みちくさおじさん山を歩く

初歩きは増位山から奥広嶺テクテク・20キロ

増位山~広嶺~氷室池~獨協大(姫路市) 2011・1・4(火) 天気・快晴 メンバー・単独


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元日、大阪へお墓参りに行っただけで、事情あって家に閉じこもったまま。山も昨年12月26日 鈴鹿に行ったきりだ。当然ストレスがたまる一方で健康上よろしくない。
そろそろ近場でいいから動くか!と言うことで裏山の広嶺をテクテク歩くことにした。

昨年3月 広嶺神社まで車で登り、奥広嶺を回遊してきたが、今回はもっと距離を延ばすべく、自宅からオール歩きで、増位山から登ることにした。

7:10 自宅をスタート。バス道をテクテク2.4キロ歩き、地形図のお墓の横の破線の登山口に着いた。
登山口といっても標識があるわけでもなく、巡視路の赤い標識が立っているのみ。但し道は良く手入れされている。車で前を通るたび、一度登らねば・・・と思っていたコースだ。
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               7:40 巡視路はすぐに左に曲がり、薄暗い竹藪に突入する。
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あれ、おかしいな?たしか地形図の破線は北東方面の急斜面を登っているが、北西に向かっているのだ。しかも等高線に沿っており、チラチラ左下に人家も見える。すぐに鉄塔で道は行き止まりになった。

