みちくさおじさん山を歩く

2年ぶり、うっかりミスも2回の百里ケ岳

百里ケ岳(931.3m) 滋賀県高島市・福井県小浜市 2011・6・14 (火) 天気・曇り メンバー・4人


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もう5~6回は登っている百里ケ岳、今日は火曜日のサントリーのメンバーの案内だ。
いつもは滋賀県側から入山しているが、一度小浜から入ってみようと林道の状況を調べると、なんと災害で通行止め。
先日の大雨によるがけ崩れのようだ。                                                                                 

6:00 Iさん宅を出発。名神京都東から西大津BPに入り,湖西道路真野ICで降りR477へ。
湖西道路で渋滞にあったが、R477も奥に入るにつれノロノロ運転になる。
いつも快調に走る道路だけに、事故?
原因は交差するR367に入る車の行列だった。そうか、今日は平日。
有料だった途中トンネルが無料になったので、京都に通勤する車が増えたのかな?

武奈ケ岳登山口の坊村を過ぎ、その先の梅の木で左折、県道781に入る。
針畑川沿いの曲がりくねった山合いの細い道を北上、行けども行けども、に「山の名前も百里やけど、道も百里やな」とKさん。

8:35 ようやく登山口に着いた。平日の今日は登山者の車はゼロだ。
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8:45 駐車場横から百里新道登山道に入る。
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今朝方まで雨が降ったようで、まわりの緑も水滴を含んでいる。
新緑はすがすがしく、空気がとっても美味しい。
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登山口からオオイワカガミが登山道脇をギッシリ埋め尽くしている。
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またギンリョウソウもあちこちに見られる。
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思い出したように まだレンゲツツジも頑張っている。
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ブナ林。水分を含んだ枯れ葉の絨毯は足に優しい。
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P805を過ぎヤセ尾根にさしかかる。このあたりから百里ケ岳が見えるのだが、あいにくガスの中だ。
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10:15 シチクレ峠に着いた。
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白い標柱が一本、その下に地名方位板が朽ちて落下している。始めての人には現在位置がわからない。
あたりをキョロキョロすると,少し離れた木に私設の標示板があった。
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10:30 自然林が切れ、うっとうしい植林の中の三差路分岐。帰りは左折して根来坂峠に向かう。
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少し急な登りにはロープも設置されている。
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今にも降りそうな空模様。幾重にも重なった山並みが美しい。
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今度はイワウチワの群生だ。
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もう一か所ロープがあり、そこを越えると頂上はすぐそこだ。薄いガスがかかってきた。ヤセ尾根から見た山頂は濃いガスの中だったが、もうすぐ晴れそうだ。
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10:50 一等三角点 点名「木地山」の百里ケ岳山頂に着いた。
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高島トレイル標柱の地名板。
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 高島トレイルは高島市マキノ町のR161国境スキー場愛発越から、乗鞍岳・三国山・赤坂山・武奈ケ嶽・百里ケ岳・朽木の三国岳等を経て朽木町桑原橋までの約80キロをいう。 
何回かに分けての全山縦走に人気があり、大阪にはダイヤモンドトレイルがある。

最初に登った10数年前からくらべるとまわりの木が成長し、すっかり展望がなくなってしまった。
時間はまだ早いが、お昼にしょう。 それぞれのご家庭の御馳走をいただく。          
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11:40 のんびりとした時間を過ごし、下山開始。ガスも切れ薄日が漏れてきた。                 

うっかりミスその①
三差路から西へ県境尾根に入るべきを直進してしまい、シチクレ峠まで降りてから気が付く。 
往復20分ほどのロス発生。          

「”チチクレ” ばかりが頭にあったんと違う?助ベーやな~」
12:25 急登を登り返し分岐に着く。
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南から西に方向転換、根来坂峠に向かう。小さなアップダウンから急登を頑張ると、白石山に着く。
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登った分だけ急坂を下ると、地蔵堂のある根来坂峠だ。12:55
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この峠は若狭から京に通う最短の街道で,鯖街道あるいは塩の道とも言われている。
若狭で荷揚げされた鯖を京の都に運ぶ際、この峠を越えて京に着く頃には ちょうどいい塩加減になった、と言われており、もう一本の鯖街道は現在のR303・ R367で、R303沿いに「若狭熊川の宿」として当時の宿場町の家並みが残されている。

峠からは山の斜面の狭い道に変わる。
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すぐに小浜から上がってきた林道小入谷線が右下に近づいて来た。
この道を走ってくる予定だったが、通行止めになっているのだ。

