みちくさおじさん山を歩く

No92真っ白な白山が見えた!若狭雲谷山

雲谷山(786.6m) 福井県美浜町・若狭町 2010・11・19(金) 天気・快晴 メンバー単独

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3時に目が覚めた。このところ日曜は山通いで家の用事がたまっている。今日は休日、あれこれ段取りを考えていると目が覚めてしまった。
そのうちに「用事はまたにして山に行くか」と、また山の誘惑に負ける。
心準備をしていないので近くの簡単に行ける山で、未登の山・・・雲谷山にしよう。日本海側のしぐれもおさまり、天気は回復傾向のはずだ。

雲谷山はR27の三方町あたりを走っていると、山側に(三方石観世音)の大きな看板があり、道路標識もある。登山口はここの駐車場からになる。
つい先日、岩籠山に行った帰りも前を通り、近いうちに登らねばならない山のリストに入れていた山だ。

今日は単独で急がないので高速代を使わない、ケチケチ作戦で行こう。帰りに時間の余裕があれば三十三間山にも登るか、に決定する。

5:50自宅出発。高速は走らずR372を快調に東へ。ところが加西市に入った途端に濃いキリの世界。
よく冷え込んだからだ。丹南篠山ICまでR372を走るつもりだったが、キリに負けて滝野社ICから中国道に乗る。吉川JCTまでの350円は考えてみれば安いものだ。
このキリは舞鶴若狭道、大飯高浜あたりからは快晴の空に変わる。

8:50三方石観世音の駐車に着いた。場所が分からずうろうろしていると、落ち葉掃除をされていた住職さんが案内して下さったのだ。国道からわずかな距離だがまるで別世界。静寂につつまれ、素晴らしい紅葉だ。
住職さんの話では、紅葉の名所でもあるらしい。写真をとりたかったが先に山に登っておこう。
「最近親子連れの熊が里に降りてきたので、十分注意してくださいね」

9:00 本堂横の駐車場裏から登山道は始まる。山名は書かれていないが左、第1・2・3展望台に向かう。車で第2展望台まで登れるが、歩かなくっちゃ。
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最初は急斜面をジグザグ道がつけられており、遊歩道なので道幅は広い。樹林帯の中で見どころがないので折り返しを22まで数えたら直線の道になった。
15分ほどで第1展望台に着いた。三方五湖が広がっている。素晴らしい眺めだ。これは一番手前の三方湖。
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第2展望台に向かう。周りは赤松が多い。
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9:35第2展望台着。標高200mあたりになり、100mほど第1より高い。三方湖の向こうの水月湖と日本海が見える。
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途中から見る三方湖と遠方右は久須夜ケ岳。その左の三角形が青葉山。
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右からの車道が上がってくる。ここが駐車場で第3展望台は左の舗装された道を上がる。
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9:55第3展望台に着いた。標高380mあたりでここまで登ると三方五湖がすべて視界に入る。パノラマ写真だが右上の日向湖が小さすぎて分かりづらい。バックは日本海だ。
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傍に立派な休憩小屋が建てられている。
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10:00先を急ごう。遊歩道は第3展望台まで、ここからは登山道に入る。といっても相変わらず道巾は広い。
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アップダウンの尾根上の広い道はやがて終わり、本格的な山道になる。
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展望のない雑木林の道は、相変わらずアップダウンの繰り返しだ。松や桧などが多く、落葉樹が少ないので紅葉はあまり見られない。
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尾根から離れ窪地に降りるとブナ林が広がっていた。
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頂上直下の登りにさしかかる。木々は葉を落としもう冬の装いだ。
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11:20やっと頂上に到着する。
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そして真っ白に輝く山が目に飛び込んできた。ウン?一瞬あの山はなんだ?
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白山だ!まさかここから白山が見えるなんて思いもよらなかっただけに、驚きと、感激だ。
直線距離で100キロ、途中遮る高い山がないし空気が澄んでいるからタイミングがよかったのだ。

白山と右の別山を眺めながらお昼にする。うどんと手製のおのぎりだ。気温13度、弱風が少し冷たいくらいの快晴だ。北東方面は開けているがそれ以外は樹木が邪魔をしている。

12時になった。予定では南に尾根続きで789mの最高峰があり、15分ほどなので頂上を踏んでおこう、とスタートする。
こちらはあまり人が入らないらしく、踏み跡は薄い。しばらく進むと地面にはうような道標がある。
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新庄は反対側の東にある集落からの道だ。ここからはさらに踏み跡が分かりずらくなるが、尾根を外さないように進めばいいのだ。
と、その時前方でガサガサと音がした。クマ?ウーというかすかな鳴声を聞いたような気もする・・・・瞬間背筋が寒くなる。何者か 正体不明だが、回れ右、前へ進め!

12:10雲谷山に帰ってきた。最高峰はあきらめ下山しよう。
登る時は全く気がつかなかった白山が、樹間からずっと同行してくれている。
樹木の間からもう1枚取っておこう。
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しばらくたってからザックの後ろでうるさく鳴っていた鈴の音がしないことに気がついた。
どこかに落としてきたのだ。鈴一つにもいろいろの思い出があるだけに、残念だ。
13:20 第3展望台に帰ってきた。快晴で暖かい。三方五湖を見下ろしながらコーヒータイムにしよう。
西方面をアップで。後方中央の三角形の山が青葉山。
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第2展望台通過。すこし下ったところから雲谷山を。
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本堂裏の紅葉。
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14:00駐車場に無事下山する。三方石観世音の本堂。
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宿泊施設だろうか?
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石仏によだれかけ。
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横を流れている観音川にかかる橋。紅葉が見頃で、平日にかかわらずカメラマンの姿が見られた。

この三方観世音の杉木立に囲まれて建っている本堂に安置されているのが、本尊の片手観音像で、昔この地に巡ってこられた弘法大使が、一夜にして花崗岩に刻んだと伝えられており、右手だけを刻み残したとも言われている。
昔から手足の不自由な人々の信仰が厚く、お手足堂には全快のお礼にと木製の手足、松葉杖、ギブスが山のように積まれているそうだ。
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14:20この時間からでは三十三間山は無理だから、温泉でゆっくりしてから帰ろう。
三方温泉・きららの湯 はすぐ近くにある。
14:25平日の温泉は空いている。それでも車は他府県ナンバーが多い。この温泉は夏から数えてすでに4回目だ。
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ゆっくり湯につかり15:10帰路に着く。三十三間山は写真だけ。
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往路を引き返し、滝野・社からR372に入るがこれが失敗だった。ラッシュにかかり車がいっぱい。ついに姫路までノロノロ運転だった。6:25自宅着。

(参考データー)

自宅5:50⇒R372・R175⇒6:35滝野・社IC から中国道・舞鶴若狭道小浜西 IC8:05⇒R27⇒若狭町・三方石観音道標を右折⇒駐車場8:50

出発9:00→第1展望台9:15~9:25→第2展望台9:35~9:40→第3展望台9:55~10:00→雲谷山11:20~12:00→最高峰に向かい5分ほど歩いてUターン、雲谷山12:10再出発→第3展望台13:20~13:30→駐車場14:00

出発14:20⇒きららの湯14:25~15:10⇒小浜西IC15:55⇒滝野・社IC17:25⇒R175・R372⇒自宅18:25着

(走行距離 約400キロ 歩行距離 約11キロ 累積標高差 約830m)
              
by hotaka443 | 2010-11-19 22:20