みちくさおじさん山を歩く

鈴鹿山系で始めての釈迦ケ岳へ

釈迦ケ岳 (1091.9m) 三重県菰野町・滋賀県東近江市 2011・10・16 天気・晴れ メンバー・4人


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鈴鹿山系は何度も登っている山がある半面、未登の山もある。今日はその未登の釈迦ケ岳に登ってきた。

6:00自宅を出発。名神八日市で降りR421へ入り、滋賀・三重県境の4・2キロの石欂トンネルを抜ける。
今年3月26日にこのトンネルが開通したが、それまではカーブの連続した山道を登り、峠では2メートル巾の制限がある文字通りの酷道だった。
三重県に入るとR306へ。8キロ弱で右折県民の森の標識があるので、それに従って進むと明朝渓谷沿いになり、やがて広い駐車場に着く。¥500
時刻は8:30、すでに多くの車が停まっている。
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8:45支度をしてスタート。駐車場の向こうに登山口がある。
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今日は庵座谷を登る予定だ。緩やかに登って下ると、庵座谷のキャンプ場のような広い河原を右に見ながら、広い道を流れに沿って登る。工事は終わっているが、堰堤工事用の道のようだ。庵座谷登山道の標識があり、少し先にも木の道標が見える。
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新しい堰堤が終わると広い道はここまで。あれ?おかしいな・・・キョロキョロあたりを探すが道らしきものはない。地形図は右岸に沿って記入されているが、堰堤工事で付け替えれたのだろうか?
誰かに尋ねるにも、駐車場にあれだけいた登山者は誰も来ない。
結局あきらめて中尾根コースの道標まで引き返す。中尾根コースは2009・5に開かれたもので、私が持っている2005発行の登山地図には当然記入されていない。                                            
庵座谷に架かる橋を渡り、登山口へ。
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9:10仕切り直しだ。
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ジグザグに切られた道は、10分余りで尾根に出る。雰囲気のいい道だ。
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穏やかだった道は、高度を上げるにつれ岩の多い道に変わってくる。
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              9:50標高770mあたりの鳴滝のコバ通過。
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25分ばかり登ると庵座谷に下る分岐に着いた。ここを登ってくる予定だったが・・・
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樹林帯を抜けると、庵座谷を挟んだ向こうの尾根の猫岳が。下山コースだ。
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この写真では高度感がわからないが、激登り地帯に突入だ。
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頂上かな?と思ったが甘い甘い。
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ゴロゴロした岩場を通過。
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さらに激登りが続く。
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青空がとってもキレイだが、頂上はまだかいな・・・
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10:45ビヤッコウに着く。ここは谷を一つはさんだ東側の尾根道の松尾尾根との合流点になる。
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きつい登りだが、あれを登ると頂上か?
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そこは小さなピークで少し下ると大蔭と呼ばれる切り立ったガレ場だ。
 
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ガレ場へ慎重に下る。
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ガレ場から一登りすると、釈迦ケ岳最高点に着いた。1097mで三角点より5mほど高い。
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天気ははいいがモヤっており、遠望が効かない。御在所をかろうじて確認、左に切れている山は雨乞岳か。
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北へ300m程歩くと、三等三角点のある 釈迦ケ岳に着いた。1092.2mの標示だが、新しい地形図は1091.9になっている。
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11:15 お昼にしよう。頂上は樹木が茂り、東側のみ展望が効くがモヤっており、すぐ下の伊勢湾すら見えない。時おり聞こえる飛行機の音は、伊勢湾に浮かぶ中部国際空港発着便だろう。
11:45 重いお腹をかかえて出発しよう。少し引き返し、最高点との中間あたりの分岐で右羽取峰(ハト)に向かう。
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ハト峰へは、自然林の中の快適な道を行く。紅葉を期待していたが、ほとんどは枯れて茶色く変色している。 
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庵座谷を挟んで登ってきた大蔭のガレを見る。どことなくアルペンムードが漂う。                  
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12:05なだらかな猫岳に着いた。山名の由来はどこからきているのだろう。
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ハト峰に向かう。登りの険しさがウソ見たいな快適な道が続く。
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駐車場に降りる林道コースを左に見送り、私たちはハト峰経由猫谷コースで降りる。ハト峰が見えてきた。
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狭いハト峰頂上は岩が折り重なっている。
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ザレ場の急斜面に滑らないように気を付けながら降りる。すぐ下がハト峰峠で、下山は左の谷へ。直進は中峠を経て御在所方面になる。
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道標
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峠から見るハト峰。砂遊びで出来た小山のような、とってもかわいいピークだ。
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猫谷は最初は白い石を敷き詰めたような明るい水のない谷だが・・・
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やがて谷が深まり、赤いロープの急斜面が現れた。
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下ると渡渉だ。
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次は堰堤の端を降りる。今日暖かいが、凍結していたら危険な下りになる。
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下に降りると石碑が二つ並んでおり、登録有形文化財とある。
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               いま降りてきたのが 縄だるみ堰堤、と言うらしい。そういえば始めてみる構造だった。
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沢から離れ広い道にでてしばらく行くと、芝生を敷き詰めた広場に出た。
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入口に廻ると「砂防学習ゾーン」 とある。
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14:00駐車場に帰ってきた。
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靴を履き替え、ここから帰り道すぐの所にある日帰り温泉「釈迦の隠し湯・三休の湯」に向かう。道路から左へ、おなかをガリガリ擦りそうな砂利道の急坂を登ると、温泉がある。
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建物の中に入って、うん・・・?一般的な日帰り温泉を想像していたが、勝手が違う。山小屋に来た感じだ。おばさんが来られたので¥600を払う。土間のような真ん中に囲炉裏があり、囲むように長椅子が並んでいる。
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お風呂は7~8人位入れるタイル張りの浴槽が一つだけ。
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湯は昔懐かしいポンプから出ている。
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足を入れると、ありゃ、なんとぬるいこと。ポンプから出ている湯も話にならない。出るに出られず、こりゃ風邪をひくぞ!
身体を洗うにも、蛇口から出るのはまるで水のようだ。結局湯?に浸かるだけであがる。
成分表が壁に貼ってあるので、温泉であることには違いないが、ボイラーで加熱しているのだろう。

「始めてきたが、もう二度とこないぞ」と登山客がボヤいている。

14:50 温泉出発、名神桂川で食事をとり、18:30自宅に帰ってきた。

釈迦ケ岳は想像以上にいい山、登り応えのある山だったが、楽しみにしていた温泉がちょっと残念だった。

帰ってから三休の湯、をネットで見ると、入浴客が少なく燃料費の高騰で経営が苦しく、営業日は金・土・日・祝にします、とある。なるほど、そうなんだ、と一応納得はするが・・・

[参考データー]

自宅出発6:00⇒山陽姫路東IC(山陽・中国・名神)八日市IC⇒R421⇒R306⇒県民の森道標を右折⇒朝明駐車場着8:30
駐車場出発8:45→(庵座谷コースわからず10分あまりのロス)→中尾根登山口9:10→鳴尾コバ→ヒャクゴウ10:45→最高点11:00→釈迦ケ岳三角点11:15~11:45→猫岳12:05→ハト峰12:55→縄だるみ堰堤13:25→駐車場14:00
駐車場発14:05→三休の湯14:10~14:50→八日市IC (名神・中国・山陽)姫路東IC→自宅着18:30

(走行距離 約460キロ  歩行距離 約10キロ  累積標高差 約910m)
                                             
by hotaka443 | 2011-10-25 18:35