みちくさおじさん山を歩く

No126 12年6ケ月ぶりの若杉原生林

若杉原生林 峰越峠から時計回りに一周 
                   兵庫・岡山・鳥取三県境 2011・11・9 (水) 天気・くもり メンバー・単独





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昨日は若狭方面に行く予定だったが都合で中止し、次回とする。そのせいか、朝起きると無性に歩きたい、と足が言っている。
どうしょう・・・・7時を回ったところで、よし久しぶりに一人で行くか、さて行き先は?
この時間だから遠方は無理、そうだ若杉原生林なら近いので行ってみよう。
友達が「若杉原生林の紅葉ってキレイかな?」と言っていたのを、ふと思い出したのだ。

調べてみるとなんと12年前の5月の連休に行ったきりで、ほとんど記憶がない。
これという山はなく、森林浴ウオーキングにふさわしいが、登山の対象ではない、と決めていたので、行く機会がなかったのだ。

今日は一人なので久しぶりに軽にする。エンジンのためにもたまに長距離走行させなければ。
ターボなのでゼロ発進は1500ccクラスには劣らないし、高速ではあっという間に140までのメーターを振り切ってしまう。
走りに関してはストレスは感じないが、軽の宿命でエンジン音とクッションの悪さは我慢ガマンだ。

8時自宅出発、途中スーパーで食料調達、R29・県道53・72でちくさ高原を過ぎ、岡山県境の峰越峠手前の路肩の膨らみに9:40 駐車する。
途中道沿いの鍋ケ谷渓谷まで紅葉は下りてきていて、とってもキレイだ。
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今日のコースだが、反時計まわりだと最後にこの道路、標高差180m約2.2キロの登りになるので、先に下りの若杉原生林の駐車場に向かって歩く。すぐに岡山県に入る。
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5分少しで左へ舗装されたダルガ峰林道を分ける。
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今にも降りそうな低い雲が全天を覆っている。ひと風吹けば丸裸になるだろう、茶色く衣装をまとったカラマツ。
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30分ほど下ると、メインルートが左の西粟倉村方面から上がってくる。
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ここからは約1キロ、緩い登り坂になる。
10:30若杉原生林の駐車場に着いた。二段になっており、下に平日にかかわらず、マイクロ1台と上に乗用車が5台停まっている。まだ道路は続くがその先はゲートがあり車はここまで。
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案内看板。予定は第一分岐まで北上、左折して第三、第二分岐を経て若杉峠へ。
一度展望台に上がり、再び若杉峠に下り、あとはこの略図には記入されていない、南東から南に延びる県境尾根伝いに峰越峠に戻る。
原生林だけだと物足りないので、これだけ歩くと10キロほどになる計算だ。
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駐車場からあと少し続いた舗装道路終点が見えてきた。
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ここからスタート。
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今は中国自然歩道になっているが、かって美作と因幡を結ぶ重要な道であった名残の石畳や石階段が、随所に残されている。
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第一分岐点に着いた。ここで左折、自然研究路コースに入る。                                            
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樹木ははを落とし冬支度に入っているが、カエデはまだ色鮮やかだ。
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新緑まで長い眠りに着く樹林の中で、ササの緑は元気そのものだ。
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第三分岐点着。ここは鳥取・岡山の県境尾根の縦走路になる。
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研究路はすぐに縦走路と分かれて谷に向かって下りてゆく。
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第二分岐点に出る。
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このあたりが吉野川の源流部になる。吉野川は美咲町まで下り吉井川と合流、岡山市で瀬戸内海に注ぐ大きな川だ。
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11:40 若杉峠。説明文にあるように、左手に地蔵さんが鎮座しているが、肝心の写真は撮り忘れ。
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ここから左の急な階段をひと登りすると展望台があるので、寄ってみる。
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階段を登りつめた所の案内板。
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11:45くらますをバックにした展望台に着いた。
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北東方面の展望が開けている。左が氷ノ山、中央がくらます、右の三角形が三室山。
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東屋横の切り株の上に珍しいものが・・・・はてな?
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色を塗った石で、名前と漫画が書いてあるが、見事なピンボケ写真だ。
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11:55食事にしようかな、と思ったが、自然の中の方がいいだろうと11:55出発。バックして若杉峠に戻り、そのまま尾根伝いに南東に進む。この道は若杉原生林から離れていくが、峠の道標にはこちらの案内はない。2か所のピークを過ぎ、地形図にある林道に下る。雑草が伸び放題で、車が走った形跡はない。荒れ果てた作業小屋を通過。
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一人歩きが心細くなるような道がしばらく続く。
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12:25 地形図のP1124に着いたが、そのすぐ先に樹林帯が切れ、素晴らしい展望が広がっている場所があるので、ここでお昼にする。
孤高の老木が天を突き、倒れた大木が横たわっている。後方左は三室山。
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展望台からの景色とほぼ同じ方向だが、近づいた分だけはっきり見える?左から氷ノ山、くらます、三室山。
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天ぷらうどんとおにぎりでお腹を満たし、コーヒーををいただき、景色をたのしんで13:00出発。
急斜面を下ると休憩場所から見えていた林道に立つ。この林道は少し先に通った林道と下で繋がっているが、こちらも荒れている。せっかく作った林道、車が走らないと荒るばかりで もったいない事だ。
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林道脇の林道起点の石柱。誰かの悪戯か?文字が削り取られている。地形図ではすぐ先で切れているが、若桜町の吉川まで通じているのだろうか?
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林道からは伐採された斜面を登る。振り向けば東山がクッキリ。天高く聳えている大木が食事をした1124の標高点。
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雑草に埋もれていた朽ちかけた道標を掘り起こす。
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13:20 賑やかに道標が立つ三国境に着いた。鳥取・岡山・兵庫三県の国境だ。こういう県境には高い山があってもよさそうなものだが、地形図では1120m+といったところだ。峰越峠は直進する。
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向こう側に回って道標を見る。写真の上側が歩いてきた若杉峠方面。
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せっかくだから少し寄り道して、樹林帯の中で展望はないが、三国平に寄って見よう。東に進むとすぐに江浪峠に出る。峠のお地蔵さん。
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この江浪峠が鳥取・兵庫の分水嶺になり、兵庫県側は天児屋川の源流で、少し下って千種川に合流、赤穂市で瀬戸内海に出る。
以前「天児屋川源流探訪ツアー」が催されたが、今はどうなっているのだろう?
北の鳥取県側は江浪谷川 から千代川となり、鳥取市で日本海に注ぐ大きな川だ。         