地形図を取りだしてみると、3本走っている高圧線の一番下で、完全に方向違いだ。
ありゃりゃ、スタートから道迷い、なんちゅうこっちゃ!
バックするのも面倒なので適当に斜面をよじ登るが、灌木が密生しており、右に左に思うように進まない。
8:00 ようやく樹木が切れ、尾根の鉄塔に着いた。地形図の道が気になるので、近いうちに確認しなくては・・・
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南方には素晴らしい展望が広がっている。平成の大修理で天守閣がスッポリ覆われた姫路城は、ひときは大きい。
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西には広嶺山中腹のセトレ・ハイランドビラと複数の高圧線が走っている。
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出発早々の予想外の展開で、少し動揺しているようだ。気持ちを落ち着かすためコーヒータイムにする。双眼鏡で我が家を探すと、らしきものが見える。
8:15 出発だ。大岩を巻くと、左から地形図にない東尾根コースの登山道が、さらに少し進むと右から砥堀からの道が上がってくる。
8:34 三等三角点増位山(259m)についた。                    
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東側の展望が開け、播磨アルプスから高御位、北の方には笠形山が見える。見た範囲では雪はないようだ。
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10分ほど休憩してスタート、5分ほどでソーメン滝と随願寺の分岐着。正面の道を歩いてきた。
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随願寺への道を進むと、榊原正邦と夫人の立派な墓がある。
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その先に増位山の梅林がある。これが梅林?名前負けするほどのちっちゃなものだ。
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9:00随願寺に着いた。本堂と右鐘桜。
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本堂の西には榊原忠次の墓所唐門がある。
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さらにその西には開山堂が建っている。
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随願寺を後に坂を登り、下ると広い駐車場に出るが、道路を横切り斜面を登ると増位山西尾根縦走路に飛び出す。
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尾根を北に取ると十字路に着く。地形図はT字路だが、真っ直ぐに梅田新道が弥高山に続いている。傍の立木には一本松の道標がある。ここから西へ広嶺神社に向かう。
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9:38 広嶺神社着。どこかの学生がトレーニングで集合、賑やかだ。夜や早朝などヘッドライトが次々山を登って行くのが家からも見えるが、三ケ日は賑わった事だろう。しかし今は一般参拝者はパラパラで、学生が占拠している。
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9:42 うるさい学生の声に落ち着かないので、早々に出発。静かになった道を北上、、左、氷室池に行く近畿自然道と別れ、直進。とっくに中止に決まっているのに、まだ白い空港予定地方面の看板が健在だ。
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このあたりはとっても雰囲気のいい道だ
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この立看板も過去のものなのに、今だに撤去されていない。
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10:14 四等三角点弥高山(339.7m)に着く。三角点は少し離れた所にある。なぜか落ち着かない山頂だ。
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空港反対の人たちがこのあたりを活動拠点にしていたので、当時の生活用品の残骸が草むらに捨てられている。昨年に比べるとだいぶ減ったが、自然破壊もいいところ、残念なことだ。
播磨空港とは、1990年代だったか、国の第6次?空港整備計画に盛り込まれたが、利用者が見込まれない、住民の反対が強い等で見送られ、2008年事実上計画中止になったものである。
2回目のコーヒータイムを取り10:40出発する。
小さなアップダウウンが続く。樹間から谷の向こうの連続したピークが覗くが、あれを一つ一つ越さねばならない。
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11:12 320mのピークに着く。真っ直ぐに下る道と、左氷室池方面の分岐だ。昨年は直進したが、今回は左折して尾根道を行く。いくつものピークを越え11:45この山系で一番高い三等三角点狼谷(371.8m)に着いた。通称アドケ岳だが某スポーツ点が名付親か?山頂は狭い。
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ここでお昼にする。本日は肉うどんだけの、また省エネ食事だ。一日中歩いてこれではエネルギー不足だろうな。増位山より少し距離が近くなった笠形山。
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寒い日が続いているが、今日は風もなくしのぎやすい。単独にしてはのんびりと50分も過ごす。
12:35 さあ氷室池に向かって出発だ。ここからもいくつかのピーク越えが待っている。そして激下りだ。
トラロープが何か所も設置されている。
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13:08 160mのコルで激下りは終わる。ここは十字路になっており、左は氷室池への最短コースで右はヤマサ蒲鉾に下る。直進は氷室池への尾根コースだ。昨年は左の道を降りたので、今回は尾根コースを歩く事にし、直進の坂を登る。
13:21 二つ目のP190は見晴らしがいいので、大休止のコーヒータイムとする。
左の一番高いピークが点名狼谷。
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明神山と小明神の特徴あるライン。
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13:35 さて氷室池に降りようか、確かここから下る道があるはずだが・・・とあたりをキョロキョロ。もう4~5年前に一度歩いているが記憶はあいまい。テープは西の尾根に向かって続いているが、下の方向には見当たらない。??
もう少し先だったかな?とりあえずテープの方向に進む事にした。踏み跡は心細くなるが、テープは続く。
しかしどうも様子がおかしい。余り進むと予定コースに戻れなくなるので、13:42いさぎよくUターンすることにする。
13:55 160mのコルにもどってきた。ここから谷に沿って下れば氷室池に出る。
谷沿いの道はやがて開けた植林地帯に出る。特徴のない広い植林の中は迷いやすい。地形図でもほとんど平地に等しく、要注意個所だ。
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テープを頼りに進むと、右から道が下ってきた。尾根コースだ。次の機会に登ってどのあたりに出るのか確かめてみよう。
やがて山富の方から上がってくる林道が見えてきて、氷室池の堰堤下の流れにかかる橋に14:20到着。
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橋を渡り階段を上がって林道に出た。ここで広嶺頂上以来初めて人に出会う。御夫婦連れだ。
奥さんはしんどくて歩けない、と座りこんでおられるが、「この時期、日暮は早いので・・・」御主人は困り果てた様子だ。氷室池の堰堤、堰堤内に水はなく雑草や灌木が茂っている。
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ここからは近畿自然歩道になる。10分余り歩くと、独協大との分岐に着くので、マジック書きの道に入る。
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ゆっくりした登りは10分ほどで180mあたりの峠に着く。ここからはゆったりとした下り道で、10分後の14:52林道に飛び出した。
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少し下ると左の高台に独協大のグランドがある。
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騒々しい山陽道の下をくぐると、センターラインの入った道になる。両側の独協大の立派なキャンパスを眺めながらテクテク歩くと、少し先の独協大バス停にバスが停まっている。

すぐ近くまで行くとバスは発車しかけたが、私を乗客と思われたらしく、すぐに止まってドアを開けて下さった。
家まで歩くつもりだったが、親切な運転手さんに「ありがとう」と礼を言って乗り込む。

時計を見ると15:05だ。5分ほどで最寄の停留所に着く。このバスだと自宅まで800mを歩かねばならず、オール歩きは途絶えたが、約20キロ、休憩含む約8時間、充実した2011年の初歩きだった。但し??個所が2か所あったのは反省材料だ。
 
自宅から眺める、道迷いの末に辿りついた鉄塔の建つ尾根。ちょうど左端、画像が切れたあたりが増位山。
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(参考データー)
自宅7:10→登山口7:40→160m鉄塔の尾根8:00~8:15→増位山8:34~8:40→随願寺9:00→広嶺神社9:38~9:42→氷室池分岐9:53→弥高山10:14~10:40→三角点名狼谷11:45~12:35→最低コル十字路12:53→P190展望ポイント13:08~13:35→P224手前でUターン13:42→最低コル十字路13:55→氷室池堰堤14:20→独協大分岐14:32→林道14:52→独協大バス停15:05=バス=平野南口バス停15:10→自宅15:20
(歩行距離 約20キロ 累積標高差 約950m)

by hotaka443 | 2011-01-04 22:32 | Comments(0)