みちくさおじさん山を歩く

No197 和気アルプス・ザイテングラードから最高峰へ

神ノ上山(370.3m) 岡山県和気町 2012.2.21(火) 天気・曇り メンバー・4人


b0185573_20203169.jpg


近くで2~3時間で歩けて温泉があって、私たちがまだ歩いてない山に連れてって。
2度の大手術を受けたNさんを気遣っての山行だ。難しいリクエストだが、じゃこの1月に歩いてきた岡山の外国山にしょうか、と9時に出発する。

山陽道の和気ICを降りた所で、Nさん「2時間じゃもの足らないから、4時間くらいの山 ないかな~」とおっしゃる。今さら言われても・・・と考えるが、ここまできたら熊山か、和気アルプス、佐伯天神山くらいなもの。
それじゃ、と和気アルプスのザイテングラードコースにする。

和気アルプスを整備されている藤本さんが名付られた、斜度30度のアルペンルートだが、ザイテングラードとは山頂から横に張り出す岩尾根という意味で、涸沢から奥穂に登る途中にあるザイテングラードが有名だ。
2時間からかかる穂高とは比べものにならないが、ミニミニコースとしての岩稜歩きが楽しめる。

9:40 和気鵜飼谷温泉の駐車場に着く。
ここはなんといっても回遊後温泉直行の素晴らしいコースだ。支度を済ませ出発は9:50。
1.2キロほど県道414を北に向かって歩く。
b0185573_4243425.jpg

左には登る予定だった外国山がついてくる。
b0185573_4245722.jpg

新町集落の北の端の民家の手前に古びた道標があるが、うっかりすると見落としてしまう。
b0185573_430086.jpg
b0185573_4301414.jpg

林道のような道はすぐに山道に変わり、山の中に消えた行く。
b0185573_4322025.jpg

あまり歩かれないような、谷筋の少し荒れた道は、やがて二股に着く。
b0185573_4351033.jpg

見落としてしまいそうな小さな道標。
b0185573_436371.jpg

すぐに小滝のかかる沢を渡ると、尾根に取りつく急登が始まる。しばらくは灌木とシダの混じった道だ。
b0185573_4401956.jpg

シダ道をすぎるとお待たせの岩稜地帯に入る。ザイテングラードだ
b0185573_4443924.jpg

b0185573_446380.jpg
b0185573_4462013.jpg

b0185573_7482269.jpg

左上に衝立岩
b0185573_7493830.jpg

急登は続く
b0185573_751015.jpg

けっこうハードと書かれた衝立岩分岐。昨年は途中まで入ったが、岩場の単独行は危険と思い引き返す。
マサミチルートとは和気アルプス全体を整備をされている、藤本正道氏の名前から名付けられたもの。
b0185573_7531373.jpg

カニノタテバイにさしかかる。巻き道もある。
b0185573_10384329.jpg

b0185573_1039321.jpg
b0185573_10392548.jpg

次はカニのヨコバイだ。
b0185573_10464636.jpg

ヨコバイが終わるとあと一息!バックは奥の峰と後方に熊山。
b0185573_10534347.jpg

岩稜歩きは終わり、山道に戻ると、前方に左は剣峰、右は神ノ上山から縦走路方面の分岐が見えてきた。
b0185573_10573248.jpg

先に左、剣峰に行こう。11:10南側の開けた剣峰頂上に着いた。
b0185573_110015.jpg

素晴らしい展望だ。下山路の鵜飼谷北稜ルートは目の前に横たわっている。
b0185573_11172590.jpg

南西方向は手前の山と一体化しているが、赤白鉄塔が二本立つ外国山。
b0185573_11203741.jpg

のんびりコーヒーでも飲みたい所だが、曇天で風が冷たいので先をいそぐ。
登ってきたザイテンからの道を右に見送り、直進すると迷いのピークに着く。ほぼ平坦な地形で迷いやすいのか?それらしき踏み跡にはロープが張ってある。
b0185573_1140890.jpg

b0185573_11403685.jpg

迷いのピークを過ぎると、三差路がある。直進は最高峰の神ノ上山で右が縦走路だ。下山は縦走路方面に行く。
b0185573_11451273.jpg

11:35 神ノ上山に着いた。展望はいまひとつ、三角点は二等で点名は日笠下。ベンチがあり単独のおじさんが食事中だ。
b0185573_11494525.jpg
b0185573_1150948.jpg

食事は展望のいい槍ケ峰あたりにしようと出発。先ほどの三差路まで戻ると左折して縦走路に入る。少し下ると叉三差路があり、左が鷹ノ巣方面で右が縦走路になる。
b0185573_1254545.jpg
b0185573_1255821.jpg

気持ちのいい自然林の道をゆっくり下ると、樹間から宗堂池と竜王山が、そして遠くに霞んでいるが、山陽道の高架橋も見える。
b0185573_1312738.jpg

12:00奥の峰の分岐に着いた。古びた道標があるが、文字はもう読めない。昨年は新しい右「薬草園」の案内板があったが、なくなっている。直進が縦走路で右折が鵜飼谷北稜ルートだ。所どころに分岐があるが、いずれも道標が読みにくい。地形図とコンパスは必携だ。
b0185573_1343153.jpg

一度下ったあと、槍ケ峰の登りになる。
b0185573_1311518.jpg

b0185573_13122941.jpg

狭い槍頂上は素晴らしい展望台で、すぐ北には登りのルートが見える。ザイテングラードはさすが急勾配だ。
b0185573_1316166.jpg

食事をするには少し狭いし、通行の邪魔になりそうなのでパス。すぐ先の白岩山の頂上で食事だ。12:15頂上着。誰も通らないだろうと、頂上を占領していたら、神ノ上山で食事をされていた単独行のおじさんが通過。食後コーヒーやデザートを頂き、満腹のお腹を抱えて13:00下山にかかる。
b0185573_13255262.jpg

何か所か大きな岩場がある。
b0185573_13304495.jpg

鵜飼谷温泉が見えてきた。
b0185573_13354289.jpg

登山口に降りてきた。
b0185573_1338332.jpg

電柱の白い看板を左に入って行く。正面の白い建物は町のゴミ焼却炉だ。
b0185573_1341943.jpg

13:35駐車場到着。靴を履きかえ、目の前の鵜飼谷温泉に直行。
平日だというのにこの温泉は大層賑わっている。京都からの観光バスがやってきた。
「播州室津と鵜飼谷温泉の旅」のツアーだ。大広間からカラオケが流れてくる。
b0185573_13392596.jpg

のんびり湯につかり、みちくさしながら帰る。

[参考データー]

鵜飼谷温泉駐車場発9:50→剣峰11:10→神ノ上山11:35~11:40→奥の峰12:00→白岩山12:15~13:00→鵜飼谷温泉駐車場13:35

(走行距離 約140キロ  歩行距離 約5.7キロ  累積標高差 約460m)

by hotaka443 | 2012-02-24 20:31