みちくさおじさん山を歩く

白いイカリソウ咲き乱れる青葉山

青葉山・西峰~東峰(693m)
             2011・4・29(金・祭日) 天気・曇り午後一時雨のち晴れ メンバー5人




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4年ぶりの青葉山、今日は松尾寺から西峰~東峰を縦走の予定で、6:20自宅を出発する。

東日本大震災の影響で無料だった舞鶴若狭道も、6月をメドに元に戻って有料になるという。
震災復興の財源のために協力するのは当然だが、正直なところ無料に慣れていただけに、懐がチト痛みそう。

舞鶴東ICからR27に出て東に約6.5キロ、関屋交差点を左折、高野の集落手前のY字交差点を左へ入り、少し走った所の道路の膨らみに駐車する。
関屋交差点より約1.3キロ、このあたりが下山した時都合のいい場所になる。バックは青葉山西峰。
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8:30 支度をして出発。すぐ先のT字路交差点のミラーにこんな看板が。という事はこのあたりには山菜が多いのだ。
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なるほど、道路脇、あぜ道、休耕田のあちこちに、フキやワラビ等が目につく。
あの土手にはフキが所せましと密生している。
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今寺に向かう舗装道路をキョロキョロしながら歩く。フキにワラビがあちこちに、まるで「摘んでちょうだい」といっているようだ。

今寺の手前から松尾寺に行く破線の近道が地形図には描かれているので右折、しばらく進むと前方の田圃で農作業をされているおばさんが、「こちらはダメだからそこのあぜ道を上がって」と教えていただく。駐車地点から続く舗装道路に戻ると西へ。

道なりに進むとちょっとした峠にさしかかる。京都・福井の県境だ。
地形図は県境手前で道路は終わり、破線に変わるが、最近拡張・舗装されたらしい道は松尾寺へ続いている。
「白いイカリソウだ!」の声に振り向くと、始めて見る真っ白なイカリソウだがあちこちに咲いている。
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写真を撮ったりみちくさしながら歩いていると、前方に松尾寺が見えてきた。
境内に入る手前に大木が立っている。(何の木?)この道は正門ではなく、横から入る勝手口のようなものだ。
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9:15 境内に入るとすぐに鐘楼が建っており、横に大きな銀杏の木がある。元永2年(1119)鳥羽天皇が手植した
した銀杏といわれている。
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松尾寺。西国29番札所で、本堂は二重屋根の得意な形をした珍しい建物だ。一般のお寺のイメージからはかけ離れている。
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横から入ってきたので見ていないが、寺の入り口には仁王門がある。階段の上から仁王門の裏側を。
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登山口は渡り廊下をくぐった奥にある。
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石段を上がるとすぐに竹林になる。
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やがてえぐられて雨が降ると川になりそうな道に変わる。廻りは植林で陰気な感じがする所だ。
枯れ葉や木の枝などが積り荒れた中に、鹿の白骨が転がっているのには驚いた。
前に来た時はこんなに荒れていたかな・・・・?年々雨で地肌が削り取られていくのだろう。

