みちくさおじさん山を歩く

総社ふるさと自然のみち

鬼ノ城山~岩屋~犬墓山 岡山県総社市 2011・2・15(火) 天気・晴れたり曇ったり メンバー3人


b0185573_19375854.jpg


ちくさ高原へスキーに行く予定だったが都合で予定変更、倉敷が実家のTさん、隣町なのにまだ行ったことがない鬼城山に是非行きたいとおっしゃるので、行くことになった。ところが急用でIさんが行けなくなったので3人で出発。

7:30 I さん宅にTKさんの車を置かせてもらい出発。姫路・姫路西BPから山陽道に入る。前日の雪が残っており、白い山々がすごく近くに見える。姫路西IC近くのとんがり山がすごくきれいだ。
昨日の雪は西に行くほど多いようで、県境から岡山県に入ると白さが増してくる。岡山総社ICを降りて北に走り、鬼城山東門駐車場(奥坂休憩所)に停める予定が、うる覚えの上に積雪でわからず、9:00登山口近くの路肩に停める。
b0185573_20231251.jpg

9:20用意をして出発。このあたりは日あたりがいいので意外と雪が少ない。
b0185573_20301651.jpg

b0185573_1733591.jpg

階段部分もあるが段差が低いのでかえって歩きよい。除所に雪が増してきた。
b0185573_20342796.jpg

階段が終わると規模は小さいが、岩稜地帯に変わる。
b0185573_2036564.jpg

下を見ると一面銀世界だ。登山道も吹きだまりでは30センチほどもある。
b0185573_20382468.jpg

緩やかな頂上の広い範囲が城壁で囲まれており、東西南北にそれぞれ門があるが、東門近くにこの登山道は辿りつく。10:05 このあたりで平均20センチほどの積雪だ。
b0185573_20452716.jpg

この鬼ノ城はすり鉢状の山頂周囲を石垣・土塁による城壁で周囲2.8キロにわたって取り巻き、城壁の要所東西南北4か所に門がある。また城外への排水機能を持つ6か所の水門がある。

動乱が続く7世紀後半の朝鮮半島で、百済に援軍を送っていた日本は,唐・新羅の連合軍に大敗。この連合軍の日本侵略を恐れた朝廷は、九州から瀬戸内沿岸,畿内のいたるところに国土防衛のために作った城と考えられる。しかし歴史書に一切記載されていない謎の城であるらしい。
2006年に日本の城100選に選定された


案内図がある。
b0185573_20123765.jpg

第二展望台。二人の女性の姿が見える。雪上に2人の足跡が残っていたが、あの人達だろう。
それにしてもすごい石積みだ。鬼ノ城全体が修復工事中だが、この展望台は工事が終わっている。
b0185573_20182930.jpg

10:20 第二展望台に着いた。先客の女性2人に挨拶をする。すぐ近くの足守から来られたそうで、実家は千ケ峰の麓とおっしゃる。少し離れてはいるが、まあ御近所さんのようなものだ。昼から仕事だが、めったに積もることのない雪景色を見たくて登ってこられたそうだ。
「仕事まであまり時間がないのでこれで帰ります。素晴らしい雪景色を見せていただき感激しました」
b0185573_20332115.jpg

   鬼ノ城の説明看板。                          

b0185573_20401819.jpg
 
北門に向かう。雪はますます深くなる。展望台から先はトレースもなくふわふわして気持ちいい感触だ。
b0185573_20465552.jpg

b0185573_1755485.jpg

「まるで雪山に来たようね」そういえば3火曜日連続の雪山だ。
b0185573_20474958.jpg

b0185573_17561582.jpg

10:45 北門に着いた。
b0185573_2112948.jpg

雪が深くて下の状態がよくわからない。
b0185573_2115514.jpg

北門を通って城外に下る。北斜面になるので、一段と雪は深い。
b0185573_17565199.jpg

11:05林道に降りてきた。以前このあたりでガスを使って食事中、巡回の公園職員に「ここは火気厳禁です」と注意されたことを思い出した。
b0185573_17591765.jpg

道路反対側を少し行くと岩屋への入り口がある。
b0185573_2122286.jpg

しばらくは流れに沿った谷あいの道だ。水のせせらぎは、もうすぐ春ですよ、ささやくように流れている。

b0185573_1834957.jpg

やがて狭い盆地状の地形になり、小さな棚田が広がる。しかしほとんどが荒れ放題、作り手がいないのだろう。
b0185573_21273112.jpg
b0185573_21275176.jpg

11:25 急坂を登ると舗装道路に出た。先ほどの北門から下った所の道がぐるっと回ってここに着く。立派なトイレのある岩屋の駐車場だ。
b0185573_21311736.jpg