13:25自然林の中の三国平、三角点はない。宍粟50山の標柱がなければ通り過ぎてしまう所だ。木の間からくらますが覗く。雪山で訪れると、この先の天児屋山まで、素晴らしい樹氷に出会えるルートになる。
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すぐにUターン、三国境まで戻り、最終コースの峰越峠に下る。
この県境尾根は右の鳥取側が植林、兵庫側が自然林になっている所が多い。
まだ見せ場を演出してくれているカエデ類の紅葉。
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13:55三国平登山口と千種川支流・天児屋川源流の標柱が立つ登山口に降りてきた。
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大きな東屋。
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14:00駐車地点に戻ってきた。路面に座り込んでコーヒータイムにする。
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14:30出発。あとしばらくするとリフトの取り付けが始まるちくさスキー場。
気象庁がラニーニャ現象が始まり、今年の冬は東日本以西で気温が低くなる傾向がある、と10日発表。
さてどうなるか・・・・
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[参考データー]

8:00自宅出発⇒R29⇒県道53⇒72⇒県道終点の峰越峠手前に駐車9:40
9:45スタート→若杉原生林駐車場10:30~10:35→第一分岐11:00→第三分岐11:10→第二分岐11:35→若杉峠11:40→展望台11:45~11:55→P1124m 12:25~13:00→三国境13:20→三国平13:25→三国境13:35→登山口13:55→駐車地点14:00
出発14:30⇒県道72⇒R429⇒R29⇒自宅16:10

(走行距離 約150キロ  歩行距離 約10.5キロ  累積標高差 約630m)
                                 
by hotaka443 | 2011-11-09 21:11 | Comments(0)