みちくさおじさん山を歩く

紅葉と岩稜歩きを満喫!八巻山から東赤石山へ

石室越(1650m)~八巻山(1698m)~東赤石山(1706m) 2009・10・31
新居浜市・四国中央市 天気 快晴 メンバー6名 

姫路を5時に出発。姫路西ICより山陽道に入り、瀬戸中央道から松山道へ。豊浜SAで軽く朝食をとり、三島川之江IC下車。R11・R319・県道6で筏津バス停に着く。道路の膨らみに駐車、ちょうど8時だ。休日は車の行列が出来るが今日は金曜で他に車はなし。ようこそ筏津山荘の大きな立て看板の向こう側左に入った所に登山口がある。
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8:20準備を済ませスタート。植林の中の退屈な道も、やがて左下から瀬場谷の流れの音が聞こえてくるようになると自然林も混ざるようになり、あでやかな色合いがまわりを染めるようになる。
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流れの音が一段と騒々しくなり、木立の合間から八間滝がチラリとのぞく。深緑の頃はなかなかお目にかかれないが、枯れ葉の舞う季節になると、姿を見せてくれる。3段で落差60m、堂々とした滝だ。
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50分ほどで瀬場谷分岐に着く。左は赤石山荘へ、右は東赤石山に直接登るコース。登りは先に赤石山荘に立ち寄り、下山は東赤石山から直接下る右のコースをとる。
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50分ほど登ると第1徒渉点の木橋を渡る。澄んだきれいな水の流れだ。渕に浮かべた色とりどりの枯れ葉が美しい。
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さらに30分ほど歩くと第2徒渉点の流れを渡る。
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森林限界を越え、赤石小屋が近づくと、青空にそびえる八巻山の岩峰が視界に飛び込んでくる。視野の端から端まで屏風のように立ちはだかる荒々しい岩稜の尾根に心が弾む。橄欖岩が風化した赤っぽい岩肌にヒメコマツ(五葉松)、そしてその白い立ち枯れの木がアクセントを添えている。
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11:25すでに閉鎖された赤石山荘に着く。平日で人影もなく静寂の世界だ。ここでお昼のランチとする。
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12:10お腹を満たし、ひとまず東赤石山とは正反対の西に向かって出発し、15分ほどで石室越に着く。樹木の間から西方面をのぞき見ると、前赤石の断崖絶壁から物住頭、西赤石山が望まれる。ここから再び東に向かって標識の難路、八巻山・東赤石山に向かう。(この写真は前回訪れた時のもの)
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100mほど樹林帯の中を進むと、岩場に飛び出す。素晴らしい展望に歓声が上がる。これから進む東赤石方面の岩峰群に胸がワクワクしてくる。
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足元に注意しながら岩稜歩きのスタートだ。中央の岩峰が地形図のP1682で、右端が八巻山1698mだ。
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左端こP1682を登る仲間の姿が。この山はルートを示す〇や→がほとんどなく、ルートハンテイグの楽しさがある。
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たまには振りかえって足跡を確認するのもよし・・・
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八巻山が近付いてくる。
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いよいよ八巻山への登りだ。
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八巻山頂上に着く。八巻大権現の金属製の真新しい祠。後ろに避雷針が建てられている。
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山頂からの展望は雄大だ。右の小ピークの後ろが東赤石山で、左の二ツ岳の岩峰が美しい。
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ここから道は一旦東赤石山とのコルまで下ると、赤石越に着く。帰路は正面の道を下山する。ここにザックを置いて身軽になって山頂を目指す。
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10分足らずでピークに着く。ここに東赤石山の看板があるが、茂みをかき分けて数分の所に山頂はある。紛らわしい標示だ。ここを山頂と勘違いする人もいるのでは・・・・
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樹木の中を東に数分進むと、三等三角点のある東赤石山(点名赤石)1706m頂上に着く。
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遮るもののない大展望だ。手前P1650の後に権現山1593m、その向こうには岩峰の二ツ岳1647.3mが
どっしりと構え、一番後ろは赤星山1453mだ。それぞれの山は同じ傾斜で瀬戸内海に向かって落ちていく。薄いモヤがかかり、その瀬戸内海は確認しにくい。石室越から続いた岩稜地帯もここで終わる。
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この赤石山系は岩肌に地衣類のミヤマハナゴケが多くみられる。ルートを示す〇印と間違えやすい。乾燥した岩を好むその生態は・・・・?
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展望を惜しみつつ下山開始。赤石越に戻り、100mほどの急斜面を一気に下ると、西赤石山から岩稜の尾根を迂回して二ツ岳に向かう縦走路に出る。右二ツ岳・筏津方面に進む。
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すぐに右折・筏津方面の小さな標識に従い長い下山道に入る。しばらく岩のゴロゴロした歩きにくい道が続く。長距離を歩いた足にはこたえる道だ。
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足元ばかりに注意がゆくが、所どころには見事な紅葉の世界が広がっている。薄暗くなり始めた夕暮れの紅葉は朝方とは違い、なぜか寂しい感傷的な雰囲気にさせるのは、私だけか・・・・
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スタートして8時間たった16:15、やっと瀬場谷分岐にたどり着く。
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植林帯の中はすでに薄暗く、夕闇が迫ってくる。17時ジャストに登山口に降りてきた。
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今日は誰ひとり会うこともなく、快晴で温かい空のもと、素晴らしい大自然を独占、楽しく思い出深い山行だった。東赤石フアンとして今回が5度目だが、花の百名山として高山植物が多い夏場に一度訪れたいものだ。
帰路、よく行く三島川之江IC近くの湯の華温泉に立ち寄るが、照明もなく真っ暗。どうしたのだろう?仕方なく山の汗を抱いたまま20:40姫路に帰ってきた。東方面の山に行くと慢性渋滞の名神に必ず泣かされるので、スイスイ走る西方面は時間計算ができるのでありがたい。
                    
所要データー
姫路5:00⇒山陽姫路西IC・瀬戸中央道・松山自動車道三島川之江IC⇒R11・R319・県道6 筏津登山口8:00着
登山口スタート8:20→瀬場谷分岐9:10~9:20→第一徒渉点10:10~10:20第二徒渉点1050→赤石山荘11:25~12:10→石室越12:25→八巻山13:30~13:45→赤石越13:55~14:00→東赤石山14:15~14:25→赤石越14:30~14:35→巻き道縦走路14:45→瀬場谷分岐16:15→登山口17:00
登山口出発17:20⇒三島川之江IC18:00⇒姫路着20:40

(走行距離 約490キロ 歩行距離 約11キロ 標高差約1040m)

by hotaka443 | 2009-10-31 21:11