大きな案内図賀ある。「総社ふるさと自然のみち」は北の吉備路ともいわれ、備中国分寺あたりの吉備路と対比させて「北の吉備路」と呼ばれている。鬼ノ城から岩屋あたりの自然と歴史遺産を巡るコースだ。
b0185573_21314078.jpg

冬の山里,岩屋の集落。雪国と違い温暖な山陽の地。暗さは全く感じない。
b0185573_2133573.jpg
 
11:40 トイレ休憩後岩屋寺に向け出発。
b0185573_8463397.jpg
 
岩屋寺が見えてきた。
b0185573_8481073.jpg

11:50 岩屋寺に着く。ちょうどお昼になったので軒先をお借りし、食事にする。
b0185573_8502486.jpg
 
「うどんばかり食べてたらアカン、用意してくるから」のお言葉に甘え、素直に出されたものをいただく。
うどんが私のエネルギー源なんだけど・・・・
12:15 軒下をお借りしたお礼に手を合わせ、さあ出発だ。少し歩くとまた岩屋寺がある。地続きになっているようだ。先ほどの岩屋休憩所のポストに置いてあった岩屋案内図では毘沙門天になっている。
b0185573_95478.jpg

広い境内の横に巨大な「鬼の差上げ岩」がある。左の木に半分以上隠されているが、タテ15m・ヨコ5m・厚さ5mと、とてつもなく巨大だ。
b0185573_9133276.jpg

ここからは岩巡りと言っていいほど奇岩・巨岩が点在している。このあたりの地質は花崗岩質で自然の浸食や隆起により誕生したもので、昔の人は人間の力の及ぶ範囲からかけ離れていることを、鬼と呼んだそうな。

道端には至るところに石仏が佇んでいる。ほとんどが2体あるので夫婦仲良くということかな?
b0185573_9254646.jpg

この先、10か所以上名のついた奇岩巨岩が点在しているが、積雪で危険なため通過し、犬墓山に向かう。
雪は巨岩を隠してしまうので、また出直しだ。
b0185573_942483.jpg

13:20 三等三角点阿曾の犬墓山着。
b0185573_10175047.jpg

頂上は狭いが南東方面が切り開かれ眺めが素晴らしい。
b0185573_10224744.jpg

鬼ノ城の西門が聳えている。
b0185573_10195259.jpg

ここから下のビジターセンターに向け出発。13:45 下の道路に降りてきた。この道路は先ほどの岩屋集落で終わりだ。
b0185573_1031773.jpg

道路反対側には新しい鬼ノ城山ビジターセンターが建てられた。休憩所も兼ね、内部には鬼ノ城に関する資料が展示されている。
b0185573_1043185.jpg

14:00出発、少し登ると西門が見えてきた。南向きの山頂に建てられているので、遠方からもよく見える。
b0185573_10504641.jpg

工事中だが中に入ることはできる。あの文字?なんと呼ぶのだろう・・・
b0185573_10514949.jpg
 
b0185573_10555530.jpg
 
展望台でおじさん2人が夢中で雪遊びをしている。近寄ってみると、素晴らしい兎の雪だるまだ。1時間ほどかかった、とおっしゃる。なかなかの力作だ。
b0185573_10581114.jpg

力作に見とれ?帰りの道を間違えて引き返すが、15分ほどロスをする。西門から城壁の南側を東門に向かう。水門は第0から第5まであるが、下部が石垣で上部が土塁になっており、下に降りてみないと構造がわからない.
b0185573_13255715.jpg

この先PC不調、UPできない。




b0185573_20131369.jpg

南門跡。
b0185573_11201015.jpg
 
15:00スタート地点に帰ってきた。
b0185573_11212715.jpg

5時間たって戻ってくると、下の銀世界ははかなく消えている。登山道の雪も消滅していた。
b0185573_11302628.jpg

15:25 駐車地点に戻ってきた。15:30 出発、さあ温泉だ。15分ほど走ると、国民宿舎サンロード吉備路がある。ここは日帰り入浴OK ¥600の大きくきれいな宿舎だ。
b0185573_1122771.jpg
         
16:40 帰途に着く。岡山総社ICはすぐだ。

(参考データー)
7:40 姫路BP姫路南IC⇒姫路西BP⇒山陽道姫路西IC⇒岡山道 岡山総社IC⇒血吸川沿いを北上、奥坂休憩所の先に駐車9:00
出発9:20→東門10:05→第二展望台10:20~10:30→北門10:45→林道11:05→岩屋休憩所11:25~11:40→岩屋寺11:50~12:15→犬墓山13:20~13:30→ビジターセンター13:45~14:00→
東門15:00→駐車地点15:25
出発15:30⇒温泉15:45~16:40⇒往路引返し姫路南IC17:00                     
(走行距離約240キロ  歩行距離約9.5キロ  累積標高差 約680m )  
 

by hotaka443 | 2011-02-16 20:47 | Comments(0)