだ~
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ようやく尾根に出た。まだ新しい道標に入山規制が書いてある。
9月10日~11月15日は理由が書いてないが・・・・マツタケだ。
こんな急登を登らせておいて入山規制?それなら登山口に立てるべきや、とKさんボヤく。もっともだ。
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ここは三差路になっており、右はすぐに愛宕山だ。左は稲荷神社から三国ケ岳への道なので、先に愛宕山山頂を踏んでおこう。
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10:00愛宕山山頂に着いた。頂上のすぐ下に北側が切り開かれた一角があり、多紀アルプスと篠山盆地が見渡せる。
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西方向には松尾山から白髪岳も見える。
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如意が峰とも呼ばれるが、三国・中尾の峰三山のうち、愛宕山のみ三角点はない。
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コーヒータイムをとり、次の三国ケ岳に向かう。途中かすかに見える三国ケ岳。
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登りの、どちらかというと陰気な道と違い、こちらは快適な明るい雰囲気だ。植林と自然林の差だ。
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20分余り下ると三差路に出た。先に母子(もうし)の三国に登り、またここまで引き返しきて龍蔵寺に下る。
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道標を過ぎるとすぐに茶畑に出た。のどかな雰囲気が漂う。三田市母子で、母子はお茶で有名だ。
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茶畑を振り返る。
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農道を少し下ると小広場があり、中央に松の木を生やした大きな岩がある。日本庭園のようだ。
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左に入った山懐に稲荷神社がある。
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崖の窪地に祠が祀ってある。
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神社で手を合わせながらふと上を見ると、なんだあの丸いものは・・・?よく見ると大きな蜂の巣だ。
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神社をあとにのんびりと茶畑が点在する中を歩く。やがて道路は簡易舗装に変わった。歩いてきた方向を振り返る。
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県道308に出た。正面の山が三国ケ岳だ。岳と名が付いているが、山と言うより丘のようだ。
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               ほとんど車の走らない県道の道路標識。少し先の交差点を左折し、県道49に入る。
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              308と49の交差点の道標。まず美濃坂峠まで歩き、峠から山道に入る。
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車が走らない閑散とした県道を歩いていると、美濃坂峠手前の池の傍から峠カットで登れそうな所がある。
あの茶畑を目指して畦道を進めば少し近道になりそう。茶畑の後方が三国ケ岳。
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あぜ道から茶畑の傍を行くと登山道に出た。最初はジメジメとした陰気な道だが、すぐに明るい自然林になる。
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11:50 二等三角点三国岳が設置されている三国ケ岳に着いた。
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周囲は樹木に遮られほとんど展望は得られない。この写真を撮った後、アクシデント発生。カメラのどこかを無意識に触ったのだろう、モノクロになっているのに気付かず、7枚が白黒になってしまった。
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お昼は豪華な御馳走だ。
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のんびりくつろぎ12:40出発。歩いてきた道を引き返す途中、愛宕山がチラリと覗く。
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茶畑から池の傍を通り県道49へ。
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県道をテクテク歩く。今日は道路歩きやな、とKさん。
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県道49から308をのんびり歩き、稲荷神社に向かう道路に入る。(後日新しい地形図を見ると、この道路や308,49をカットして美濃坂峠に出る山道があることを知る)
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稲荷神社通過。
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茶畑を通り、愛宕山と龍蔵寺へ下る三差路に戻ってきた。時刻は13:55。朝方の通過時刻は10:35だった。
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                地形図には載っていないが、登山道はしっかりしている。どんどん下ると、ミツマタが密生している所に出た。よく見ると自生じゃなく植えられたものだ。
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ミツマタ畑を抜けると林道に出た。
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まだ新しい林道を下っていると、あちこちでガケ崩れを起こし、むき出しになった山肌が痛々しい。
目的があって建設されるのだろうが、一方で自然破壊を起こしている。
あちこちで車が走らず、荒廃した林道を見かけるが、膨大な建設費をドブに捨てるようなものだ。
くねくね曲がった林道を下って行くと、ようやく龍蔵寺の山門が見えてきて、14:15駐車場に到着する。
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次はお花畑だ。登山靴を履き替え14:20出発。R372から176に入り北上。

それらしき案内板があると思っていたが、金山登山口の道標まできてしまった。
行き過ぎなのでUターン、少しバックしてから見当をつけ旧道に入ると、ピタリと目的地に着いた。

そこは消防署の車庫と一部民家の裏で、想像していたより狭く、すぐ裏は山になっている。
場所を公に公表しないのは近所の住民に迷惑がかかり、観賞用の道のない所に大勢の人が訪れると踏み荒らされる心配があるからだろう。
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30分の間、それでも2人連れの女性と、カメラを持った男性4人と会った。

お花畑観賞を終え、帰途に着く。途中、こちらに来たときは必ず寄り道する「こんだ薬師温泉・ぬくもりの郷」へ。今日も駐車場は満車状態、人気のある温泉だ。

[参考データー]

砥堀IC7:45(播但道・中国道)滝野・社IC⇒県道17⇒R372⇒R176⇒R372⇒龍蔵寺の道標右折⇒龍蔵寺駐車場8:35
出発8:45→9:20愛宕堂→愛宕山10:10~10:20→稲荷神社10:40~10:50→県道49号11:20→三国ケ岳11:50~12:40→稲荷神社13:35→龍蔵寺駐車場14:15
出発14:20⇒R372⇒R176大山・花観賞14:45~15:15⇒R176⇒R372⇒こんだ温泉15:45~16:15⇒往路経由砥堀IC17:30

(走行距離 約155キロ 歩行距離 約14・5キロ 累積標高差 約850m)

by hotaka443 | 2012-03-12 20:32 | Comments(0)