No194 天児屋山スノーハイク、途中で撤退、三国平のちょっと先まで
スノーシュハイクで天児屋山を目指したが、雪深く、また登るにつれガスが流れてきた。
天児屋山からの素晴らしい展望に期待したが、ガスじゃつまらないので次の機会とし、途中から引き返す。
登れなかった天児屋山。1月31日ちくさにスキーに訪れたので、リフト最上部より撮る。
7時自宅出発、R29R⇒429⇒県道72を走り8:55ちくさスキ場の駐車場に着く。
土曜日でちくさスキー場はすでにかなりの車だが、その後も続々スキー客が到着する。
早速スノーシュを履く。通りかかった子供の視線が、足許をみてあれは何?と言ってるようだ。
ここはスキーのみのゲレンデなので、若者の元気な声は少ないようだ。
かえって私のような初心者には、ボード客がいないので安心して滑られるが・・・
スキー場内のトイレを借りたり、何やかんやで出発は9:35分になった。
峰越峠まで県道72を歩くが凄い雪だ。正面はラドン水の汲み場の建物。
ラドン水までは一応除雪されているが、車の侵入はむずかしい。その先は通行止めだ。
このあたりの雪なら膝ラッセルだが、幸いラッセル跡があり助かる。
長義山登山口の斜面では4人が雪上訓練中だ。
岡山県境の峰越峠が見えてきた。下は無雪期の同じ場所。
10:20 峠手前から旧道に入るが、東屋の屋根には2m近い雪。重いよ~屋根が悲鳴を上げているようだ。
登山口。道標も何もかもが雪の下。
いきなりの急登を過ぎると後は尾根伝いだが、まだ新しいトレースを頼りにひたすら進む。場所によっては腰ラッセルのような深い所もある。先人は大変だっただろうな。
冬山用のテープを忠実にラッセル跡を歩くと 突然雪の中から頭を出している三国平の標柱に着いた。下の無雪期とくらべると雪の深さがわるが、これも先客が掘り起こしてくれていなかったら、通過していたかもわからない。。
時刻は11:45、スタートから2時間10分かかっている。 夏道は三国境から東に方向転換し、江波峠を越えて三国平に着くが、ラッセルは夏道の途中から、直接三国平へと時間短縮だ。
ガスが忍び寄ってきた。トレースは天児屋山に向かっているが、ここが思案のしどころだ。
あと標高差140mあまりの距離1.5キロほど。往復すれば雪の状態にもよるが2時間以上はかかるだろうし、ガスが流れてきたので展望は期待できない。
時々風に乗って雪も舞う悪天侯だ。12時ジャストまで歩いてまた出直すか!
12:00ジャストになった。気持ちは前進だが、時間を考えると ここでUターンしよう。
お腹もすいてきたので、風の当たらない場所をもとめて歩く。
三国平を過ぎ、10分程進んだ適当な所で雪を固め、食事とする。
暖かい鍋焼きうどんを食べたいところだが、雪が降ってきたし、ガスを出すのも邪魔くさいので簡単に済ます。20分程で喉に流し込み12:50スタート。
雪景色を楽しみながら、と言っても、どこも同じような雪景色が続く。いよいよ最後の急坂の下りにさしかかる。
登山口に降りると、目の前に東屋が見えてきた。13:50お疲れ様、コーヒータイムにしよう。
コーヒーとお菓子をいただき、さあ最後の県道歩きだ。青空が覗き、天児屋山が見えてきた。右は三室山。
長義山登山口の雪上訓練はまだ頑張っておられるようだ。
スキー場が見えてきた。
14:45車に戻ってきた。5時間余りのスノーシュハイクは終了、帰りは千種町の温泉、エーガイヤに向かう。どこかの山の会とスキー客で混んでいたそうだが、幸いよく空いていた。やはり山の後の温泉は格別で、200円という格安料金(年齢制限)も魅力だ。