みちくさおじさん山を歩く

和気アルプス・ザイテングラードから北稜ルート

和気アルプス・神ノ上山(370.3m) 岡山県和気町  2011・1・19(水) 天気・晴れ  メンバー 単独



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今冬は雪が多い。今朝6時で大山が229㎝、近年にないドカ雪だ。大山のアメダスは豪円山875mにあるから、本峰はすごいだろうな。

中部以北はどこの山も雪、しかしまだ雪山モードになっていないので、行き先は山陽側の狭い範囲に限られてしまう。
そんな限られた範囲で行ける山、ということで和気アルプスに行こう、と記録を調べてみると、H15年以降がない。
記録モレかな?
どちらにしても”和”文字焼の山と、岩場の下降以外ほとんど記憶に残っていないので、ちょうどいい。
            
8時自宅出発。山陽姫路西から和気まで高速を走り、和気鵜飼谷温泉の駐車場に着いたのが8:50。
わずか50分だ。急ぐわけだもないので、次回からは下を走ろう。

友達からもらった02・6・20作成の和気アの登山地図に、ザイテングラードとあるのでこれを登り、神ノ上山から槍ケ峰経由で下山、このコースだと鵜飼谷温泉発着で都合がいいのだ。
今日のコースは地形図には載っていない。

9:05支度をしてスタート。まず新町外れの登山口まで1.2キロの苦手な県道歩きからだ。
集落の北の端の民家の前の植木に、「和気アルプス、ザイテングラード入口」の私設の案内板がある。
しかしそれに気付かず、その先の電柱の向こうに道があるのでここだろうと入ってみると、民家の庭で行き止まりだった。
最後の民家の前の植木の根元に置かれた古びた看板は、まわりの景色と同化してしまっており、注意していないと通り過ぎてしまう。
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9:15道標に従って右折、道は枯れた沢に沿って緩やかに登っていく。登山者が少ないのか、荒れた感じがする。20分も進むと二股になり、立木に古びた道標がかかっており、左ザイテンへ進む。
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少し登ってから沢に向かって下り、徒渉してから上の尾根までシダの中の急登に変わる。地形図では標高差200mはありそうだ。シダが終わると岩肌になりまたシダになる。後で知ったのだが、あの岩が衝立岩?
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10:00分岐に出た。右「衝立岩、結構ハード」とある。登山地図を見るが記入されていない。しかし興味があるので行ってみよう。
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登山者が少ないのか、シダが深い。岩場に出た。「落ちないように渡ってね」親切な看板がある。落ちたい人はいないだろう。要注意個所だ。
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大岩にぶつかった。その先の踏み跡がどうもわかりにくい。
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岩の張り出しでひとまず休憩だ。悠々と流れる吉井川を眺めながら、この先ますます険しくなりそうな岩峰を見上げ、今日は平日だし、訪れる人の少ないコースのようだ。単独行だから無理は禁物、残念だが引き返すことにする。
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引き返す途中から見上げる衝立岩?
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ザイテングラード、とは小々オーバーだが、岩稜の尾根はミニザイテングラードにふさわしい。
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岩稜地帯から再びシダ街道に入りやがて尾根に出る。左は剣ケ峰、右は最高峰の神ノ上山だ。
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10:35剣ケ峰に着く。地形図には山名も三角点もない330mのピークだ。位置からすると、この下に衝立岩がありそうだ。
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東方はこれから行く神ノ上山だ。
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南側は遮るものがなく、素晴らしい展望が広がっている。
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のんびりとコーヒー をいただき、10:55神ノ 上山に向かう 。高低差の少ない雑木林の道は、やがて迷いピークにさしかかる。変化のない雑木林、ここを右に入ると迷いやすいのだろう。もらった登山地図の破線だ。
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その先に道標がある。
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11:10 少しの登りで二等三角点日笠下のある神ノ上山に着いた。
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南東方面の背の高い枯れすすきが目障りだが、なんとか展望がきく。しかし他方面は灌木が邪魔をしており、期待していた360度の大展望はダメだった。
時間はまだお昼に早いので、5分ほどで誰もいない山頂をあとにする。
同じ道を引き返し、3分程歩いた所の道標のある分岐を左折、南に下る。時間はタップりあるので、今日のコースから外れるが、有名なチンネの頭と鷲ノ巣岩を見て帰ることにしよう。
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ところがここで大失敗の巻き。携帯メールに気を取られ、分岐があったような気はするが画面に神経を集中、通り過ぎてしまう。しばらくは快適な尾根歩きだがどんどん下っていく。
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おかしいな?やっと方向違いに気付き地形を見る。アリャリャ鷲ノ巣は谷をはさんだ東の尾根のようだ。さっきチラリとみたあの分岐を左折するんだ。
しかしまたこの坂を登って引き返すのは面倒なので,あきらめて前進する。さらに何か所か分岐があるが、古い道標は全く文字が読めない。私は今どこ?

時々木々のあいだから覗く風景と地形図を照らし合わせて現在地を確認。また分岐に着いた。
道標の文字は禿げてしまい消えている。ただプラスチックに貼り付けられた「薬草園」は比較的新しい。
はて薬草園ってどこだろう?
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地形図で現在地は274m標高点の奥ノ峰らしいので、右折薬草園の方向に進む道が予定の北稜ルートのようだ。
左折は竜王山、和気富士方面に至る。
和気アルプスは道標完備の山と思っていたが、私設の道標は古く文字が読めないのでコンパス、地形図は必携になる。
時刻は11:40 場所がないが登山者は来ないだろうと登山道に座り込み、食事にする。
といってもカレーうどんだけの本日も省エネ食だ。寒い時は暖かいうどんに限る。
コーヒーをいただき12:10下山にかかる。急な斜面を下ると、眼前に二つのピークが立ちはだかっている。手前が槍ケ峰のようだ。
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槍の登りにかかる。
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12:15 標高250mほどの槍の頂上は狭い。槍と名がつけば狭いものだが・・・後の山は剱峰で左は衝立て岩か?
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奥の峰を振り返る。
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ザレた岩場のある尾根をどんどん下る。ここが最後の岩場だ。
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やがて鵜飼谷温泉が見えてきた。
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登山口に降りてきた。
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12:50 鵜飼谷温泉駐車場に帰ってきた。
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ザイテングラードから北稜ルート、なかなか変化に富んだ楽しいお薦めルートだ。尚本日は登山者ゼロだった。 また後で知ったのだが、ザイテングラードコースにはカニのヨコバイ・タテバイがあるそうだ。大規模なものでないので、気が付かなかったが・・・・

(参考データー)

自宅8:00⇒山陽姫路西IC⇒和気IC⇒R374⇒県道414・鵜飼谷温泉P8:50着
スタート9:05→林道入口9:15→奥の峰分岐9:35→衝立岩分岐10:00~10:20→剣峰10:35~10:55→神ノ上山11:10~11:15→奥の峰11:40(食事)12:10槍ケ峰12:15~12:20→駐車場12:50
温泉13:00~14:00
温泉出発14:05⇒往路引き返し⇒15:00自宅着


(走行距離 約130キロ  歩行距離約 6キロ  累積標高差約 480m)

( 2012・2・21 2回目アリ)
by hotaka443 | 2011-01-19 21:40