みちくさおじさん山を歩く

二つの天然記念物・みずめ桜と樽見の大桜 ・そしてヤマヒルお目覚め

御祓山[みはらいやま] (773.1m) 兵庫県養父市 2010・4・13 (火) 天気晴れたり曇ったり・下山後雨 メンバー4人

みずめ桜
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樽見の大桜
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みずめ桜は裏年があると聞く。過去に何回か、昨年も4月10日に登ったがお目にかかれず。
どうも相性が良くないようだが、Nさんから「行かない?」とお声がかかり、ネットで調べてみると、4日に何人か登られており、まだ蕾だった、と書かれている。

蕾があるという事は今年は花を付ける年で、日にち的にもちょうど見頃のような気がする。
ただ昨日は姫路でも100ミリを越す雨が降っており、大屋町のアメダスでも同様で、ちょっと気がかりだが・・・

ところでまだ腕の状態がよくないので、Mさんに車を出していただき、7時に出発する。


                   みずめ桜と御祓山の巻き

R29を安積橋手前で別れて右折、県道6に入る。途端に揖保川に沿った道は、昨年8月の佐用町・宍粟市の集中豪雨により護岸が削り取られ、至る所で一方通行で工事がおこなわれているが、状況から判断すると、全面復旧はまだ先になりそうだ。

富士野峠のトンネルを抜け、明延の町に入ると、道沿いは桜が満開だ。
少し走り、みずめ桜の看板を右折、100mはど走ると駐車場に着く。9:00 広い駐車場は車はなく先客はゼロだ。
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御祓山はみずめ桜のほかに、ミツバツツジの群生地として特に有名だ。
登山口入口にある案内板。
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準備をして9:20スタート。沢沿いの道を進むと南コースとの分岐に着くが、南コースは登山道の崩壊があったらしく通行止めになっている。10分余りで東屋に着く。
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東屋からはいよいよミツバツツジの咲き乱れる花街道の登りになる。
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途中から見える、雲に頂上を隠された氷ノ山。中央の白い線は天滝。雨上がりなのでよく見えるが、水流が少ない時は確認出来るのだろうか?
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地形図のP512にある見晴らし台分岐。30分余りのつつじ回廊は、ほぼここで終わる。
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緩い坂を下り、植林の中の登りにかかると、行く手に白いものが見えてきた。、待望のみずめ桜だ。急にピッチが早くなる。急斜面にただ一本、樹高15mが天高く聳えている。
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10:30 過去何度も振られっぱなしだっただけに、ようやく満開にお目にかかれ、感激だ。
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これは昨年4月10日の写真。UPで花を探したが見当たらない。昨年は裏年だった?それとも蕾が付いているのかな?
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みずめ桜の枝ごしに氷ノ山と天滝を見る。青空だったら氷ノ山もクッキリ見えるのだが・・・・
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みずめ桜の解説案内板。
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ゆっくりとみずめ桜を堪能し、ラストの御祓山に向かう。すぐに南コース分岐に着くが、少し先に通行止めの標識がある。南ルートからは、谷を挟んだ北ルートのつつじ回廊の素晴らしい景色が見られるのだが、残念だ。
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いきなりロープの張られた急登になる。地面を這う黒いパイプは、以前山腹にあったTVの共同アンテナのケーブル用パイプだ。
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気持ちのいい道も頂上直下は激登になる。見晴らし台あたりまでのつつじも、全く見られない。極端な植生の違いだ。
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11:05 御祓山頂上に着いた。773.1m 三等三角点糸原があるが、まわりは樹木に遮られほとんど展望はきかない。
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少し早いがおにぎりとラーメンの食事にする。お腹がふくれると景色は見えないし、空も暗くなってきたので11:35 下山にかかる。

今にも降りそうな空の下、みずめ桜まで帰ってきた。もう1枚写真を撮っておこう。ところでみずめ桜のすぐ下で、Nさんが見てはならないものを発見!ヤマヒルだ。よ~く見ると、すぐ傍にもう一匹いる。と言う事は探せばうようよいるかもわからない。

見晴らし台からみずめ桜あたりまでは日あたりの悪い植林帯になるので、ヤマヒルの居住地になっているのだろう。しかし冬眠から覚めたばかりか、動作はいたって鈍い。すぐそばにエサがいるというのに・・・

但馬もヒルは多いが、今まで御祓山での噂は聞かなかった。しかし南に尾根続きの須留ケ峰あたりにはいるのだから、ここにいても不思議ではない。写真を撮ろうとしたが、美しい桜とは似合わないのでヤメた。
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途中で左大杉山・右須留ケ峰(1053m)を見る。
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登りとはまた違った景色が広がる下り道。つつじ観賞には下りの方がいい。
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山桜も今が満開だ。
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12:45 幸い雨に会わずに駐車場に戻ってきた。桜ついでに時間はまだ早いので、樽見の大桜を見に行こう、という話になった。4人のうち2人はまだ見ていないので。

                  樽見の大桜の巻き

12:55 駐車場を出て県道6を北に走り、大屋の町で県道48に乗る。途中から県道と分かれグングン山を登り、約6キロ、15分程で樽見の大桜駐車場に着いた。地形図ではまだ駐車場までの道はなく、途中でストップしている。13:10 駐車場着。

みずめ桜は山道を1時間程歩くので、あまり人が入らないが、こちらは車が入るので平日にかかわらず、大勢の人だ。
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石のごろごろした雨上がりの歩きにくい道を15分ばかり登ると、大桜が見えてくる。
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すでに満開を過ぎ若葉をかなり見かける様になった。どっしりと台地に腰を落とし、堂々とした大木である。ただ支えが多く、痛々しい感じがしないでもない。人間と同じで、歳を重ねると自立するのは困難になり 杖がいるのだ。
県最大のエドヒガン桜で幹周り5.15m 高さ13.8m、樹齢1000年と言われる。みずめ桜が600年だから、かなりのお年寄りだ。
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みつまたの木も結構目につく。
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40分ばかり費やし13:50帰路に着く。途中道沿いの(まほろばの湯)に立ち寄ったが、あいにく火曜日が定休日だ。じゃいっそのこと林田町の(ゆたりん)にしようと姫路に向かう。
1時間ほどのんびりし17時過ぎ、姫路に帰ってきた。二つの大桜とみつばつつじ、はな花で大満足の一日だった。
               
by hotaka443 | 2010-04-14 06:58