みちくさおじさん山を歩く

連休の締めは四国・三嶺と塔丸

三嶺(1893.4m) 徳島県三好市・高知県安芸市 2011・5・8(日) 天気・晴れ メンバー・8名


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昨年の5月連休に続き、今回は7名の道案内で再び三嶺にやってきた。
私にとっては4回か5回目の三嶺、道のりは遠いけど何度来てもいい山、特に昨年の天狗塚までの縦走は素晴らしかったなあ~
                    

4時、集合場所の姫路駅を車2台で出発。淡路島に渡り、高松道を板野で降り、すぐに藍住から徳島道に乗り換える。美馬で降りコンビニで食料を調達、吉野川を渡って狭いR438を南に向かう。
剣山下の見ノ越まで登り右折、R439をどんどん下り今夜の宿、丸石パークランドを通過、8:10三嶺登山口見頃駐車場に着いた。広い駐車場は連休が終わった後でガランとしている。
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準備を済ませ8:35出発。車両通行止の林道を登り、途中で林道が左に大きくカーブを切るところは直進の登山道がある。登山道に入ると、芽吹いたばかりの淡い緑が目に眩しい。
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ふたたび林道に合流、少し、少し歩くと登山道がある。

以前はこのまま林道終点まで車で入れたので,1時間半程時間短縮できたが、平成17年の台風で林道崩壊、通行止になってしまった。
(頂上でお会いしたご夫婦、通行止めを無視して林道を上がってきたが、他に2台停まっていたそうだ)
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9:10 登山口スタート。しばらくの間新緑の中の階段を歩く
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新緑との会話を楽しみながらどんどん登る。ブナ林が美しい
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大岩の上に乗っかっている大木。
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傾斜が緩くなり、左から林道終点からの道が上がってくる。10:10 道標が立つダケモミ(ウラジロモミ)の丘に着いた
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あたり一帯はうっそうとしたウラジロモミ林になっている。そんな中に注意書の看板が
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かっては緑濃いササが茂っていたが、今は全てシカに食べ尽くされて、枯れたササが哀れである
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ダケモミの丘からは尾根に乗り、緩い登りを繰る返してマユミの大木(タヌキノカンザシ)の古木の傍を通る。
シカ対策の防護ネットで囲われている
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南西に進路を変え樹林帯が切れると視界が広がり、ガレ場を通過する
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巨岩を取り囲むコメツツジ 
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              そそり立つ露岩と急斜面で落ち込むササ原が美しい
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最後の階段を登る
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  階段を登りきると池に出た
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ミヤマクマザサとコメツツジが三嶺。台地状のここからの風景がガイドブックによく掲載される
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コメツツジの群落の向こうに頂上が待っている。あと少しだ
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11:45 二等三角点三嶺頂上に着く。
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360°遮るもののない大展望が広がっている。素晴らしい眺めだ。
まず最初は西方、遠く三角錐の天狗塚を確認。約2時間半、雲上の庭園歩きのコースだ。昨年歩いて感動したが今回は時間の都合で予定に入れてない。コメツツジの咲く頃是非歩いてみたいものだ
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アップにすると登山道がよくわかる。天狗塚まではあちこちにコメツツジの大群落が見られる
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振り返ると左から塔丸、丸笹山,剣山、ジロウギュウと並んでいる
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ふと南の斜面を見るとシカ除けネットが張ってある。貴重なミヤマクマザサやコメツツジを守るため広範囲に設置されるネット。美しい風景の中に人工物、多少違和感があるが、美しい自然を守るためには仕方ない事だ。
それよりも悪条件の中で工事をされる方々には頭が下がる思いだ。
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12:30 食事を済ませ、展望を楽しんで12:30下山にかかる。帰りはササ原に降り台地を一周してみよう
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山頂を見る
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40人収容の避難小屋内部
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ササ原を一周して12:55池まで戻ってきた。いよいよ三嶺にお別れだ。快調なペースで13:40 ダケモミの丘に、そして林道の平尾谷登山口に14:20降りてきた
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時々覗く三嶺を振り返りながら駐車場近くまで戻ってきた時、横の空き地にワラビがニョキニョキ、さあワラビ摘みだ
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ビニール袋はあっという間にいっぱい。お土産を持って15:00駐車場に無事到着。ここから本日の宿(丸石パークランド)までは10分ほどの距離で、奥祖谷二重かずら橋の前にある。
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このあたりで唯一の宿(丸石パークランド)。早朝でまだシャッターが降りている写真
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次は宿の前にある(奥祖谷二重かずら橋)見学だ。
17時以降は係員不在で自由に入られるが、¥500で長い階段で渓谷に降りる
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階段の途中から見る男橋。全長44mある
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女橋。こちらは22m。枝の間から男橋が見える
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この二重かずら橋は800年ほど前、平家一族が再興を期して剣山、平家の馬場での訓練に通うため,高山に自生するシラクチカズラを利用して架設したと言われている
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橋を渡るとお楽しみの野猿(やえん)がお待ちかねだ。荷物運搬、渓谷渡りのための人力ロープウエーみたいなものだ。童心に返り大人でも結構楽しめる。
但し体重の重い人はそれだけの腕の力が必要だ。対岸で順番待ちの人に笑われないためにも・・・・
以前来た時は係員の不在の時間帯に、行ったりきたり・・・・
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本日の予定終了、あとはゆっくりお風呂に浸かってビールでも、といきたいところだが 「車で10分ほどの所にある温泉、いやしの温泉郷にご招待します」とおっしゃる。
なるほど、連休も終わり、本日の客は我々8人だけ。祖谷の石を組み込んだ大きなお風呂があるが、8人のために男女二つの浴槽に湯を張るのはもったいない、が本音かな?
いやいや、わざわざ温泉に無料招待していただけるのだから、ありがたく感謝しなければ・・・・

いやしの温泉郷は(以前は確か青少年旅行村があった)ホテル三嶺を兼ねているが、さすが宿泊費は高く、温泉も1000円と高い
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私にとって実はここには一つの楽しみがあった。それは(奥祖谷観光周遊モノレール)が走っており、レールファンとしては是非どんなものか知りたかったのだ。
だいぶ前になるが、三嶺にロープウエーを架設しようと言う計画が持ち上がった。賛否両論があったが、結局三嶺の美しい自然を守ろう、との観点から中止となり、変わって産業用モノレールの敷設に変更、2006年8月に完成した。
三嶺の北斜面、標高1380mまでの延長4.6キロ周遊コースで、途中ノンストプ、登山には利用できない。
2人乗りのゴンドラ10台で営業している
どんなゴンドラが走っているのか、温泉を出ると真っ先にモノレール駅に向かう。少し先に駅があるが、時間的に営業終了だ。残念!
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パンフレッドより。これを見ると鉄道や軌道に当てはまらず、完全な遊戯施設と言える。な~んだ。
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宿に帰り夕食だ。いつも2階の大広間での食事だが、やはり8人、一階の来客用テーブルでの食事となる。
食後おかみの民謡の数々を聞かせていただく。いろんなコンクールで賞を取られただけあり、熱がこもった喉を聞かせていただき、おおいに盛り上がった。
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夜はグッスリ眠る

             
by hotaka443 | 2011-05-19 11:30 | Comments(0)