みちくさおじさん山を歩く

因幡の名山・鷲峰山(じゅぽうざん)

鷲峰山(920.6m) 鳥取市 2011・6・26 (日) 天気・曇り時々雨 メンバー・4名


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5時発表の予報を見る。岡山に行く予定だが台風が東シナ海を北上中。日本付近は太平洋高気圧の勢力が強く、台風は直接近寄れないが、降水確率は60%
予定の山はあまり気が進まないのでちょうどいい、どこかないかな?
鈴鹿山系だとまだ未踏の山があり、天気もよさそうだが、ヤマヒルのシーズンだ。

そこで思いついたのが鳥取の鷲峰山だ。鳥取東部の確率を見ると終日曇りで30%
しかし台風の外側を取り巻く雲がいつかかるかわからないので、この数字は全くあてにならない。
集合場所のIさ宅に行くと、雨が降ってもいいから全員鳥取にしょう、で意見が一致。6:30出発する。

中国道を西に走ると雨がパラパラ。しかし鳥取道に入り、用瀬あたりまでくると空が明るくなってきた。
鳥取南から県道32・281を走り、安蔵(あぞう)森林公園の駐車場に8:30到着、つい先ほどまで雨が降っていたようだ。
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駐車場には近隣ナンバー以外に岐阜ナンバーの車が止まっている。立派なバンガローやオートキャンプ場もあり、宿泊されているのだろう。
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8:35 スタート。日帰りできる範囲の登りたい山がなくなってくる中で、この鷲峰山は3度目。平成12年と19年に登っているが、山頂以外あまり記憶に残っていないのでちょうどいい。
駐車場から舗装された遊歩道へ入る。
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2~3分坂を登ると遊歩道と分かれ、登山道に入る。
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早速ササユリのお出迎えだ。
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エンレイソウの実。
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雨に濡れた新緑がすがすがしく、とっても美しい 。
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こちらはサンカヨウの実。
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              これは花の蕾のようだが・・・
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山アジサイも多い。
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白い小さな蕾?
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時々雨が落ちてきた。が、樹林帯の中だし、雨具を着る程でもなさそうだ。

9:15 安蔵峠に着いた。平成12年は西側の河内登山口から登っている。ここからは中国自然歩道になるようだ。尚地形図の破線の位置は間違っているように思うのだが・・・・
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この花は?
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アザミではなくタムラソウのようだ。
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P712mの標高点まで階段の激登りが始まる。
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420段まで数えたが、余り多いのでわからなくなった。
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ササユリがとっても多く、急坂の疲れもついつい忘れるほど。こんなに続くの始めてだ。
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9:50 やっと712mのピーク。自然歩道らしく、丁寧な説明標示がある。
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美しい自然林が続く。心洗われる思いだ。
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先ほどでもないが、何か所かの階段歩きが続く。レンゲツツジも多い。今年はあちこちでよく見ることが出来た。
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ヤマボウシも今が満開。高い木、背丈より低い木、あちこちの緑の中に白い花が浮いている。「こんなに多い山は始めて」と女性たちの声。
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高度が上がるにつれササユリの蕾が増えてくる。10:15の蕾(上の写真)が、下山時の12:35には少し開いていた(下)                                   
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790mあたりにあるの道標。
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リョウブの木も多い。
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とっても小さな白い花の群生が多くなる。アリドウシかな?と教えていただくが、あまり見たことのない花だ。
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ブナの原生林に入る。背は高いが大木はあまり見られない。
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次々に現れる階段に「いい加減に疲れたわ、と言いたいところやけど、疲れを感じさせない自然の美しさがこの山にはある」カッコいいことをおっしゃる。
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頂上手前の分岐。あと40mだ。ここからはほぼ平地になる。
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すぐに二等三角点鷲峰山があるが、よく見ると20センチほどまわりより高いかな?樹木の囲まれて展望はない。
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11:10 三角点のすぐ先の広場に着いた。
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東屋の下で食事にする。
時々弱い雨が落ちてくる程度でガスは湧いてこない。
樹木に囲まれた山頂だが、鳥取方面が見えるように切り開かれている。

視界はモヤってあまり良くないが、大きな湖山池とその向こうに日本海が見える。
あいにく鳥取市街と鳥取砂丘は確認できない。
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中国自然歩道案内図。鳥取砂丘から湖山池を通り鷲峰山へ、そして三徳山に至る。
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何故かまわりミツバが多い。登山者が種を蒔いたのだろう。山菜大好きのIさん、思わず手がのびるが
「大きくなりすぎて食べられないわ」

11:50下山にかかる。
下りは雨に濡れて滑りやすい丸太の階段が続くだけに、注意が必要だ。

方向を変えて見るブナの原生林。
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閉じていたササユリの蕾の多くは、半開き状態だ。
13:15 安蔵峠まで降りてきた。ここからはヤマアジサイとシダが多くなる。普段見慣れたシダとは種類が異なるようだが、斜面を埋めるこのシダはきれいだ。
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一か所だけ鷲峰山が見える場所があった。一番奥になる。
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13:45 遊歩道から駐車場に帰ってきた。先に管理棟の「みやま荘」へ。
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手入れが行きとどき、とっても気持ちがいい。すっかりお気に入りのIさん、係の吹田出身の女性に質問。
バンガローは6棟あり、一泊6人までで¥12600円。
ここで忘年会をしよう、と気が早い。「残念ですが雪が早いので、11月中旬頃には閉鎖します」だって。
14:10 駐車場出発。「いい山だった、紅葉の頃にもう一度一泊で来てみたいね」 山中を走っているとヤマブキがあちこちに。思わずIさんからストップがかかる。しかし時期遅れ、固そうなのであきらめる。 
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下界に下りてくると雨になった。さあ温泉だ。鳥取方面に走ると色々あるが方向が逆。帰り道で近くとなると、「船岡美人温泉」しかない。
何度も利用しているが、個人的にはあまりお薦めではない温泉だ。
しかし汗と雨で濡れた体は、早く温泉に入りたい、と言っているので、車を走らす。
14:50 温泉に着いた。「ここが温泉?」 ちょっとみすぼらしい感じだが、その分¥500と安い。
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浴槽が一つだけだ。しかし中国地方では珍しい炭酸水素イオンを含む良質の重曹湯で、白濁した湯は石鹸をぬったようにつるつるになる。がPR文句だが、これは事実だ。           
 
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15:15 つるつるになって、さあ帰ろう。

参考データー)          

播但道砥堀IC6:40(播但・中国・鳥取道)鳥取南IC⇒県道32・281⇒安蔵森林公園駐車場8:30
スタート8:35→安蔵峠9:15→頂上へ790地点9:50→鷲峰山山頂広場11:10~11:50→安蔵峠13:15→駐車場13:45
駐車場出発14:10⇒県道281・32⇒船岡美人温泉14:50~15:35⇒県道32⇒河原IC(鳥取・中国・播但道)砥堀IC17:50                 

(走行距離 約300キロ  歩行距離 約7キロ  累積標高差 約510m)

by hotaka443 | 2011-06-26 20:41