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ショウジョバカマがちらほら咲いている。
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植林が切れ、明るい雰囲気に変わる。
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鳥居をくぐる。
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ヤマルリソウ
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ゆったりとした坂道は、標高350mあたりから急に傾斜をましてくる。
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と同時に白いイカリソウがあちこちに見られるようになってきた。
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ピンクは極端に少ない。
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木々は一斉に芽吹きに入った。まだ緑は浅く初々しい。
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傾斜はさらに増しハシゴの登場だ。
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次のハシゴ場。一気に高度を稼ぐ。
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古い祠。激登りもここで終わる。
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古いi祠と西峰の間から、瞬間海が覗く。
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10:40西峰に着いた。展望台になっているあの大岩が最高峰になる。
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ハシゴ・鎖を使って岩に登る。緊張する岩場だ。
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最高峰の標柱。青葉山には三角点がない。
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北側に繰り広げられる日本海・内浦湾の素晴らしい大展望も、今日の表情は暗い。今にも泣き出しそうな空模様に変わってきた。
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時間はまだ早いが、山頂の小屋に入って昼食にする。人気の山だけに登山者は結構多い。
11:15東峰に向かって出発。ここからは尾根歩きだが、要注意の岩稜地帯でもある。
巨岩の間をくぐる。
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大岩を巻く。
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白いイカリソウに混じってあまり注目されないスミレも多い。
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岩場の核心部、ハシゴ場にさしかかる。ちょうど12年前の今日、始めて訪れたが、雨上がりだったか岩場が濡れており、今のようにハシゴがなくクサリやロープが頼り。で先行の人が足場が滑るため、谷の向こう側の岩に渡れず、悪戦苦闘の末にUターン。なあ~んだこんな所が・・・・しかし私も前の人に倣えで撤退した苦い経験がある。
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岩場から南を見るがモヤって視界悪し。
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エンレイソウ
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11:50岩場のスリルを楽しんで東峰の青葉神社に着く。東峰は標高693mで、西峰の692mより1m高いが、あまり展望はよくない。
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西峰と舞鶴湾が見える。
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東峰からの下りはえんえんと階段が続く。途中、馬の背の岩場があるが登山道はしたを巻く。岩場に張り付いたコケが美しい。
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岩場からの眺め。茶色は枯れ木か、景色は秋のようでもある。
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12:20ウンザリするほどの階段を下ると、金毘羅大権現の祀られている小広場に着いた。
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さらに5分ほど下り、東屋の展望所を通過。
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圧倒的に白が多いイカリソウ、まるでイカリソウ街道だ。そんな中でマムシソウの傍で珍しく白とピンクが寄り添って咲いている。
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花は可憐だが、マムシソウの背高ノッポは存在感がある。
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はて、おかしいな、どうも下山道が違うみたい・・・・東屋を過ぎたあたりから高野の集落に向かって降りた記憶があるが、いつまでも尾根を歩いている。私だけでなくFさんも同じことをおっしゃる。

TV中継所を過ぎ、すぐにもうひとつのアンテナを見送る。どこまでも追いかけてくる白いイカリソウを横眼に、おかしいな、分岐を見逃したはずはないのに・・・・
12:45古びた道標の建つ分岐に着いた。右高野とある。とすると勘違いしていたのかな?
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ジグザグ道はうっそうと茂る杉木立や竹ヤブの中を通る。あまり歩かれていない雰囲気の道の先に、ようやく人家が見えてきた。
13:00 登山口に降りてきた。
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傍に咲くイチリンソウ。
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頭の中ではまだ下山道にこだわっている。以前こんな道を歩いたかな・・・?
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どんどん坂道を下ると看板が。(登山口は住宅のブロック塀沿いの道)
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何気ない路上の光景。
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民家の中の道路を適当に南に進むと、ちょうど駐車地点のすぐ手前、山菜採り厳禁のミラーの交差点に出た。
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13:15 今日の山行は無事終わった。さて時間はまだ早いし・・・・行こうか!松尾寺方面に少し車を走らす。
荒れ果てたスギナ畑をみかねて、草引きボランティアーをしよう、なんちゃって。
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山菜採り厳禁の看板はあるが、耕作を放棄したとしか思えない荒れ地でワラビ採らせていただく。あっという間にビニール袋いっぱいになる程の大収穫だ。
13:40 お土産をどっさり持ってスタート。空は快晴になった。
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舞鶴西ICで降り、すぐ近くの「たかお温泉・光の湯」で汗を流す。
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帰りの車内で、明日カタクリを見に行こう、という話になった。場所は?島根・鳥取県境の船通山とついでに道後山に決定。
そして5月3日~4日は長野・岐阜方面の南木曽岳と小秀山が控えている。西に東に・・・山三昧の連休だが、元気で山を歩ける事は幸せだ。 17:30自宅に帰る。
by hotaka443 | 2011-04-29 19:06