誰一人として会わない静かな世界に、突然騒がしい声が登ってきた。
50人近い団体さんだ。時刻は13:15、こんな時間から百里に登るのだろうか?
尋ねると登山でなく 「塩の道」を歩くツアーで、根来峠を越え小浜方面を下ると、どこかでマイクロバスが待っているとの事。今はツアー花盛りの時代だ。
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振り返る百里ケ岳。
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コアジサイが群生している。
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これこれ、イワカガミを持って帰ったらダメですよ。
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これは・・・?
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13:25並走していた林道に降りる。林道の上の方を見るとがけ崩れで道路をふさいでいる。
工事を始める様子はなく、これは当分かかりそうだ。
林道を5分足らずで再び登山道に入る。ここを見逃すと林道はかなり遠回りをする。
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13:40再び林道に出ると、焼尾地蔵尊がある。
ここで大休止のコーヒータイムだ。
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13:55 さあ出発だ。林道もここから舗装に変わる。
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右側の斜面上にレンゲツツジやいろんな花が咲いている。ササユリはそろそろ終わりだ。
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Tさんと写真を撮っている間に、Iさんとkさんに少し遅れたが、ここでうっかりミスその②が発生。

少し先で林道と分かれて登山道は左に下るのだが、その事は話しておかなかったので、さてどちらの道に行ったのか・・・・
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2人とも右の斜面ばかり見上げて歩いていたので、左側の分岐には気がつかず、林道を歩いていった可能性が高い。
ほんの100m程の差だが、分岐で立ち止まり大声で叫んでも返事がない。林道が大きく尾根を巻いているだけで聞こえないのだろうか。それとも登山道を下っているのだろうか?
下で林道と合流するが、距離が1、5キロ余り遠回りになるだけだが、山中でバラバラになるとやはり心配だ。
山のベテランだし、合流個所で待つか、と登山道に入る。
14:25 根来坂登山口に降りてきた。
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すぐに渡渉地点がある。ふだんは流れは少なく十分渡れるが、雨上がりだけに水量は多い。
上流の飛び越えられそうな所を探して渡る。
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少し先にもう一か所徒渉地点があり、こちらは常時水量が多く、裸足でないと渡れない。
靴を脱ぐのは面倒なのでかなり上流にまわり、河原の石を投げ入れ、足場を作って対岸に渡る。
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14:30 渡った所が林道だが、やはり2人の姿は見えないので、林道歩きのようだ。その林道は通行止めになっている。どのあたりまで車が入れるのかわからないが、とにかく車で迎えに行こう。
Tさんを残して駐車場までの1キロほどを速足で急ぐ。
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小入谷バス停。駐車場へは、この橋を渡る。
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橋の上から針畑川上流を見る。
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小さな沢に沿って登ると堰堤がある。ここを渡ってひと登りすると駐車場に着く。
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イワカガミの登山道を登ると、14:50駐車場に着いた。                  
すぐにUターン、Tさんの待つ林道まで走るが、二人の姿はない。Tさんには2人が登山道を下りてこられるかもわからないのでここで待ってもらい、私は通行止めゲートを開け、行けるところまで走る事にする。

先日の大雨で土砂や小さな岩、折れた枝などが散乱、しかしなんとか焼尾地蔵尊まで登ってみたが、二人には出会わなかった。と言う事は林道を途中で引き返し、登山道を見つけて降りられたのだろう。

林道を引き返し下に降りると、三人が手を振っている。やれやれだ。

2人は林道を途中までまで歩いたが、私たちが降りてこないのに気付いて引き返し、登山道を見つけられたそうだ。途中に分岐もなく、迷うところがなかったのが幸いだった。
反省事項、別行動は取らないことだ。

15:10 色々あった百里ケ岳にお別れし、モロモロの汗を流しに温泉だ。
このあたりだと「朽木温泉てんくう」が近い。
途中、ルピナスに似た花の群生地を通る。
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15:50温泉に着く。¥600 大きな設備の立派な温泉だ。
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16:55 汗を流しサッパリとして帰途に着く。ここからだと京都に出るより、小浜経由、舞鶴若狭道を走る方が混まないし、早く帰れそうだ。
西紀SAで食事をとり、19:55 Iさん宅に帰ってきた。

(参考データー)

6:10 姫路東IC(山陽・中国・名神)京都東IC⇒(西大津BP・湖西道路)真野IC⇒R 477・R367・県道781⇒百里ケ岳登山口8:35
登山口8:45→シチクレ峠10:15→尾根分岐10:30→百里ケ岳10:50~11:40→シチクレ峠12:15→根来坂峠分岐まで戻る12:25→根来坂峠12:55→焼尾地蔵尊13:40~13:55→根来坂登山口14:10→林道合流14:30→バス停横の橋14:40→駐車場14:50 
この間ウロウロ、駐車場15:15⇒県道781⇒R367⇒県道295他温泉15:50~16:55⇒県道295⇒R367・R303・R27⇒小浜西IC(舞鶴若狭道・中国・播但)砥堀IC19:45
(走行距離約430キロ  歩行距離 約10・5キロ  累積標高差約820m)

by hotaka443 | 2011-06-14 21:44 | Comments(0)